刺青(入れ墨・TATTOO)に関連する記事・他
刺青(入れ墨・TATTOO)に関連する記事(ニュース)や法令・条例・他、などを各新聞各社・その他より抜粋しました。
芸能人,有名人のタトゥー(刺青)
http://matome.naver.jp/odai/2125074727162364480?guid=on&page=1(クリック)
あの有名海外セレブのタトゥー画像《刺青》
http://matome.naver.jp/odai/2130924454784187801(クリック)
タトゥーに関する画像をまとめたものが集まっています。
http://matome.naver.jp/topic/1LwHg?guid=on(クリック)
【最初に】
日本が誇る大切な伝統文化である『日本伝統刺青』は、江戸時代からの伝統や文化的背景から発生した体の装飾として受け継がれ、日本文化に於いて、歴史や伝統技芸の継承なども含め、国際的な評価も高く、多くの賞賛と尊敬を受けています。
正規の刺青(入れ墨)師は、日本国憲法を遵守し、様々な自主規制(最低基準)を設け、青少年(18歳未満)への「刺青の強要(強要罪)」「刺青の勧誘」「刺青の補助(紹介・あっせん)」などの「行為」の禁止は当然の事ながら、身分証明書の確認及びコピー・同意書に記入してもらい、厳重にチェックしています。衛生管理(オートクレーブ・超音波洗浄器・滅菌庫等の使用)・感染対策として使用済の針等は、行政機関から委託されている特別管理産業廃棄物業者の感染性一般廃棄物(バイオハザード)の容器に破棄し、業者の方に委託して処分するなどの対策を行い、県知事に対して産廃管理状況報告書などを提出しています。
又、動物由来感染症(直接人にうつる直接伝播と、感染源動物と人間との間に何らかの媒介物が存在する間接伝播の二つある)等の感染がある為、スタジオで動物を飼っていない事。などの感染対策を重視してやっています。
彫り師・刺青師として、確定申告をやり、一職業として何十年も受理されているのが現状です。更に商標登録・法人化により、銀行・信販会社・国民生活金融公庫等も融資をしていました。又、10年以上も前ですが、保健所などによる衛生指導等を望み、お願いして参りましたが、異例の内容との事で受理して頂けないのが現実問題です。インターネットの普及により、簡単に道具などが手に入り、安易に始められる事から、技術や知識もなく、医療機器を持たない、利益ばかり追求する似非・モグリ・素人刺青師の類が横行して、使用済み針の使い回しで、肝炎やエイズへの感染、法令や条例も分からずに未成年者に刺青を施術するトラブルが多発しているのが現実問題です。
2013/05/09
動画 市バス運転手、入れ墨調査拒否で配置転換は違法と提訴 TBS
http://news.tbs.co.jp/20130509/newseye/tbs_newseye5327683.html(クリック)
TBSテレビ:午後4時53分~午後7時 【Nスタ】より
大阪市の入れ墨調査を拒否して処分された市バス運転手の男性が、処分の取り消しを求めて提訴した後に運転業務から外されていたことがわかりました。男性は、これを違法な配置転換だとして、9日、さらに提訴しました。大阪地裁に提訴したのは、大阪市バスの運転手をしていた55歳の男性職員です。去年、市が全職員を対象に実施した入れ墨調査に対し、男性は入れ墨がないことを上司に確認させた上で、プライバシーの侵害だとして回答を拒否し、戒告処分を受けました。男性が処分の取り消しを求めて去年10月、提訴したところ、交通局の藤本昌信局長から、提訴を取り下げるか、配置転換に応じるよう求められたということです。
【去年10月のやりとり音声】
「水に流して、明日からしっかりドライバーしいや。もう提訴も取り下げて」(藤本局長)
「それはできないですね」(男性職員)
藤本局長は、京福電鉄の副社長から去年、交通局長に起用された人物。男性は訴えを取り下げる考えがないことをはっきりと伝えました。
【去年10月のやりとり音声】
「社長(局長)を訴えるということはどういうことか、腹をくくっているんだろう」(藤本局長)
「あります」(男性職員)
「部下をそしる上司、公営でも民営でもだめや。上司を訴える部下、民営でも公営でもだめや」(藤本局長)
「分かっています」(男性職員)
このやりとりの後、男性は希望しない別の部署に異動させられました。藤本局長は配置転換の理由について・・・
「心の動揺があると考えられる人が仮に事故を起こすと、それは市民の皆さんも黙ってはいない。『なぜ彼にバスの運転を続けさせたんだ』となるだろうという僕の判断ですね」(大阪市 藤本昌信交通局長)
「訴えの自由は認めなくてはいけない。訴えた職員をどう人事上、配置転換するのかは、人事権の裁量の範囲内だと思いますけどね」(大阪市 橋下徹市長)
男性は現在の仕事について、パソコン入力やコピー作業のほかは自分の席でじっとしているだけで、報復措置であることは明らかとしていて、配置転換の取り消しを求めています。
(09日18:07)
2013/05/09
YouTube 大阪市入れ墨アンケート 拒否の男性、配置転換取り消し求め提訴(13/05/09)
http://www.youtube.com/watch?v=o077t5rel6w(クリック)
大阪市の市営バス運転手の男性(55)が、市が実施した入れ墨アンケートを拒否したため、戒告処分となり、2012年10月、処分の取り消しを求め、提訴した。
2013/05/09
「提訴取り下げて」大阪市交通局長が市バス KTV
動画 http://www.ktv.jp/news/index.html(クリック)
入れ墨調査の拒否による処分を不服として、大阪市を提訴した市営バスの男性運転手に対し、交通局長が、訴訟を取り下げるよう要求していたことがわかりました。
【大阪市交通局・藤本昌信局長】 「人間としての常識。上司を訴える部下民営でも公営でもだめ」 これは、大阪市交通局の55歳の男性職員が、藤本昌信局長とのやり取りを録音した音声です。
男性職員は、大阪市が実施した入れ墨アンケートを拒否した結果、戒告処分となり、去年10月、処分の取り消しを求めて提訴しました。 その2日後、藤本局長が男性を呼び出し、提訴を取り下げるか配置転換に応じるか選ぶよう求めました。
≪男性が録音した藤本局長とのやり取り≫
【藤本局長】 「全部水に流して、明日からしっかりドライバーしいや。だから提訴も取り下げて」
【男性】 「それはできないです」
【藤本局長】
「そやけど、社長を訴えるということはどういうことか、腹くくりあるやろ」
【男性】 「あります」 男性が取り下げる意思がないと伝えると、市営バスの運転業務から違う部署に異動になりました。 男性は9日、「このままだと運転技術が低下し、仮に交通局が民営化された場合、不利益になる」として、藤本局長を相手取り、配置転換の取り消しなどを求める裁判を起こしました。
【小谷成美弁護士】
「民間の会社でも提訴した社員を呼び出して『取り下げろ』というのは許されない。公共団体の長である局長が呼び出して、直接本人に『取り下げたらどうか、腹くくりあるんか』と聞くのはありえないこと」
交通局の改革を担うため、民間から橋下市長にヘッドハンティングされてトップに就任した藤本局長。
男性の訴えにこう反論しました。
【大阪市交通局・藤本昌信局長】
「裁判をしている人が運転しているというのは嫌じゃないですか、心身に影響がある方が市民の安全を担う業種につくのはきわめてリスクがある」
【橋下徹大阪市長】 「社長を訴えるような従業員は現場の第一線では使えないと判断するのは、別にトップとして問題ないんじゃないですか?」
橋下市長は、「手法が妥当だったかは、司法に判断してもらう」と話しています。
2013/05/09
入れ墨訴訟の大阪市職員配転は「人事権の範囲内」と橋下市長 産経ニュース
大阪市の入れ墨調査を拒否し処分された交通局の男性職員(55)が市を提訴した後に配転された人事をめぐり、橋下徹市長は9日、「訴えた職員を人事上、配置転換するのは、人事権の範囲内」と述べ、配転の妥当性を強調した。
橋下市長は、「訴訟提起の自由は保障しないといけない」とした上で、民間出身の藤本昌信交通局長の配転の判断について「社長を訴えるような職員は現場の第一線で使えないという判断もトップとして問題はない」と理解を示した。職員は昨年10月、入れ墨調査をめぐり市に処分取り消しを求めて提訴。その後、藤本局長から提訴取り下げを求められ、断ったあと別の業務に配転された。職員は9日、市と局長に配転取り消しなどを求める訴訟を大阪地裁に起こした。
2013/05/09
「入れ墨訴訟」大阪市職員、配転取り消しへ提訴
読売新聞
入れ墨調査の回答を拒否したことを理由に戒告処分を受け、処分取り消しを求める訴訟を起こした大阪市交通局の男性職員(55)に対し、藤本昌信・交通局長が訴訟取り下げを要求していたことがわかった。男性職員はこれに応じず、配置転換された。男性職員は「裁判を受ける権利を侵害する悪質なハラスメントだ」として、9日、配転取り消しと慰謝料など370万円を求める訴訟を大阪地裁に起こした。訴状によると、職員は市バスの運転手だった昨年8月に戒告処分を受け、同10月に処分取り消しを求めて提訴。その直後、藤本局長に呼ばれ、「社長(局長)を訴えるとはどういうことか」「明日からしっかりドライバーしいや。提訴も取り下げて」と求められた。男性職員が従わなかったところ、数日後に運輸課でデスクワークをするよう命じられ、昨年12月、正式に同課に配転された。
藤本局長は「会社(交通局)を訴えている人を、乗客の命を預かる仕事に就かせるのは危険だと判断した。配置転換をちらつかせて、訴訟取り下げを強要したつもりはない」と話している。
2013/05/09
入れ墨調査拒否した職員、配置転換撤回求め提訴 大阪市 朝日新聞
大阪市職員を対象にした入れ墨調査で、回答を拒否して処分された市バス運転手の男性職員(55)が、市を提訴した直後、交通局長に訴訟の取り下げを要求され、断ったところ運転業務から外されていたことがわかった。男性は「違法な配置転換」として9日にも配転の取り消し訴訟を起こす。大阪市の入れ墨調査は昨年5月、橋下徹市長の指示で、教育委員会を除く約3万4千人の職員に記名式で実施した。手足や頭部など目に触れる部分の入れ墨は申告を義務づけた。男性は「プライバシー権の侵害」と回答を拒否。同様に拒否した5人と共に昨年8月に戒告の懲戒処分を受けたが、運転業務を外されることはなかった。勤務先の営業所の所長らには、腕や足に入れ墨がないことを見てもらったという。しかし2カ月近くたった昨年10月、処分の取り消しと損害賠償を求めて大阪地裁に提訴すると、2日後に藤本昌信・交通局長から局長室に呼び出された。
2013/05/09
入れ墨調査問題“再燃” 回答拒否→配転の大阪市職員、取り消し求め提訴 産経ニュース
大阪市職員を対象とした入れ墨調査で、回答を拒否して処分された市バス運転手の男性職員(55)が市を提訴した後、交通局長から提訴取り下げを要求され、拒否すると別の業務に配置転換されていたことが9日、分かった。職員側は「悪質なハラスメント(嫌がらせ)だ」として同日、市と交通局長に配転命令取り消しなどを求める訴訟を大阪地裁に起こした。
■民鉄OBの局長「裁判する人の心は不穏。市民の安全に障害」
訴状などによると、昨年5月の入れ墨の有無を尋ねる調査を拒否し、戒告処分された職員は同年10月15日、処分取り消しなどを求めて市を提訴。2日後、藤本昌信交通局長から呼び出され「全部水に流して明日からしっかりドライバーしいや」と提訴取り下げを要求され、断ると「本局に来たらどうや」と配転を示唆されたという。10月22日から出張扱いで同局自動車部運輸課勤務を命じられて運転業務から外れ、12月に正式に同課に配転された。藤本局長は9日、配転の理由について「裁判を起こす人は心が平穏ではなく、心身に影響が生じることもあり、市民の安全を預かる運転手としてはリスクがある」と述べた。
2013/04/25
オバマ大統領、娘のタトゥー防止に「妻と私も同じもの入れる」
[ワシントン 24日 ロイター]
「子どもがもしタトゥーをしたいと言い出したら」――。オバマ米大統領はNBCの番組で、オバマ家ならではの対処法を明かした。大統領はボストン・マラソン爆破事件の前に収録されたNBCの番組「トゥデイ」の中で、「娘たちにはこう話している。『もしタトゥーを入れようとするなら、ママも私も同じ入れ墨を同じ場所に入れる。そして、ユーチューブで家族全員でお披露目するんだ』とね」とコメント。「これで、反抗するにはタトゥーが良い方法だといった考えをやめてくれれば」と、大統領流子育ての一端をのぞかせた。
2013/04/10
東国原議員、爆笑質問「子供見ているからヤジやめません?特に長妻さん」 スポーツ報知
日本維新の会の東国原英夫衆院議員(55)は9日の衆院予算委員会で質問に立ち、安倍晋三首相(58)と子供たちの政治不信について嘆き合った。
東国原氏は、6日放送されたTBS系情報番組での「子供が将来なりたい職業」に関する調査結果に触れ「政治家は全体の141位。私はびっくりしまして。私はそういう職業を選んだのかと。どう思いますか?」と首相に答弁を求めた。
安倍首相は苦笑しながら「これ、ちらっと見たんですよ。政治家が141位で、140位が入れ墨師。子供で入れ墨師と答える人がいるのか、と非常に驚いた」と返答。
政治家の印象にも「さまざまなドラマで大体悪役。政治家の息子ってのはとんでもない息子という設定が多い。私は学校でそのことをやゆされた」と述べ「それでも、なお、やろうという気概が大切ではないか」と指摘した。
笑いに包まれる中、東国原氏は「子供は大人の所作を見ている。国会は本当にヤジがうるさい。特に(民主党の)長妻昭さん。みなさん、ヤジをやめませんか?」と異例の呼び掛け。
首相は「ヤジは『議場の華』と言われ、私も若いころは結構ヤジった」と述懐しながらも「単に発言を妨害するヤジはどうかと思う」と応じ、ヤジ禁止では早くも自民と維新の“政策一致”の形となった。
2013/04/09
YouTube 平成25年4月9日衆議院予算委員会
http://www.youtube.com/watch?v=kIRbe60Jq8M(クリック)
子供の憧れの職業は、政治家141位、刺青師140位の下
2013/04/01
恋愛が…仕事が…子どもが… 【タトゥーを消したい女性たち】
午後5時53分~ テレビ東京「スーパーJチャンネル」で放送
某美容外科の番宣放送らしいが、中学2年生の右腕にTATTOOを彫った似非・モグリ・素人の彫り師もどきは条例違反をおこなった。現在15歳(今年、中学卒業)だと、番組放送の中で本人告知(言質及びテロップ)がありました。この事に疑問を抱かない行政官庁(厚生労働省)・東京都庁(福祉保健局、青少年・治安対策本部、教育庁)・医師会・政治家・警察等の怠慢に憤りを感じました。更に視聴率が取れればというテレビ東京の放送理念や刺青に対する人格権を侵害した編倚報道や条例違反(憲法・法令)を容認している姿勢に呆れます。
国際オリンピックに向けて日本伝統刺青師に対して【衛生基準】を設けて、社会環境の整備をして合法化を目指す方向性を示した方が良いと思います。
2013/03/28
入れ墨で通学拒否は違法…モード学園に賠償命令 読売新聞
入れ墨を理由に通学を拒まれたのは人格権の侵害だとして、大阪市の男性(34)が学校法人「モード学園」(大阪市)に慰謝料など計約230万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が27日、大阪地裁であり、長丈博裁判官は「正当な指導の範囲を超えた対応で違法」として同学園に約80万円の支払いを命じた。判決によると、男性は2010年、柔道整復師の資格取得のため、同学園が運営する専門学校「大阪医専」に入学後、右肩背部に獅子の顔の入れ墨(縦横約20センチ)があることを学校側に打ち明けた。消すまで休学するよう求められたが、2度の手術でも入れ墨は消えず、約1年半の休学の末、昨年3月に除籍となった。長裁判官は、学校側は入れ墨禁止について事前説明しておらず、学則にも記載がないと指摘し、「入れ墨消去は在学に必要な要件ではない。学校側の対応は不当な就学拒否、退学勧告に当たる」と述べた。
2013/03/28
「モード学園」に賠償命令 入れ墨理由に退学勧告 スポニチ
学校法人「モード学園」(大阪市)が入れ墨を理由に退学を勧告したのは違法だとして、元専門学校生の男性(34)が入学金や慰謝料など約230万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、大阪地裁は27日、約83万円の支払いを命じた。判決理由で長丈博裁判官は「入れ墨を消すために長期間必要なことが明らかになった後も、学園は除去手術を受けながらの通学を認めなかった。正当な指導の範囲を超えた事実上の退学勧告に当たり違法だ」と述べた。
2013/03/27
モード学園に賠償命令 入れ墨の元学生に退学勧告 スポニチ
学校法人「モード学園」(大阪市)が入れ墨を理由に退学を勧告したのは違法だとして、元専門学校生の男性(34)が入学金や慰謝料など約230万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、大阪地裁は27日、約83万円の支払いを命じた。判決理由で長丈博裁判官は「入れ墨を消すために長期間必要なことが明らかになった後も、学園は除去手術を受けながらの通学を認めなかった。正当な指導の範囲を超えた事実上の退学勧告に当たり違法だ」と述べた。学園側は「正当な教育権の行使だ」と主張していた。判決によると、柔道整復師の資格を取るため、男性は2010年4月、モード学園が経営する「大阪医専」(同市)に入学。担任に肩に入れ墨があることを打ち明けると、学園側は8月末までに消すよう求めた。男性は手術を受けたが期限までに消せず休学状態が続き、12年3月末で除籍となった。大阪医専は「判決内容を見ていないのでコメントできない」としている。
2013/03/27
入れ墨で通学拒否「違法」 モード学園に賠償命令 大阪 朝日新聞
入れ墨を理由に専門学校への通学を拒んだのは違法だとして、元専門学校生の男性(34)が学校法人「モード学園」(大阪市)に慰謝料など約230万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が27日、大阪地裁であった。長丈博(ちょうたけひろ)裁判官は「入学契約上、学校が入れ墨を消すよう求める権利はなく違法」と判断。学園に約83万円の支払いを命じた。判決によると、男性は2010年春、同学園が経営する大阪市の専門学校「大阪医専」の柔道整復学科夜間部に入学。背中の右肩近くにライオンの顔の入れ墨(縦横約20センチ)があると申告したところ、学校側から、休学して同8月までに入れ墨を消すか退学するかを迫られた。男性は休学し、除去手術を2度受けたが期限までに消えず、通学できないまま昨年3月に除籍になった。判決は、入れ墨の禁止は学則などになく、学校側が除去手術をしながらの通学を拒否したのは指導の範囲を超えると判断。「反社会的集団のシンボルで、拒否する権利は社会規範として確立されている」との学校側の主張については「ファッションとして受け入れている人もいる」と退けた。大阪医専は「判決内容を見ておらずコメントできない」との談話を出した。
2013/03/01
埼玉県庁 県青少年課
http://www.pref.saitama.lg.jp/site/sainokuni/sainokuni-kensei-5p2503.html(クリック)より抜粋
入れ墨(タトゥー)を入れないで!若者が入れ墨を「ファッションの一つ」、「友達に誘われたから」などと軽い気持ちで入れてしまい、後悔するケースが後を絶ちません。入れ墨を入れることによるリスクを知ってください。青少年への入れ墨は埼玉県青少年健全育成条例で禁止されました。18歳未満の青少年に入れ墨を入れたり、入れる場所を提供したり、あっせんしたりすることは2月1日から同条例で禁止されました。違反者には罰金が科せられます。入れ墨は簡単に消すことができません。皮膚をレーザーで焼いたり切り取って縫い合わせたりすることはできますが、入れ墨が必ず消えるとは限らず、焼いた跡や縫い合わせた跡は残ります。さらに、高額の費用が掛かってしまいます。(例:レーザー1回10万円×5回から10回)保護者の皆さんへ:中学・高校入学や進級など、人間関係や環境の変化をきっかけに入れ墨を入れてしまうことがあります。お子さんに入れ墨のリスクを伝えてください。
2013/02/11
YouTube 大阪市「入れ墨」調査拒否処分提訴-被処分者 森厚子さんの訴え
http://www.youtube.com/watch?v=XM9J03B801A(クリック)
2013/01/11
全身入れ墨の異色候補=チェコ大統領選 時事通信
チェコ大統領選挙に全身が入れ墨で覆われた異色候補が出馬している。芸術家のウラジーミル・フランツ氏(写真)。若者を中心に人気を集め、投票直前の世論調査では、支持率が9人中3位につけている=10日、プラハ
2013/01/04
怯える男子に「卍」入れ墨彫った「中2女子」の“恐怖” 産経新聞
「またあいつが家に来る。助けて」。左足の太ももに「卍」マークの入れ墨を入れられた翌日、男子生徒(14)は京都府警右京署に自ら助けを求める電話をかけた。年の瀬も押し詰まる中、男子生徒の足に安全ピンで入れ墨を彫ったとして、京都市右京区の中学2年の女子生徒(14)が、傷害容疑で逮捕されるというショッキングな事件が発生した。
◆恐怖心による上下関係
同署によると、女子生徒は「私はキレたら針で人を刺すことがあるので刺したかもしれないが、入れ墨は知らない」と容疑を一部否認しているといい、事件の詳しい経緯については、かたくなに口を閉ざしているという。捜査関係者などによると、加害者も被害者も、髪を染めているようなこともなく、一見、普通の中学生。しかし、女子生徒自身が複雑な事情を抱え、男子生徒らに数々の傍若無人な振る舞いをしていたという。捜査幹部の1人は「集団で1人をいじめるといったようなケースではないが、女子生徒と男子生徒の間に、恐怖心から一定の上下関係が生まれてしまっていたようだ」と話す。女子生徒と男子生徒の間に何があったのか。女子生徒の逮捕容疑は11月28日午後3時45分ごろ、同市右京区の中学2年の男子生徒(14)の自宅で、男子生徒の左太ももの裏に安全ピンを刺して男子生徒宅にあった習字用の墨を入れ、1センチ大の四角や「卍」マーク、アルファベットを書き、けがを負わせたとしている。
◆ちくったやろ…入れ墨入れたる
同署によると、クラスが違う2人が仲良くなったのは10月ごろから。女子生徒が、男子生徒ともめていた同級生との仲を取りもったことがきっかけだったという。男子生徒の双子の兄も含め3人でよく遊ぶようになった。しかし、良好な友人関係は長くは続かなかったようだ。10月下旬には女子生徒は「800円立て替えているから払え」などと男子生徒に因縁をつけ始めた。さらに「私には知り合いにやくざがいる」といって男子生徒宅で包丁を机などに刺したり、襖を壊すなど、次第に暴力的な行動を繰り返すようになった。そのころから、男子生徒は女子生徒を恐れるようになっていったという。女子生徒の行動は次第にエスカレートしていき、11月ごろからは男子生徒宅から服やCD、フィギュアなどを持ち出すようになった。男子生徒の母親が11月下旬、「息子の持ち物が女子生徒に持ち出されている」と学校に相談、数日後には同署にも相談した。それを知った女子生徒が男子生徒に「ちくった(告げ口した)やろ」と脅し、「入れ墨入れたる」と犯行に及んだという。捜査関係者は「女子生徒が否認しているため、なぜ入れ墨の入れ方を知っていたのかなど、詳しい経緯はわからない」としながらも、「最近は指輪のように、気軽に指に入れ墨を入れたりしている中学生は少なくない」と明かす。
◆目立たないところに…太ももの裏
入れ墨を入れられた翌日の11月29日、おびえた男子生徒が同署にかけた電話をきっかけに、駆けつけた署員に男子生徒が入れ墨の件を明かし、被害が発覚した。それまで男子生徒は入れ墨の上から絆創膏をはって隠しており、母親も気づかなかったという。男子生徒は「入れ墨は嫌だったが、怖くて拒めなかった」「目立たないところにしてほしいと頼み、太ももの裏にしてもらった」などと話しているという。入れ墨を入れるさい、男子生徒を押さえつけていたのは、男子生徒の双子の兄だったという。同署は、その兄にも入れ墨があることを確認しており、関連を調べている。一方、女子生徒の暴力行動について、ある関係者は「女性生徒を取り巻く環境の複雑さが、一因になっている」と指摘する。「育ってきた環境を考えると、ある意味では彼女も被害者といえるかもしれない。今回の事件をきっかけに、せめて環境を変えられれば」と話している。
2012/12/27
入れ墨調査回答拒否の看護師 戒告は違法と大阪市提訴 スポニチ
橋下徹大阪市長の意向で実施した市職員の入れ墨調査で、回答を拒否して戒告処分を受けた看護師(56)が27日、処分取り消しなどを市に求める訴訟を大阪地裁に起こした。訴状によると、看護師は締め切りまでに調査票を提出せず、上司に職務命令として回答を求められたが拒否。市は8月、戒告処分とした。看護師は記者会見で「調査はプライバシーの侵害で、憲法違反の調査を強制する命令に従うことはできない」と話した。大阪市病院局は「処分は適正に行ったと考えている」としている。この調査をめぐっては、同様に戒告処分を受けたほかの職員らも大阪地裁に提訴したり、市人事委員会に審査請求したりしている。
2012/12/27
入れ墨調査めぐり、また大阪市職員が提訴 「回答拒否で処分は違法」
大阪市が職員を対象に今年5月に行った入れ墨の有無に関する調査に回答しなかったことで戒告処分を受けたのは違法だとして、市立十三市民病院の看護師、森厚子さん(56)が市に処分の取り消しと50万円の慰謝料を求める訴訟を27日、大阪地裁に起こした。調査を拒否して処分された市職員による提訴は2件目。森さんは「調査で基本的人権が侵害され、精神的苦痛を受けた」としている。市は5月、市教委所管の教員らを除く約3万3500人を対象に入れ墨の有無を尋ねる調査を実施し、13人が回答を拒否。回答を求める職務命令が再度出されてからも6人が拒否を続け、市は6人を戒告の懲戒処分とした。
2012/12/27
入れ墨調査で女性が提訴=回答拒否で懲戒不当?大阪地裁 時事通信
大阪市が職員を対象に行った入れ墨調査で、回答を拒否して懲戒処分を受けた女性看護師(56)が27日、処分の取り消しなどを求め大阪地裁に提訴した。入れ墨調査による処分取り消しを求める訴えは2件目。看護師側は「調査は必要性がなく、プライバシー侵害」と主張。処分で手当支給や人事評定で不利益が生じたとしている。看護師は入れ墨はしていないという。
2012/12/27
18歳未満の入れ墨を禁止 埼玉県が条例案を提出へ 時事通信
埼玉県の上田清司知事は2012年11月26日、18歳未満の入れ墨を禁止するため青少年健全育成条例の一部改正案を提出すると発表した。入れ墨を施すこと、受けさせること、あっせんすることを禁止し、違反すると50万円以下の罰金。場所を提供することも禁止で、30万円以下の罰金となる。12月の定例県議会で提案し、施行期日は2013年2月1日を予定。就職や結婚の際に後悔する若者を減らすことを目的としている。
2012/12/18
入れ墨:同級生男子の足に 傷害容疑で中2女子逮捕 京都 毎日新聞
同級生の男子生徒の足に無理やりに入れ墨をしたとして、京都府警右京署は18日、京都市立中学2年の女子生徒(14)を傷害容疑で逮捕した。女子生徒は「入れ墨は知らない」と一部を否認しているが、同署は入れ墨の方法などをどうやって知ったかなど、詳しく調べている。容疑は11月28日午後3時45分ごろ、同じ中学の男子生徒(14)の自宅で、男子生徒の左太ももの裏に安全ピンを突き刺し、墨汁を注入して入れ墨をするなどし、けがをさせた、としている。同署によると、男子生徒の足の入れ墨は、四角形、卍(まんじ)形、アルファベットなど。消すには手術が必要という。女子生徒は入れ墨をするため、男子生徒の兄に押さえつけさせていた。兄の足にも2カ所、入れ墨があり、女子生徒に入れられた可能性があるという。女子生徒は最近になって、男子生徒宅に出入りするようになった。男子生徒の親が11月下旬、女子生徒について「自宅から無断で服やCDなどを持ち出す」などと学校に相談したことで、女子生徒は「密告したやろ」と怒っていたという。男子生徒は同署に「入れ墨は嫌だったが、(女子生徒には)逆らえなかった」と話している。【村田拓也】
2012/11/27
青少年への入れ墨を禁止 県が条例案を提案 埼玉新聞
上田清司知事は26日、18歳未満の青少年に入れ墨を施す行為を禁止するため、県青少年健全育成条例の一部を改正する条例案を、12月定例県議会に提案すると発表した。条例案では、青少年に対して入れ墨を施す行為のほか、場所の提供やあっせんも禁止する。違反者には50万円以下の罰金を適用。施行期日は来年2月1日を予定している。知事は「判断力のない子どもたちに、入れ墨を勧める大人の側に課題があると受け止めている。罰則を与えることで抑止するという考え方を県民に理解していただきたい」と説明した。現状では、入れ墨を消すのに高額の手術費がかかる。県青少年課によると、入れ墨を一度施してしまったことで就職や結婚に支障を来し、後悔している若者もいるという。知事は「そういう事例を生み出さないようにするのが、この条例案の趣旨。いま困っている方に関しては、個別に解決の道を探していくしかない。遠慮なく県や市の窓口に相談いただきたい」としている。
2012/11/07
厚生労働省健康局生活衛生課
平成23年度第3回生活衛生関係営業等衛生問題検討会議事録
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r985200000225bv.html
議題 (1)まつ毛エクステンションに関する衛生問題について (2)その他
2012/10/23
入れ墨調査 処分の取り消しを大阪市人事委に申し立て 産経新聞
大阪市が職員に対し実施した入れ墨調査に回答しなかったとして、戒告処分を受けた職員6人のうち建設局の矢野幸一さん(57)と西淀川区役所勤務の男性職員(59)の2人が22日、処分の取り消しを市人事委員会に申し立てた。記者会見した矢野さんは「管理統制のための調査だと感じた。屈することはできない」と話し、男性職員は「定年間近で、提出しないと退職金に響くといわれた。人権侵害の調査や処分に歯止めをかけたい」と申し立ての理由を説明した。2人は申し立てが認められなければ、市民病院勤務の女性看護師(56)とともに処分取り消しを求める訴訟を大阪地裁に起こす方針。
2012/10/15
<入れ墨調査>拒否・戒告のバス運転手、大阪市を提訴 毎日新聞
大阪市が全職員に実施した入れ墨調査を巡り、回答を拒否して戒告処分を受けた市バスの男性運転手(54)が15日午後、調査はプライバシーを侵害し、違法だったとして、市に処分取り消しと500万円の損害賠償を求めて大阪地裁に提訴した。男性を含む職員6人が回答を拒否して懲戒処分を受けたが、訴訟に発展するのは初めて。訴状によると、市は5月、職員に入れ墨の有無や部位を記入させる調査を実施。腕や足など外から見える部分は回答を義務づけた。男性が回答を拒んだため、市は8月、戒告処分にした。男性側は「入れ墨が不適切でも市民の目に触れないような服装をすれば足りるし、(男性について)入れ墨はないと上司が現認している」と調査の必要性を否定。さらに、憲法が保障する私生活上の自由やプライバシーを侵害しており、処分は違憲と主張している。入れ墨調査を巡っては、回答を拒否して処分を受けた他の職員3人も提訴を検討している。【原田啓之、茶谷亮】
2012/10/15
大阪市の入れ墨調査、拒否の職員処分取り消し求め市提訴 産経新聞
大阪市の橋下徹市長が業務命令として行った職員に入れ墨の有無を尋ねる調査で、回答を拒否した職員を戒告処分としたのは違法として、処分を受けた市交通局の男性職員が15日、市に対し処分の取り消しなどを求める訴訟を大阪地裁に起こした。訴状によると、男性は調査が私生活上の自由や思想・信条の自由を侵害する違法な行為として回答を拒否。市は、人事権や懲戒権を振りかざして調査を実施し、調査に基づく処分も違法と主張している。入れ墨調査は5月、市教委所管の教員らを除く約3万3500人を対象に実施し、13人が回答を拒否。回答を求める職務命令が再度出されてからも6人が拒否を続け、市は6人を戒告の懲戒処分とした。6人のうち、男性以外にも3人が処分取り消しを求めて市を提訴する方針を固めている。
2012/10/01
「入れ墨」大阪市3職員 橋下市長に徹底抗戦! スポニチ
大阪市が橋下徹市長の意向で実施した職員の入れ墨調査をめぐり、回答を拒否して懲戒処分を受けた職員6人のうち、3人とその支援者が30日、同市内で集会を開き、処分取り消しに向け徹底抗戦する方針を確認した。3人は労働組合「なかまユニオン」大阪市職員支部に加入する矢野幸一さん(57)ら。集会では3人を支援する「処分を撤回させる会」の結成を決定。矢野さんは「調査は職員の管理統制が目的だ。最後まで闘い抜く」と決意表明した。今月下旬に市人事委員会に不服を申し立て、認められなければ処分取り消しを求めて提訴する方針。
2012/09/30
大阪市3職員、入れ墨調査で橋下市長に徹底抗戦 スポニチ
大阪市が橋下徹市長の意向で実施した職員の入れ墨調査をめぐり、回答を拒否して懲戒処分を受けた職員6人のうち、3人とその支援者が30日、同市内で集会を開き、処分取り消しに向け徹底抗戦する方針を確認した。3人は労働組合「なかまユニオン」大阪市職員支部に加入する矢野幸一さん(57)ら。集会では3人を支援する「処分を撤回させる会」の結成を決定。矢野さんは「調査は職員の管理統制が目的だ。最後まで闘い抜く」と決意表明した。10月下旬に市人事委員会に不服を申し立て、認められなければ処分取り消しを求めて提訴する方針だ。大阪市は5月、教育委員会を除く全職員約3万3千人を対象に、書面で入れ墨の有無を尋ねる調査を実施。6人が「業務と無関係な調査で回答を強制するのは人権侵害」などとして回答を拒否し、8月に戒告の懲戒処分を受けた。
2012/09/07
橋下市長「立派だと思う」 大阪市9職員が入れ墨除去 朝日新聞
大阪市の調査に「入れ墨がある」と回答した市職員のうち、1人が入れ墨を消し、8人が除去施術中であることが分かった。全職員調査を指示した橋下徹市長は7日、「立派だと思う。引き続き市職員として頑張ってほしい」と報道陣に語った。市は5月、職員約3万4千人に入れ墨の有無を尋ねる調査を実施。114人が「入れ墨がある」と回答し、うち99人は頭や腕など体の見えやすい部分に入れ墨があった。市はこうした職員について、来春の定期異動で市民と接しない部署に配置転換させる方針を打ち出していたが、入れ墨を消した職員は配転対象から外すという。
2012/08/29
大阪市役所前で「入れ墨」処分に反撃の大アジテーション
http://www.zenshin-s.org/zenshin-s/sokuhou/2012/08/post-1704.html(クリック)より抜粋
8月29日、橋下・大阪市長による「入れ墨」処分に対する反撃が大阪市役所前でたたきつけられた。処分攻撃の当該である大阪市職の赤田由行さんを先頭に、9・16集会実行委員会に参加する自治体労働者や教育労働者、全日建運輸連帯労組関生支部、全国金属機械労組港合同、関西合同労組、全社連労組など総勢50人が抗議の宣伝活動を行った。28日、大阪市職員の6人の労働者に対して「入れ墨調査の職務命令に従わなかった」として懲戒処分(戒告)が強行された。この不当処分への怒りをバネに、朝8時から出勤中の大阪市職の労働者などに「入れ墨調査拒否への処分を絶対に許さない。ともに反撃しよう」と訴えるビラが次々と手渡され、関生支部の宣伝カーから赤田さんが熱烈な訴えを行った(ビラ参照)。
10・1外注化阻止へ、ストライキで組織を拡大して闘う動労千葉・動労水戸の闘いと一体となって、9・16橋下打倒集会に攻め上ろう。(S)
《処分弾劾ビラ》
入れ墨調査拒否への処分を絶対に許さない!ともに処分―解雇攻撃への反撃を始めよう!大阪市職員労働組合 組合員 赤田由行
橋下市長よ! あなたは入れ墨調査を開始した5月、入れ墨を入れていたら「懲戒免職はダメでも分限(免職)はあり得る」と言った。しかし、そもそもあなたが根拠としていた「職員が入れ墨を見せて脅しを行った」ことは完全にうやむやにされている。そんなでっちあげの調査で「解雇」の恫喝をされ、労働者が黙っていると思ったら大間違いだ!入れ墨があるかどうかなど上司が見ればわかる。それでもあくまで「調査票」の提出を強制するのは、とにかく「言うことを聞け。聞かなければ解雇」と絶対服従を迫るということじゃないか。「俺が命令したらケツの穴まで見せろ」と言うことじゃないか! そんな調査を絶対に認めることはできない!労働者のみなさん。今回の調査は6月1日施行の職員基本条例による「職務命令」として行われました。この条例のなんたるかが、今回の調査ではっきりと示されました。「5回の職務命令違反または同一の職務命令に3回の違反があれば直ちに免職できる」とし、解雇をバックになんでもかんでも職務命令を乱発しようということです。こんなものを絶対にまかりとおらせてはなりません。
入れ墨だけの問題では決してない。
すでに喫煙で停職1年、前日夜の飲酒による飲酒運転で停職1年、10分の休憩でさえ処分、など職員基本条例を盾にした重処分が相次いでいます。副業を禁止された公務員にとって無給の「停職1年」とは生きる糧をまるごと奪い、自主退職に追い込む解雇以上の攻撃です。だからこそ、今ここで入れ墨調査拒否への処分を撤回させることは、労働組合として絶対に必要な闘いです。闘えば勝てます。現場労働者が調査票の提出を拒否し続け、現場で「やっぱりあの調査はおかしい」と声をあげる中、2度にわたる提出命令が行われ、警告文がだされ、始末書を書けといい、3カ月以上たってやっと処分だというのです。絶対反対で闘う労働者が存在することが橋下を追い詰めてきたのです。今こそ労働組合として、処分―解雇という攻撃への大反撃を始めましょう。「今はおとなしくしておいた方が得策」などという意見もありますが、絶対に間違っています。野田政権の国家戦略会議は「40歳定年制」「有期雇用を基本に」と言い始めました。その野田に対して、橋下は賛辞を送り始めています。労働者を全て非正規にするため、民主党政権と橋下が一体となって労働組合をつぶそうとしている構図がはっきりと見えてきました。その中で、道州制による公務員全員解雇―大民営化攻撃が狙われています。入れ墨調査を口実とした「配転」とは、国鉄の「人材活用センター」攻撃と同じ、典型的な解雇攻撃としてみる必要があります。解雇に向けて、入れ墨の有無で職員をバラバラにする攻撃です。そもそも入れ墨があろうがなかろうが、労働者は団結して職場を回してきたのです。橋下にどうこう言われる筋合いは全くない!橋下よ!すでに「入れ墨調査拒否処分」を無数の労働者の怒りが包囲しているぞ!労働組合の闘いとして、入れ墨調査拒否処分撤回の闘いをやろう!その反撃の開始として、9・16橋下打倒集会に集まろう!
2012/08/28
大阪、入れ墨調査拒否の職員4人、大阪市を提訴へ
大阪市が入れ墨の有無を尋ねた調査に回答しなかった職員の懲戒処分を決めたことについて、回答を拒んだ職員6人のうち4人が、処分の取り消しを求めて提訴する方針を決めた。市は6人に対し、28日にも
戒告か減給処分を通知する。提訴を決めた50代の男性職員は、朝日新聞の取材に対し「服を脱いで上司には入れ墨がないことは確認してもらった。それなのに調査への回答を強制するのはおかしい。市長の命令に従わせることが目的になっている」と主張。「若い職員のためにも声を上げないと、将来どんな職場になってしまうか不安だ。司法の場で解決するしかない」と提訴理由を説明する。
市は5月、教育委員会を除く約3万4千人の職員に入れ墨調査を実施。当初回答しなかった職員には、橋下徹市長による職務命令で7月末までに回答を求めた。最終的に職員6人が「強制的に回答させるのは問題」などとして回答を拒否。弁護士らによる大阪市の人事監察委員会は今月22日、6人を懲戒処分にすると決めていた。
2012/08/27
大阪市「入れ墨に関する調査」拒否職員に対する懲戒処分に反対する声明/大阪労働者弁護団
http://blog.goo.ne.jp/harumi-s_2005/e/f610e62871bb3bf39a61507a11adfbe3(クリック)より抜粋
大阪市による「入れ墨に関する調査」を拒否した職員に対する懲戒処分に反対する声明
1 大阪市が5月1日から同月10日までを調査期間として全職員に対し実施した、記名式による「入れ墨に関する調査」に対し、大阪労働者弁護団は、5月8日、「大阪市による全職員に対する『入れ墨に関する調査』に反対する声明」を発表した。
同調査は、人の肩から指先まで、首から上、膝から足の指先までを調査部位と指定して「1 現在、あなたは入れ墨やタトゥー(右図の斜線部及びアートメイクを除く)をしていますか。」「2
入れ墨やタトゥーをしている部位はどこですか。」「3 入れ墨やタトゥーの大きさはどのくらいですか。」との設問を置き、全職員に記名式での回答を求めたものである。
大阪労働者弁護団としては、入れ墨の有無等についてはプライバシー権、表現の自由が及び、これらの人権が侵害されてはならないとの観点から調査に反対の立場をとった。
2 上記調査に対し、調査は人に知られたくない情報の強制開示要求でありプライバシーの侵害にあたる、職務命令により回答を強制されるのはおかしい等の理由から、現在もなお回答を拒否しつづけている大阪市職員が数名いる。これは人権を守ろうとする重要かつ勇気ある行動である。
他方、大阪市は、入れ墨調査への回答を拒否している市職員に対し、懲戒処分を予告して回答を強制する職務命令を7月13日付で行い、同命令にもなお回答を拒否し続ける職員に対しては、7月30日付で懲戒処分の警告書が交付された。また、8月22日には、今年5月に成立した大阪市職員基本条例にもとづいて人事監察委員会の職員分限懲戒部会が開催され懲戒処分が決定されたとのことであるが、その内容は非公開とされている。職員基本条例によれば、調査回答を求める職務命令に従わない場合、減給または戒告の懲戒処分が適用されるおそれが強い。しかし、大阪労働者弁護団は、5月8日付の上記声明に明記したとおり、職務命令により全職員に入れ墨調査を強制すること自体が人権侵害にあたり違法であると考えることから、入れ墨調査を拒否した職員に対する懲戒処分の発動は、それがいかなる内容の処分であっても違法かつ不当なものと考える。
大阪市には、調査の回答拒否者に対し、いかなる内容の処分であっても懲戒処分をなされることのないよう強く求めるものである。 以上
2012/08/17
橋下の強制"入れ墨調査" こりもせず憲法違反 不当な懲戒処分を許すな
http://www.mdsweb.jp/doc/1244/1244_05o.html(クリック)より抜粋
大阪市は、大阪市職員の「服務規律厳格化」の一環として、全職員対象の「入れ墨に関する調査」を強制実施した。
■ユニオン組合員ら拒否
この調査に対して、なかまユニオン大阪市職員支部の3名の組合員は「プライバシーに関わることであり、業務以外の命令に応じる義務はない」として、調査票の提出を拒否した(市全体で13名)。
7月13日、拒否者に対して大阪市長橋下徹名の職務命令書が手渡された。そこには「あらためて職務命令として、平成24年7月27日までに本件調査に回答することを命じる。この命令に従わない場合には、地方公務員法第29条第1項の規定により懲戒処分が行われることがあることを申し添えておく」と書かれていた。マスコミはこれを「橋下市長『最後通告』」との見出しを付けて報道した。期日が過ぎた7月30日、今度は拒否者に対して大阪市長名の「警告書」が手渡された。そこには「地方公務員法第32条において、職員には上司の職務上の命令に従う義務があることが規定されており、あなたの行為は、この義務に違反することになる。直ちに本件調査への回答をされるように警告する」と書かれていた。この警告書によって7名の拒否者が調査票を提出し、残るは6名となった。
■職務命令は無効
入れ墨調査は「児童福祉施設の男性職員が二の腕の入れ墨を見せて入所児童を脅している」(2/28産経)とする報道を受けてなされたが、3月8日の大阪市議会文教経済委員会で、こども青少年局長は「入れ墨で恫喝しているようなことは確認できなかった」と答弁している。事実に基づかない理由で始められ、しかも市職員であるだけでプライバシーを奪われる入れ墨調査は、憲法が保障した表現の自由を侵す明らかな不法行為といえる。このような職務命令は無効である。そもそも、入れ墨を施すことは個人の自由である。誰であろうと、その有無を強制的に聞き出す権限などない。仮に「職務管理上、入れ墨の有無を把握する必要がある」という市当局の言い分を認めたとしても、職場での上司による任意の聞き取り調査で十分事足りる。明らかに人目に分かる部分に入れ墨をしていたならば上司はすぐに識別できる。全職員に職務命令として一律に記名式の回答を義務付ける必要性・合理性はない。橋下市長の狙いは、人権侵害そのものの調査に職員を服従させることで、市長命令への絶対服従体制を作ることにある。橋下は、入れ墨調査拒否者に対して懲戒処分を行う構えだが、そのようなことが許されるはずがない。
■市民ぐるみで抗議を
大阪市は、2012年2月にも全職員に対して「労使関係に関する職員アンケート」を実施した。しかし、アンケートは思想良心の自由・労働組合の団結権等を侵害するとして、日本弁護士連合会を始め多くの法律家や市民からの批判が社会的に広がり、廃棄された。今回の入れ墨調査もこの「職員アンケート」同様、職員を脅し権力的な管理統制の強化を図ることに最大の目的がある。こんな憲法違反の無法をまかり通らせてはならない。他の自治体首長にも模倣犯が出るし、次のターゲットは橋下に異議を唱える市民となる。市民・職員の連帯を広げ「入れ墨調査は中止・廃棄しろ」「違法な懲戒処分を出すな」の要請・抗議電話、ファクス、メールを集中しよう。
【要請・抗議先】
◆大阪市人事室:
TEL 06-6208-7511
FAX 06-6202-7070
◆市民情報部:
メール https://sc.city.osaka.lg.jp/mail/opinion.cgi
2012/08/08
労働契約??入れ墨が発覚した社員をクビにできるか プレジデント社
大阪市による市職員への記名式調査で、約110人が入れ墨ありと回答したことが話題になった。民間企業では入れ墨社員に対してどのような対応が可能なのか。橋下徹市長は当初、分限免職の可能性を示唆していた。分限免職は民間の普通解雇にあたるが、解雇にはそれ相応のハードルがある。「解雇は、客観的に合理的な理由を欠き、社会通念上相当であると認められない場合は、その権利を濫用したものとして、無効とする」(労働契約法16条)。つまり「イメージが悪いから」「わが社の社員として相応しくないから」といった理由だけで解雇するのは不当。解雇はハードルが高いのだ。どのような状況なら解雇が可能なのか。まず、入れ墨NGであることを採用時に明示していたかどうか。社会保険労務士の横井祐氏は、こう解説する。「一般的に入れ墨は、反社会的勢力との関わりをにおわせるものとして受け止められています。採用の過程で『入れ墨はお断り』と明示したにもかかわらず入社後に発覚したのであれば、解雇が認められる可能性はあります。場合によっては、虚偽申告したとして懲戒解雇が認められる可能性もゼロではない。また、採用段階で、反社会的勢力との関わりや、関わりをにおわせるような行為からの徹底的な断絶方針を明示していれば、入れ墨社員はお断り、という点についても明示があったと解釈できると考えられます」業務上支障があるかどうかも、判断材料の一つになる。たとえば接客業でお客さんからクレームが相次ぐようなケースだ。仮に業務に支障が出ていても、直ちに解雇することは難しい。入れ墨が見えない服装を指導したり、配置転換することもできる。そういったプロセスを飛ばしていきなりクビを切れば、不当な解雇とみなされる恐れがある。逆にいうと、適切なプロセスを踏んだうえでもなお改善が見られなければ、解雇が認められる可能性は高くなる。そのほか、横井氏は次のようなポイントをあげる。「一般的な感覚からファッションの域を超えると思われる入れ墨は、解雇を後押しする材料の一つになります。またマネジメント職で部下や取引先に入れ墨を誇示して、事実上のパワハラが起きているようなケースも解雇は認められやすいでしょう」以上のように、入れ墨そのものを理由に社員をクビにするには一定のハードルがあり、ほとんどのケースにおいて、解雇にはプラスαの条件が必要になる。どうしても入れ墨社員を雇いたくないのなら、採用段階で遠慮願うしかない。採用前はまだ労働契約関係に入っていないため、企業に採用・不採用を決める自由が幅広く認められている。ただ、求職者が正直に申告するとは限らない。横井氏が実務的なテクニックとして紹介してくれたのは、内定前に実施できる健康診断だ。「スーツのときは隠れていた入れ墨も、健康診断で発見できることがあります。ただ、内定は条件付きながら労働契約が成立します。そうなると内定取り消しは容易ではなくなることもあります。通達で若干、問題視されていますが、法的には許容されている『内定前の健康診断』を実施し、その結果を踏まえて最終的な入社意思を確認するという採用プロセスにしておくことが大切。このプロセスを明確にしておけば、健康診断後の意思確認の段階で労働契約が成立すると解釈されやすくなります」(答えていただいた人
社会保険労務士 横井 祐 文=ジャーナリスト 村上 敬 図版作成=ライヴ・アート)
2012/08/06
五輪選手たちのタトゥー、一番人気はやっぱり…
ロンドン五輪には、さまざまなタトゥーを入れた選手たちも出場している。写真はアクアティクス・センターで大会前に練習する競泳選手の背中のタトゥー
http://www.afpbb.com/article/london2012/london2012-news/2893709/9333944(クリック)
2012/07/30
大阪市 入れ墨調査回答拒否の6人を懲戒処分へ スポニチ
大阪市は30日、約3万3千人の職員を対象に実施した入れ墨の有無を尋ねる調査で、同日現在で回答を拒否し続けている職員が6人に上ると発表した。市は職務命令違反として減給や戒告の懲戒処分とする方針。6人は「調査はプライバシーの侵害だ」などと拒否の理由を説明しているという。調査は橋下徹市長の意向で5月に実施。期限を過ぎても回答を拒み続けていた13人に対し橋下市長ら所属長が今月13日、回答するよう職務命令を出していた。命令を受け新たに回答した7人に入れ墨はなかった。市の調査ではこれまで計114人の職員が入れ墨をしていると回答。市教育委員会の教職員を対象にした任意の調査でも、教員1人を含む10人が入れ墨を彫っていると申告した。
2012/07/26
入れ墨で退学勧告は違法 専門学校を提訴 スポニチ
入れ墨を理由に退学勧告したのは違法だとして、元専門学校生の男性(33)が、学校法人「モード学園」に入学金や慰謝料など約230万円の損害賠償を求める訴えを大阪地裁に起こしたことが26日、分かった。同日までに開かれた第1回口頭弁論で、学校側は争う姿勢を示した。訴えによると、男性は柔道整復師の資格を取るため、モード学園が経営する専門学校に入学。2010年4月、担任から「入れ墨があると資格取得は難しい」と言われ、肩に入れ墨があると打ち明けた。学校側は退学するか8月末までに消すかを選ぶよう要求。男性は除去手術を受けたが期限までに消えず休学状態が続き、今年3月末で除籍となった。男性側は「入れ墨があるだけで不利益処分を課すのは違法だ」と主張。学校側は答弁書などで「退学勧告はなく、男性が復学願を出さなかった」としている。厚生労働省は「入れ墨は欠格事由に該当せず、資格取得に影響はない」としている。
2012/07/26
「入れ墨で通学拒否は違法」 元学生がモード学園を提訴 産経新聞
入れ墨を理由に、医療系の専門学校への通学を拒否したのは違法だとして、元生徒の男性(33)が、学校法人「モード学園」(大阪市北区)に入学金返還や慰謝料など約230万円の支払いを求める訴えを大阪地裁に起こしていたことが分かった。学園側は、25日に開かれた第1回口頭弁論で請求の棄却を求めている。訴状などによると、男性は平成21年6月、柔道整復師の受験資格取得のために同学園が運営する専門学校「大阪医専」(同市北区)に入学。22年4月、学校側から「入れ墨があると資格取得が難しい」と聞かされ、高校時代に入れた縦横約20センチの入れ墨が背中にあると伝えた。その後、学校側から、休学して入れ墨を消すか、退学するかを迫られたため、男性は休学。入れ墨の除去手術を2回受けたが、期限までに消しきれず、今年3月に除籍になったという。男性側は、入れ墨は学校の規約で禁止されていないとして「入れ墨を理由にした通学拒否や退学勧告は差別であり、違法」と主張。一方、学園側は入れ墨を消すように求めただけで、就学拒否や退学勧告はなかったとしている。
2012/06/28
群馬県職員の入れ墨実態調査を検討 知事「好ましくない」
群馬県の大沢正明知事は27日の記者会見で、県職員の入れ墨について「好ましくない。サウナや温泉で入れ墨の人(の利用)は遠慮してもらっているのに、県職員が入れ墨をしているのはまずい」と述べ、職員に対する調査を検討する考えを明らかにした。温泉県の知事として、職員に“入浴ルール”順守を求めた格好だ。大沢知事は同時に、「背中に(大きな入れ墨を)入れている職員はいないと思う」と推測。岡野弘文総務部長も「大阪で問題になったように、威圧的なもの(を入れているケース)はありえない」と述べた。ただ、岡野部長は「ファッション的に入れる風潮はあるので、県民に対する影響などの調査を検討したい」と説明した。
2012/06/27
大阪市教職員10人に入れ墨 橋下市長「全件把握すべき」 スポニチ
大阪市教育委員会は26日、市立学校の教職員を対象に実施した入れ墨に関する調査で、小学校の教諭1人と小中学校の現業(技能労務)職員9人の計10人に入れ墨があったと公表した。調査は市立の小中学校や幼稚園などで働く教職員約1万6600人と、市教委事務局の職員約670人を対象に今月実施。校長らが任意で教職員に入れ墨の有無を申告させた。市教委は「入れ墨の部位までは確認していない」としているが、教諭を含む2人は、児童や生徒の目に触れる可能性がある部分に入れ墨を彫っていると回答した。橋下徹市長は市役所で記者団に「教育委員会には管理者としての自覚を持ってほしい。見える可能性のあるところについては全件把握すべきだ」と述べ、市教委も大阪市と同様、強制力を持った調査が必要との考えを示した。
2012/06/26
<大阪市教職員>10人が入れ墨 1万7000人調査 毎日新聞
大阪市教委は26日、教職員約1万7000人を対象に入れ墨の有無を調査した結果、10人が入れ墨をしていたと発表した。このうち児童らの目に触れる可能性があるのは2人で、うち1人は小学校の教諭だった。市教委は「児童らが見てトラブルになった例はなかったが、予想しなかった結果で残念だ」としている。調査は、今月1?20日、市立小中高校などの教職員と市教委の職員を対象に、入れ墨の有無を自己申告させる方式で実施した。市教委によると、入れ墨があると申告した10人の内訳は、▽小学校教諭1人▽管理作業員8人▽給食調理員1人。教諭に対し、校長は入れ墨を消すよう指導しているという。市教委は、全対象者のうち11人は、病気休職などの理由で調査できなかったとしている。市は5月、教職員を除く全職員約3万3500人を対象に入れ墨の有無を調査し、113人が入れ墨をしていることが判明している。【林由紀子】
2012/06/26
入れ墨教師がいた!それも小学校 大阪市教委調査で 産経新聞
大阪市職員113人が入れ墨をしていると回答した全庁調査に絡み、所管の教職員約1万7千人について独自調査を行った市教委は26日、学校園の教職員10人が入れ墨をしていると申告したことを明らかにした。現業職員9人(管理作業員8人、給食調理員1人)のほか、小学校教諭も1人いた。教諭は人目に触れる可能性がある部位に入れ墨をしているといい「これまで子供たちに見えないよう留意していた。今後消したい」と話しているという。市教委は今後、勤務時間中の留意事項として「身体に入れ墨がある職員は、それを市民にみせないこと」などの規定を追加し、「入れ墨の施術」を禁止するよう改正した23日施行の市職員倫理規則について周知を徹底する。市教委による今回の調査は、記名式だった全庁調査とは異なり、各校長らに教職員から自己申告で入れ墨の有無を聞き取って報告するよう求める形で調査を実施した。入れ墨をしていると回答した10人のうち、児童生徒の目に触れる可能性がある部位にあるとしたのは、小学校教諭と管理作業員の各1人。目に触れる可能性のない部位に入れ墨をしていたのは職員8人だった。市教委の担当者は「10人という数字は予想より多く驚いている。特に教員にはいないと思っていたので残念だ」と話した。
2012/06/26
大阪市“入れ墨”教職員は10人 小学校教諭も1人 スポニチ
大阪市教育委員会は26日、市立学校の教職員を対象に実施した入れ墨に関する調査で、小学校の教諭1人と小中学校の現業(技能労務)職員9人の計10人に入れ墨があったと公表した。調査は市立の小中学校や幼稚園などで働く教職員約1万6600人と、市教委事務局の職員約670人を対象に今月実施。校長らが任意で教職員に入れ墨の有無を申告させた。市教委は「入れ墨の部位までは確認していない」としている。橋下徹市長は市役所で記者団に「教育委員会には管理者としての自覚を持ってほしい。見える可能性のあるところについては全件把握すべきだ」と述べ、市教委も大阪市と同様、強制力を持った調査が必要との考えを示した。教諭を含む2人は、児童や生徒の目に触れる可能性がある部分に入れ墨を彫っていると回答している。現業職員9人のうち8人は用務作業を行う管理作業員、1人が給食調理員だった。26日の教育委員の会議で報告された。教諭は校長に対し、入れ墨を消去する考えを伝えているという。大阪市は橋下市長の意向を受け5月、教育委員会を除く全職員を対象に記名式で回答を義務付ける入れ墨調査を実施、113人に入れ墨があることが確認されている。
2012/06/13
大阪市入れ墨職員に関する産経新聞の捏造報道は明らかだ
民主主義 http://d.hatena.ne.jp/furisky/20120613/p1(クリック) より抜粋
大阪児童福祉施設の入れ墨を入れている男性職員について、6月9日付の朝日新聞朝刊の「入れ墨調査は必要か─職員全員に申告要求」という記事において、当該職員が、子供たちに入れ墨を見せびらかしての恫喝の事実は確認できなかったということが書かれていることが、こちらのブログで紹介されている。
■威嚇の事実、確認できず
調査の発端となった児童福祉施設の男性職員のケースはどうだったのか。市は「詳細は不明」としつつ、「公務員になる前の調理師時代の入れ墨ではないか」と説明。調査の過程で「子どもを脅した」とする当初の新聞報道と異なる実態が見えてきたという。市によると、この職員は施設で調理を担当。熱湯が入った大鍋や包丁などが並ぶ調理場で子どもたちがふざけないよう、厳しい口調で注意したという。「入れ墨で威嚇した」という事実は確認できなかった。
http://blog.goo.ne.jp/liveinpeace_925/e/3f1a4752f6617c68c908576e023c3bc4
大阪市職員に対する入れ墨調査の発端となったのが、件の職員が自らの体に彫られた入れ墨を児童たちに見せびらかしながら恫喝したという市への通報があったということであり、これはメディアで報道されていたことは記憶にも新しいだろう。ところが上記の記事によれば、入れ墨調査のきっかけとなる事実が崩れることになるのである。実は、このことは9日の報道を待つまでもなく早い段階で当局によって公にされていたことだった。これは、大阪市における平成24年3月定例会常任委員会(文教経済・通常予算)の議事録で確認できる。
http://goo.gl/20rqB
この中で、岡崎太市議(大阪維新の会)が質問に立ち、それに森こども青少年局長が答弁する形で以下のやり取りがなされている。(引用開始)
◆岡崎太委員 岡崎でございます。私からは、先日報道のありました児童福祉施設における職員の不適切行為について、まず御質問をさせていただきたいと思います。なかなかちょっと個人的にも衝撃的な内容でありましたので、まずその資料をお配りさせていただきたいと思います。委員長、資料の配付を御許可願います。
○八尾進委員長 岡崎委員より、質疑の参考に資するため資料の配付の申し出がありますので、これを許します。
◆岡崎太委員 この記事に書かれてることなんですけれども、「虐待児恫喝」というようなややちょっと衝撃的なここに見出しがあります。これ、内容を見てまいりますと、特に後半のほうに詳しく書かれてるんですけれども、例えば「この職員が『自分の腕の入れ墨を子供たちに見せている』」。また、「あほ、ぼけ、殺すぞといった暴言と恫喝を児童に繰り返している」と。そもそも、原因はそれぞれ皆さんあるでしょうけれども、大半が虐待を受けた児童さんを預かってらっしゃる施設で、ちょっと考えられないような言葉遣いがここで行われてると思います。さらには、この同じ職員が「自分と付き合え。切れると何をするかわからないぞ」というようなことであったりいうようなことがここに報道されております。この中、いろんな問題があるかと思うんですけど、まず、これが事実かどうかというようなことに関して間違いがないかどうか、もし、これはもう明らかにちょっと解釈の違いがあるというようなことがあれば、ここで聞いておきたいと思います。
◎森こども青少年局長 冒頭、今回の件で多くの皆様方に不安と御心配をおかけいたしました。また、市役所に対する信頼を低下させましたことにつきまして深く謝罪をいたしたいと思います。申しわけございません。特に、施設入所児童の皆様、また保護者の皆様には、非常に大きな不安と御心配をおかけし、重ね重ね申しわけなく思っております。委員のお尋ねの新聞記事の件でございますけれども、セクハラの処分のところあたりは大体そのとおりなんですけれども、その職員が児童を恫喝してどうのこうのというくだりは、公益通報の中身はそういうことになっておりました。それを受けて私ども調査をいたしましたんですが、施設長からの報告によりますと、入れ墨を入れているのは間違いございません。ただ、自分の入れ墨を子供に見せて恫喝しているというようなことについては、確認はできておりません。入れ墨があることがわかっていながら、子供たちの目に触れないよう、暑い時期でも長そでのシャツや上着を着るようにという指導はいたしたところです。ただ、この件につきましては、見せないようにじゃなしに消しなさいという指導をすべきでしょうということで、市長のほうからお叱りを受けておるところでございます。子供たちに対する言動についてですけれども、言葉遣いは結構荒い職員であるのは間違いございません。食事、マナーの注意とか、特に厨房に入ってきた場合、熱湯とか包丁、さらには衛生管理の問題などがありますので、入らないようにきつい言葉で注意しているということは確認できておりますが、殺すぞというような言葉で恫喝を繰り返しているというようなことは確認はできていないというところでございます。よろしくお願いします。
(引用終了)
ところがである、5月23日付産経新聞の報道によれば、『この職員については昨年4月以降、腕の入れ墨を子供たちに見せたり、入所児童に暴言と恫喝(どうかつ)を繰り返したりしているとの告発が市側に複数寄せられた。市が調査中の同年6月、同僚女性に交際を強要した事実が発覚し、9月に停職2カ月の懲戒処分となった。市側は入所児童への問題行動も認定したが、事実を公表しないまま「セクハラ案件と合わせて重い処分を行った」としていた。』
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120523-00000112-san-soci
このように報じられている。とんでもない捏造記事である。たしかに同僚女性に対するセクハラ行為については市側は認定して2011年9月に懲戒処分を下している。しかし、セクハラ案件と合わせて重い処分”の対象とされるような入所児童に対する問題行動など市当局は認定していない。“事実を公表しないまま”も何もそんな事実は確認されていない。セクハラ案件と合わせられていたのは、同僚の女性に対する問題となったセクハラ行為以前からの同僚の意に反するような言動であって、上司から再三の注意があったことは、報道によっても、上述の平成24年3月定例会常任委員会(文教経済・通常予算)における議事録によっても確かめられることだ。
『大阪市は6日、宴席で同僚の女性に対してセクハラ行為をしたとして、市立児童福祉施設の男性職員(37)を停職2カ月の懲戒処分にしたと発表した。処分は9月30日付。市人事課によると、男性職員は今年6月、施設の歓送迎会で、20代の女性職員を隣に座らせ、髪の毛を触ったり、食事に誘うなどのセクハラを繰り返した。また、「断ったら何をするかわからん」などと加害行為をほのめかして、恐怖感を与えたという。男性職員は昨年、別の女性職員にしつこく好意を示すなどしたとして、上司から口頭で注意を受けていた。【津久井達】』(毎日新聞2011年10月7日付)
ジャーナリスト吉富有治氏の取材によれば、『私が確認したところ、まず件の職員は何ら処分も受けず他部署に異動している。次にその理由を市に質すと「(子供を脅した)事実は認められなかったから」というもの。』
https://twitter.com/yujiyoshitomi/status/203109298149142528
このように、飽くまでも同僚女性に対する行為が処分の対象となったのであって、子供たちに対する行為ではない。上述したように子供たちに対する言動は、産経捏造報道にあるような問題行動としての認定などされていない。
件の議事録によると
◎木村こども青少年局企画部総務課長 お答えいたします。施設長からは、当該職員は調理に対するプロ意識、衛生面での厳格さなどについては水準以上のものがあり、評価していたということは聞いております。ただ、子供たちとのかかわり方、他の職員とのチームワーク、協力体制という点については課題もあったということで、それらについていろいろ指導してきたという報告を受けておりましたので、先ほどの御質問にありましたが、関係部署と異動の協議をしてきたところでございます。以上でございます。』
http://goo.gl/20rqB
このようにあるとおりである。課題があるという認識はされていたようで指導はされているが、処分の対象となるような子供たちに対する問題行動としての認定などなされていないのである。
もう一度繰り返すが、
↓↓↓↓↓
『この職員については昨年4月以降、腕の入れ墨を子供たちに見せたり、入所児童に暴言と恫喝(どうかつ)を繰り返したりしているとの告発が市側に複数寄せられた。市が調査中の同年6月、同僚女性に交際を強要した事実が発覚し、9月に停職2カ月の懲戒処分となった。市側は入所児童への問題行動も認定したが、事実を公表しないまま「セクハラ案件と合わせて重い処分を行った」としていた。』(産経新聞 5月23日(水)15時21分配信)
偏向報道どころか、このような捏造記事を恥も外聞もなく世間に垂れ流す産経新聞などジャーナリズムの名に値しない。橋下徹のような右翼政治家のやることなすことのお膳立てのためなら捏造も厭わないプロパガンダ機関とでも言うべきだろう。この件で思い出すのが、七生養護学校事件である。この時は極右都議二人に帯同して産経記者が学校に乗り込み、極めて悪意に満ちたデッチアゲ報道によって現場の教師たち、保護者たちの切実な想いを踏みにじり、現場を窮地に追いやったことは忘れてはならないだろう。
2012/06/10
「市職員が入れ墨を見せて子どもを脅した事件」はなかった!?
http://blog.goo.ne.jp/liveinpeace_925/e/3f1a4752f6617c68c908576e023c3bc4(クリック)より抜粋
大阪市職員に対する「入れ墨調査」が問題になっているが、昨日の朝日新聞朝刊の「入れ墨調査は必要か─職員全員に申告要求」という記事に、さりげなく重要な事実が書かれていた。
「■威嚇の事実、確認できず
調査の発端となった児童福祉施設の男性職員のケースはどうだったのか。市は「詳細は不明」としつつ、「公務員になる前の調理師時代の入れ墨ではないか」と説明。調査の過程で「子どもを脅した」とする当初の新聞報道と異なる実態が見えてきたという。市によると、この職員は施設で調理を担当。熱湯が入った大鍋や包丁などが並ぶ調理場で子どもたちがふざけないよう、厳しい口調で注意したという。「入れ墨で威嚇した」という事実は確認できなかった。 」この調査は、「市職員が入れ墨を見せて子どもを脅した」という不祥事が報じられたのを受けて橋下が命令したものだった。ところが、何とその「不祥事」自体が事実でなかったというのだ。
これって、どういうこと?事実を誤って報じたマスコミの責任なのか、意図的に事実と違うことを流した者がいたのか?いずれにしても、橋下の市職員への攻撃に格好の口実を与えたニュースが、実は事実でなかったいうのは重大。こんな重大なことが、記事の片隅で触れられるだけなのはおかしい。もっと大きく伝えて、訂正・謝罪すべきだ。
2012/06/10
入れ墨調査は必要か─職員全員に申告要求 - 朝日新聞
入れ墨をめぐる橋下氏の主な発言 大阪市役所で浮上した職員の入れ墨問題。橋下徹・大阪市長は、回答を拒否したら処分すると言い、職員全員を対象に入れ墨の有無を申告するよう求めた。役所の窓口で入れ墨を見せられて気持ちよいはずはない。ただ、入れ墨のある場所や大きさまで強制的に聞き出すこの調査、どう考えればいいのだろう。
2012/06/09
入れ墨調査は必要か─職員全員に申告要求 朝日新聞
大阪市役所で浮上した職員の入れ墨問題。橋下徹・大阪市長は、回答を拒否したら処分すると言い、職員全員を対象に入れ墨の有無を申告するよう求めた。役所の窓口で入れ墨を見せられて気持ちよいはずはない。ただ、入れ墨のある場所や大きさまで強制的に聞き出すこの調査、どう考えればいいのだろう。
2012/06/06
女子中学生に入れ墨 少年逮捕「針と墨汁を使った」 スポニチ
兵庫県警丹波署は6日、中学1年生だった女子生徒の左腕に入れ墨をしたとして、県青少年愛護条例違反の疑いで、丹波市の無職少年(19)を逮捕した。逮捕容疑は、女子生徒が家出していた1月23~25日、少年の自宅で、女子生徒が未成年だったにもかかわらず、左上腕に梵字(ぼんじ)の1字を入れ墨した疑い。丹波署によると、少年は容疑を認め「同意の上だった。針と墨汁を使った」と供述。女子生徒とは知人を介して知り合った。1月26日に女子生徒が自宅に戻り、家族が入れ墨を見つけ、丹波署に相談した。
2012/06/02
彫り師も橋下氏支持「まずいっしょ」 入れ墨やっぱりアウトロー? 産経新聞
【関西の議論】大阪市の橋下徹市長が命じた職員への入れ墨調査で、にわかに注目を集めている入れ墨やタトゥー。かつては限られた世界で愛好されていたが、「カッコいい」「人とは違う個性になる」「願掛け」としてタトゥーを施す若者も増えている。ただ、首元や袖からのぞく“飾り”に不快感を覚える人がいるのも事実。企業への就職は難しく、プールや入浴施設などでは入場を拒まれるケースも少なくない。大阪・ミナミでタトゥースタジオを営む彫り師の男性は「『入れ墨=極道』のイメージが残る日本では、あくまでアンダーグラウンドの存在。社会的に認められるのは難しいのではないか」と話す。
■「タトゥー?してますよ」
日曜日、ミナミのアメリカ村。最先端のファッションを求めて若者が集まる。中心部の三角公園で、石段に腰をかけて友人と話していた兵庫県伊丹市のフリーターの女性(22)に声をかけた。「タトゥーですか? してますよ」と左足をあげた。足首の内側に直径5センチほどの星型の入れ墨があった。18歳で初めて左耳の後ろに入れた。絵柄は好きなアニメキャラクター。「めっちゃ優しい心の持ち主のキャラなんです。私もそういう人になりたいなあって」。理由はさまざまだ。
2012/06/02
当然?やりすぎ?…福岡「禁酒令」大阪「入れ墨調査」 市民の賛否渦巻く 産経新聞
飲酒に絡む相次ぐ不祥事に業を煮やした福岡市の高島宗一郎市長が、市職員に自宅外での飲酒を自粛させる“禁酒令”を出してから2週間近くが経過した。一方、大阪市では橋下徹市長が職員を対象に入れ墨の有無を調べる全庁調査を実施。どちらも公務員の倫理観に対する異例の指示・調査だけに、一般市民の関心を呼び波紋を広げているが、こうした対応は当然か、やりすぎか。賛否も激しく渦巻いている。福岡市内で5月29日に行われた市幹部の懇親会。幹部同士の親睦を深めるための恒例行事だが、乾杯はウーロン茶だった。ある市職員は「不信を払拭するには仕方ないのではないかという雰囲気が広がっている」と話し、自粛はやむを得ないとの考えだ。市によると、禁酒令は5月21日から6月20日までの1カ月間、市職員に対し自宅外での飲酒の自粛を求めている。職務命令ではなく発覚しても処分対象にはならないが、担当部署によると「指導はしていく」といい、自身の結婚式の三三九度などは例外として認めるものの、同じ結婚式でも出席者としての参加はソフトドリンクとするなど、禁酒を徹底させる方針だ。ただ、市に寄せられた反応は禁酒令に批判的な声が多いという。発表直後に市に寄せられた意見は、賛成37件に対し、反対が倍近くの64件に上った。反対意見の中には、市職員の来店が遠のくことを懸念した飲食店からの意見もあったという。一方、大阪市で行われた入れ墨調査は、橋下市長による職務命令で、目に触れやすい部分の入れ墨の部位などを調査用紙に記すよう求めたものだ。調査では100人を超える入れ墨職員を確認。市職員の99%以上が回答に応じたが、正当な理由なく回答を拒んだ15人について、市は懲戒処分を検討している。大阪市に寄せられている市民の声は、入れ墨職員を問題視し、市の調査に賛同する声がほとんどという。一部には「大阪市はやりすぎ」という声もあるというが、ごく一部にとどまっている。特に市教委は、いったん入れ墨調査をしないことを決めたが、その際は「なぜ調査をしないのか」と批判的な意見が80件以上寄せられた。神奈川県逗子市長を務めた経験もある龍谷大の富野暉一郎教授(地方自治論)は「公務員に高い規範意識が求められるのは今も昔も変わらない。しかし、最近は公務員に対し、より厳しい対応を求める傾向が強まっている」と指摘する。その上で、富野教授は福岡と大阪のケースは別々に考えるべきと主張。「福岡は一時的な対応で、職員の中で危機意識を統一させることに狙いがある。リーダーシップのあり方としてはありうる」と評価する半面、大阪については、「入れ墨を市民に見せてはいけないのは当然だが、入れ墨が見えないようにコントロールしている人もいる中で、一概に入れ墨の有無を調べるのは行き過ぎに感じた」と話している。
2012/06/01
入れ墨調査、教職員にも…大阪市教育委員会が方針決める スポニチ
大阪市教育委員会は31日の会議で、市立学校の教職員の入れ墨調査をする方針を決めた。教職員から申告を受けた校園長が、入れ墨のある人の有無を市教委に報告する。また同市は、教職員を除く全職員約3万3000人の調査で、入れ墨があったのは113人だったとする最終報告をまとめた。これまで市教委事務局は、氏名や入れ墨の大きさ、部位まで報告するよう求めていたが、前回の会議で「校長が把握し、対応するだけでよい」との意見が委員から相次ぎ、入れ墨のある教職員の有無だけを報告することになった。
2012/06/01
大阪市の入れ墨調査に疑問を感じた毎日新聞記者が「私にも入っている。後悔したことはない」 と執筆 / 国民の声「お前の話なんて聞いてない」
大阪市で行われている大阪市職員を対象とした入れ墨(タトゥー)調査。現在のところ約3万3500人に対して調査され、133人に入れ墨があったことを報告。さらに教職員ら約1万7000人に対しても調査を実施する予定だという。そんな入れ墨調査に対し、毎日新聞(地方版)の記者が執筆した記事が話題になっている。「多様性こそ社会」と題された記事には、以下の様なことが書いてあった。
「大阪市で行われた全職員を対象としたタトゥー(入れ墨)調査を、私は疑問に感じている。」
「私は米国留学中にタトゥーを入れた。もちろん今も体にある。」
「タトゥーを彫ったことを後悔したことはない。」
「なぜレッテルを貼って管理する必要があるのだろうか。自分が嫌いなものを排除すれば、楽だろう。しかし、そういう社会を望むのならば、ロボットの社会を作ればいい。」
(以上、すべて引用)
この記事に対し、ネットユーザーは以下のような反応を示している。
「公務員の話じゃないの?」
「新聞記者に言ってるわけじゃない。」
「公務員と民間企業を一緒に考えんなよ」
「毎日新聞ではOKってだけのお話。」
「ちょっと何が言いたいのかわからないです。」
「お前の話なんて誰も聞いてないんだよ」
「不良外人の真似っこ?何しに留学したの?この記者」
「ここは日本だ。現代でもイレズミを入れた人間は、堅気じゃない国。ファッションじゃないよ。米国のビジネスマンだって、タトゥーを消す人は多い」
「こーいう事する奴がいるから刺青入ってる人が色々言われるんだと思うのよ。」……などなど、ほとんどすべてが否定的な意見だ。ちなみに、タトゥーの入ってる都内在住のアーティストに話をうかがったところ、「超安定な人生が約束されている超絶堅気な公務員がタトゥー入ってていいわけないだろ。そんなやつに払う税金はねえ。調査拒否してる職員がいるとかありえない。そんなやつらは公務員やめろ。ここは海外じゃなくて日本だ。そこんとこ自覚してアウトローに生きろ」。とロックなコメントをしてくれた。また、「なんで毎日新聞はいつもいつも好き勝手やってる公務員の肩を持つんだ。気持ち悪いんだよ!」と毎日新聞に対しても言及。いずれにしても大阪市の入れ墨調査問題、今後もしばらく波紋を呼びそうだ。毎日新聞
2012/05/31
大阪市、教育現場でも入れ墨調査を実施へ 産経新聞
大阪市の職員に対する入れ墨調査で、所管の教職員約1万7千人について実施していなかった市教委は31日、教育委員会議を開き、一転して独自調査を行うことを決めた。市教委は「現場の教員との信頼関係に影響が出る」などとしていったん調査を見送ったが、その後「なぜ実施しないのか」などと多くの批判を受け、再検討していた。橋下徹市長の業務命令として、記名式で目に触れやすい部分は入れ墨の部位などについても記すよう求めた全庁調査とは異なり、各校の校長らが教員から自己申告で入れ墨の有無のみを聞き取り、市教委に報告する内容。入れ墨をした教職員がいた場合も、氏名や部位については報告を求めないとしている。この日の会議では「入れ墨があった場合、個人名を報告させるべきではないか」といった意見も出たが、「校長のマネジメントを信頼したい」「個人を特定して把握する必要はないのではないか」との声が大勢を占めた。一方、橋下市長は31日、記者団に対し、自身が見たテレビ番組で、教員にも入れ墨を入れる人がいるとする彫り師の証言が紹介されていたことを取り上げ、「市教委はもう少し真剣に事実調査すべきだ。見えないところでも教員である以上はだめ。入れ墨は社会が許容している範囲には達していない」と述べた。
2012/05/31
入れ墨検査に疑問呈した毎日新聞記者 自分の入れ墨披露拒否 毎日新聞
橋下徹・大阪市長が旗を振る「入れ墨検査」で揺れる大阪市に、意外なところから「ちょっと待て」の声がかかった。〈大阪市で行われた全職員を対象としたタトゥー(入れ墨)調査を、私は疑問に感じている。〉こう書いたのは、毎日新聞の杣谷健太記者。5月31日付の茨城版コラム「がんばっペン」で、「多様性こそ社会」と題し、「タトゥーは少数派で嫌悪感を抱く人がいることはわかるが、レッテルを貼って管理する必要があるのか」などと疑義を呈している。だが、内容より話題となったのは次の一節だった。〈私は米国留学中にタトゥーを入れた。もちろん今も体にある。(中略)タトゥーを彫ったことを後悔したことはない。〉まさかのカミングアウト。いったいこの杣谷記者はどういう人物なのか。「物腰柔らかだけど風貌は一風変わっていて、ソバージュのかかった長髪に口ヒゲ、ノーネクタイでスーツのズボンを腰パン状態ではいている。原発問題に関する記事を熱心に書いていた」(地元記者)
評判を聞くに、なかなか硬骨漢のよう。ここは改めて「橋下批判」をぶってもらおうと本人を直撃したのだが……。「私が会社の人間じゃなければお話しさせてもらいたいとは思うのですが……、今回は東京本社に聞いてもらえますか」
2012/05/31
入れ墨先生配転なし…大阪市教委、調査するけど 読売新聞
大阪市職員の入れ墨調査を巡り、市教委は31日、臨時教育委員会議を開き、教職員についても、校長が有無を任意で聞き取る形で実施することを決めた。いったんは「人権上問題だ」として教職員は調査しないと決めたが、市民らから「入れ墨を容認するのか」との抗議が相次ぎ、実施を検討していた。市立学校の教職員ら約1万7000人が対象。一般の市職員に行った個別のアンケートではなく、校長が、入れ墨がある場合に自己申告するよう教職員に求める。校長は、入れ墨のある教職員の数と、児童・生徒の目に触れる可能性がある部位かどうかを市教委に報告する。氏名の報告は求めず、入れ墨があっても配置転換も行わないという。また市は、入れ墨がある職員は計113人いたとする最終調査報告を発表した。16日の中間報告から、さらに環境局で2人、中央卸売市場で1人増えた。
2012/05/30
入れ墨調査 約15人が回答拒否…橋下市長「組織上許されない」 スポニチ
大阪市の橋下徹市長が職員に回答を義務付けた入れ墨の有無を尋ねる調査で、約15人が30日時点でも回答を拒否していることが市への取材で分かった。市は、回答拒否の職員を戒告や減給の懲戒処分にする方針。橋下市長は30日、市役所で記者団に「組織上、許されない。正直者がバカをみる組織はあり得ない」と述べ、厳しく対処する意向をあらためて示した。市によると、16日の中間集計時点で未回答だったのは513人。回答拒否や白紙回答、病気でやむを得ず回答できない職員を含んでおり、このうち約15人が自身の意思で回答を拒否し続けているという。
2012/05/29
函館市の公立高校職員、手に入れ墨…指導され除去 スポニチ
北海道函館市の公立高校の男性事務職員が手の甲に入れ墨を入れていたことから、高校が昨年12月に除去するよう指導したことが29日、函館市教育委員会への取材で分かった。男性職員は除去し、同じ高校で勤務を続けているという。函館市教委によると、昨年12月、保護者を名乗る女性から市教委に「手に入れ墨を入れた職員がいる」と電話があった。確認したところ、男性職員の片手の甲に大きさ約2センチのクモの入れ墨があった。勤務時には入れ墨を手袋などで隠していた。高校の指導を受け、今年2月に除去した。市教委は指導について「入れ墨を禁止する規則はないが、目につきやすい場所にあると生徒に不快感を与える」と説明。処分は検討していないという。男性職員は採用される前から入れ墨を入れていたとしているが、市教委は確認していなかった。「入れ墨の有無と採用は関係がない」と説明している。
2012/05/29
大阪職員御用達の彫師「私は入れ墨彫った先生何人も知ってる」 NEWSポストセブン
大阪市の入れ墨騒動は、第2ラウンドを迎えようとしている。前回は、教職員らを除く全職員約3万3000人を対象に記名調査を実施したが、第2弾として教職員への調査が行なわれる可能性があるという。これまで5人の職員に入れ墨を彫ってきたという大阪在住の彫師H氏は、この第2ラウンドに向け、気になることを明かした。H氏は過去に何人もの職員に入れ墨を彫った「御用達彫り師」である。「私は入れ墨を彫った先生を何人も知っています。彼らが調査対象になれば、今以上の騒ぎになるでしょうね」 入れ墨問題は収束に向かうどころか、ますます紛糾しそうだ。
2012/05/25
「敵がバトルゲームのように出てくる」橋下氏、米紙記事の指摘に“反論”
産経新聞
橋下徹大阪市長は24日の定例会見で、米紙ワシントン・ポストが23日付の1面で「敵を作り、論戦して有名になった」などと橋下氏の分析記事を掲載したことについて、「市長の仕事を取材してもらっているのは大変うれしい。批判してもらうところは批判してもらいたい」と述べる一方、「僕は敵を作りたくないが、向こうからバトルゲームみたいに次々と敵が出てくる」と“反論”した。記事では、橋下市長を「うんざりした(日本)社会の産物」「民衆扇動家」と形容。高い支持率や大阪維新の会の活動のほか、市職員への入れ墨調査についても取り上げている。橋下市長は、記事で挙げられた「敵を作る」手法は自ら意図していないとの見解を示す一方、「民主的な国には多様な価値観がある。敵が出ないということは、政治をやっていないことになる」とも主張。自身への支持については「既成政党への不信(の裏返し)だろう」と分析した。
2012/05/24
橋下市長、職員不祥事抑制の「数値目標」設定へ 産経新聞
大阪市の橋下徹市長は24日の定例会見で、職員の不祥事が後を絶たない現状を受け、部局ごとに不祥事削減の具体的な数値目標を示すよう指示したことを明らかにした。市長は「数値が達成できなければ、当該局長だけでなく全局長で連帯責任も考えてもらわないといけない」と述べた。橋下市長が3月に設置した服務規律強化に向けたプロジェクトチーム(PT)で、数値目標の中身や期間などについて検討する。「連帯責任」は、幹部給与の一部返上などを想定しているとみられる。会見で市長は、「本当は(不祥事を)ゼロにしろと市民から言われるかもしれないが、あまりも多いので、まず第1段階でこれぐらいの水準にするという目標を出したい」と語った。また、市教委が職員の入れ墨調査を実施していないことについて、「やらないなら、どういうことで対応するのか。教員の不祥事もすごく多いので、しっかり責任は持ってほしい」と教育委員に苦言を呈した。大阪市では平成19~23年度の5年間に職員99人が逮捕され、昨年12月の橋下市長就任後の約5カ月間にも、覚せい剤取締法違反容疑などで8人が逮捕されている。
2012/05/24
大阪市職員に入れ墨より根深い“噂”浮上 産経新聞
「暴力団の構成員のまま大阪市の2号職(現業職)に入ったり、2号職の試験を通った後に構成員になってしまった人間がいるという話も噂で聞いているんですよね」耳を疑う内容だが、市職員同士の茶飲み話ではない。平成22年3月、れっきとした大阪市議会民生保健委員会での自民市議(当時)の発言だ。大阪市の全庁調査(市教委所管を除く)で、職員110人が入れ墨をしていると回答した。ごみ収集担当や地下鉄乗務員などの現業職員が、このうち104人と大半を占めている。この問題を取材する中で、複数の市幹部や関係者から「入れ墨は表面的な話。もっと根深い問題がある」との声を聞いた。「明確な証拠があるわけではないが」との断り付きながら、冒頭の市議の発言のように、現業職員約1万2千人の中に暴力団関係者がいるのではないか-というのだ。真偽はわからない。だが、少なくともこうした疑念が、管理監督者を「下手に刺激しない方がよい」と萎縮させてきたのは事実だろう。真実なのか、ただの噂なのか。採用経緯も含めて調査する必要がある。
2012/05/24
大阪市職員110人“入れ墨”
社会人になって…ナゼ?
午前9時 フジテレビ「とくダネ!」で放送
2012/05/23
【大阪】「入れ墨調査は職員への人権侵害。タトゥーはファッション」大阪市労連、提訴を検討
大阪市が教育委員会を除く全職員約3万4千人に入れ墨の有無を尋ねた調査について、市労働組合連合会(市労連)の弁護団は22日、職員への人権侵害にあたるおそれがあるとして、市を提訴する検討を始めた。調査は、手足や頭部など「業務中に市民の目に触れる可能性がある部分」の入れ墨については記名式の調査票で回答を義務づけ、その他の部分は任意で答えるよう求めた。橋下徹市長は、入れ墨があると答えた職員の配置転換や、調査を拒否した職員を昇進させない方針を示している。弁護団によると、市の方針を受け、複数の職員から相談があったという。弁護団は22日、会議を開いて対応を協議。北本修二弁護士は終了後、「体の見えない部分のことを聞くのは明らかに問題。 ファッションのタトゥーと威圧感を与える入れ墨を同列に扱うのもおかしい」と主張し、市の調査は職員のプライバシーを侵害しているおそれがあると指摘した。
2012/05/23
入れ墨無回答職員513人に橋下市長「昇進させない」 スポニチ
大阪市が職員に回答を義務付けた入れ墨の有無を尋ねる調査で、橋下徹市長が、回答しなかった職員の調査を市幹部にメールで指示し「市長に在任中はリストアップ者の昇進は認めない」と記述していることが22日、分かった。人事権をちらつかせて回答を迫る橋下氏の手法には異論も出そうだ。 メールは19日付。市が回答を集約した16日現在で513人が未回答だった。橋下市長の指示を受け、市は回答拒否や白紙回答の職員に再度、回答を求めるよう各所属長に通知した。橋下市長はメールで今回の調査について「リーガル(法的な)チェックをしっかりと受けながら、行政的にきっちり詰めてやった」と強調。「答えてない職員の局ごとのリストアップを至急お願いします」と指示を出した。橋下市長は22日、市役所で記者団に「今回は労務管理上、必要な調査。(回答の)命令に公然と従わないのであれば昇進なんかさせる必要ない」と述べた。
2012/05/22
入れ墨調査、「未回答513人は昇進させず」 橋下市長「当たり前です」J-CASTニュース
大阪市職員の入れ墨問題をめぐり、橋下徹市長が2012年5月19日、調査に対して回答していない職員を昇進させない方針を市幹部にメールで伝えていたことが明らかになった。5月22日朝の囲み取材でも、「そりゃ、当たり前です」と主張。市のトップが職員の入れ墨の状況を把握することは「危機管理そのもの」だと強調した。
■未回答者昇進させると「正直に答えた者がバカを見る」
調査は5月1日から5月10日にかけて、教育委員会関係をのぞく全職員3万3546人を対象に実施。肩から指先など外から見えやすい部分の入れ墨については業務命令として、それ以外の背中などについては任意で回答を求めた。その結果、110人が入れ墨を入れていると回答。そのうち、ゴミ収集を担当する環境局が73人(66.4%)と一番多く、交通局が15人(13.6%)と2番目に多かった。回答率は98.5%。回答していない513人が、やり玉に挙がった。橋下市長が幹部に送ったメールでは、「正直に答えた者がバカを見る」と、未回答社については、橋下市長の在任中は昇進を認めない方針を示していた。5月22日には、橋下市長は「当たり前ですよ。民間企業でもみなさん、上司の正当な命令を公然と無視して、それでどんとん昇進を認められるなんてあり得ないと思いますよ」と、昇進を見送るのは当然だとの考えを強調。その上で、「懲戒免職とかね、そういうような処分ということは確かに…」調査に回答しなかった人が処分される可能性を否定した。ただし、「うーん、ただね、これから職員基本条例をやれば(成立すれば)、命令を無視し続けるようであれば処分はやっていきますけれどね」と、開会中の5月議会で職員基本条例案が可決された後には、より厳しい姿勢で臨む考えだ。
■未回答者の大半は長期休職中
また、改めて調査の正当性を強調した。「やっぱり手足の部分というのは人目に触れる可能性がある訳ですから、当該職員個々人を把握しておかないと、人事の配置とか注意の出し方とか、全然変わってくるじゃないですか。職員のそんな情報の管理なくして、現場の第一線に出してですよ、『腕まくりして入れ墨が見えて苦情が出た』。そーんなサービス業あり得ないですよ!」「個々人の職員の情報を把握するのはトップの責任ですよ。危機管理そのものですよ」ただし、未回答になっている513人の大半が、育児休業などで長期休職中の職員。市は、5月23日までに改めて回答を求める方針だ。
2012/05/22
入れ墨調査:無回答「昇進させぬ」…橋下市長リスト指示 毎日新聞
大阪市が全職員約3万3500人(市教委を除く)を対象に実施した入れ墨調査で、橋下徹市長が回答しなかった職員のリストアップを市幹部にメールで指示し、これらの職員について「市長に在任中は昇進を認めない」と記していたことが分かった。市は10日までの回答を義務付けていたが、21日現在、長期休職者を含む500人弱が回答していない。人事上の不利益を示して回答を迫る橋下市長の手法は、新たな波紋を呼びそうだ。
メールは19日午後、局長ら幹部職員に一斉送信された。橋下市長は「今回の調査はリーガルチェック(適法性の確認)を受けながら行政的にきっちり詰めてやった」と主張。市の第三者チームが2月に実施し、思想良心の自由を侵害すると批判された政治・組合活動に関する調査とは「全く異なる」と記した。
さらに、人目に触れる部分の入れ墨について、「人事労務管理上、職員情報を把握する必要と理由が明確に認められる」とし、回答拒否を認めれば「正直に答えた者がバカを見る。これでは今後、組織マネジメントはできない」と指摘した。
2012/05/21
タトゥー誰が広めたのか どうして広まったのか- ゲンダイネット
<大阪市職員110人が申告>
大阪市の職員3万3000人のうち、体にタトゥーを入れた人が110人いることが判明して話題になっている。110人のうち男性は105人で女性が5人。人目に触れにくい部分のタトゥーを申告した人は12人。申告していない人がいることも考えられるため、“タトゥーあり”の実数はもっと増える可能性もある。体に墨を入れた若者が多いのは大阪に限ったことではない。東京もタトゥーが流行中だ。ジャーナリストの赤木太陽氏によると、男性は90年代後半から、「周囲に一目置かれたい」「他人を圧倒したい」などの目的でタトゥーを入れるようになったという。半分以上がチンピラなど半グレの連中だ。女性は00年ごろから歌手の安室奈美恵が手首などにタトゥーを入れているのを見て「カッコいい」と憧れるようになった。その後、アンジェリーナ・ジョリーやパリス・ヒルトン、土屋アンナなどの影響で拍車がかかったそうだ。男性は『トライブ』といって炎をイメージした絵柄やドクロなど怖い印象のものを彫ります。女性はハート形や花の絵をあしらった可愛いデザインを腰やお尻に入れることが多い。いずれも軽いノリでファッションの一部として考えている。機械彫りなら痛みもなく、500円玉サイズで1万円前後からと、料金が安いのも浸透した理由です」タトゥーの除去は美容整形外科で行う。レーザー治療とメスによる除去手術があり、5センチ四方の除去の場合、レーザーで3万円、メスだと10万円が相場だ。「新しい恋人ができたので元彼の名前を消したい」「結婚するから元の体に戻したい」「自衛隊に入隊するので」などの理由で除去するケースが多い。「いざとなったら消せるため、気軽に彫る若者が増えているのです。要するに、タトゥーを背負って生きていこうという気持ちはあまりない。あくまでも思いつきなのです」(赤木太陽氏)
右も左もタトゥー人間。そんな時代が近づいている。
2012/05/19
大阪市入れ墨職員「ファッション的感覚もある。難しい」…長野知事
大阪市で入れ墨をしている職員が110人に上ったことに絡み、長野県の阿部守一知 事は18日の定例記者会見で、「公務員として信用失墜に当たるか、グレーゾーン。外見だけで直ちに良い、悪い、という問題ではないのではないか」との見解を示した。県人事課によると、県の服務規程では、入れ
墨や髪形、服装の定めはなく、大阪市のような調査も予定していない。阿部知事は「仮に入れ 墨に厳しい姿勢で臨むなら、前段としてルール作りが必要」とし、「ファッション的な感覚も
ある。どこからどこまで問題か(線引きするの)は、難しい」と述べた。
2012/05/18
入れ墨職員に森田健作知事驚く「公務員はダメ」
読売新聞
千葉県の森田健作知事は17日の記者会見で、入れ墨をしている大阪市職員が110人に上ったことについて、「本当に驚いた。昔と違ってファッション的だとか何とか言うが公務員はしてはいけない」と述べ、公務員は入れ墨をするべきではないとの認識を示した。県総務課によると、県の服務規程に入れ墨を禁止する規定はない。大阪市のような入れ墨調査は予定していないが、同課は「ファッションであっても入れ墨は県民に嫌悪感や不快感を抱かせる。県民の目に触れるような事例があれば指導、注意したい」と話している。
2012/05/17
橋下徹大阪市長の入れ墨で人間を判断・評価することの正当性を再度問う
http://blog.goo.ne.jp/goo21ht/e/12d67e0f089b87bc9594bc086407f886(クリック)より抜粋
橋下徹大阪市長独裁的命令の大阪市役所全職員対象入れ墨調査は110人判明の大成果を挙げた。意外とたくさんいるものだなあという印象を受けたが、入れ墨で人間を判断するつもりはない。逆に評価するつもりもない。入れ墨の種類、大きさ、人に与える印象等に関係なしに一人ひとりがどういう人間か知らないから、その人間性を判断もできないし、評価もできないからだ。橋下市長は入れ墨職員を市民と接触がない部署に配置転換する意向だという。いわば市役所内での市民との接触を禁じ、隔離するということである。独裁国家が人権活動家を隔離し、市民との接触を禁じるようにである。110人の大成果を受けた橋下市長の発言を、《大阪市職員110人が「入れ墨」 橋下市長「組織として異常」》から見てみる。橋下徹大阪市長「やっぱり、組織として、僕は異常だと思っています。何から何までが異常。入れ墨をやったからといって、人間的に全てだめだとか言うつもりもないんですけど。何をやったってクビにならない、何をやったって降格にならないというね、そういう甘えというものが全部出ていると思いますよ」入れ墨をしていることが「何をやったってクビにならない、何をやったって降格にならないというね、そういう甘え」にどうつながるのか理解できない。飛躍があり過ぎないだろうか。「何をやったってクビにならない、何をやったって降格にならないというね、そういう甘え」は深く個々の公務員としての倫理意識・責任意識にかかっているはずだ。倫理意識・責任意識は公務員としての職務上の行動として現れる。その行動は職場から離れた一般社会に於いても社会人としての行動としても現れるだろう。いわば公務員としての倫理意識・責任意識は社会人としての倫理意識・責任意識と相互対応しているはずだし、相互対応させなければならないはずだ。それが公務員としての、当然、相互対応の関係性からして社会人としてのということにもなるが、倫理意識・責任意識に反する行動を取る人間であるなら、入れ墨を彫った精神性と深く関係し、そのような精神性が倫理意識・責任意識に反する行動を取らせていると見ることはできる。だが、入れ墨を彫った全ての人間が公務員としての、さらに社会人としての倫理意識・責任意識に反する行動を取るとは断言できないはずだ。だからこそ、橋下市長は「入れ墨をやったからといって、人間的に全てだめだとか言うつもりもないんですけど」の発言となったはずだ。
以上見てきたことと橋本市長のこの発言から見ても、入れ墨を基準にその人間の倫理意識・責任意識を判断・評価するのではなく、あくまでも入れ墨に関係なく、個々の行動からその人間の倫理意識・責任意識を判断・評価しなければならないことになる。このことは前科者を例に取るとよく理解できる。何か重大な犯罪を犯して逮捕、裁判、有罪判決、刑務所入所・出所と経て、前科者として社会復帰を果たした人間はその前科で判断される偏見に往々にして曝されるはするが、実際は前科で判断・評価されるべきではなく、あくまでも偏見を排して刑期を終えた以降の社会人としての責任意識・倫理意識に則って行動しているかどうかの素行(=行動)で判断されるべきであろう。だが、橋下市長は「入れ墨をやったからといって、人間的に全てだめだとか言うつもりもないんですけど」と入れ墨を基準としてその人間を評価・判断するつもりはないと言いながら、あるいは入れ墨を基準にその人間の倫理意識・責任意識を評価・判断するつもりはないと言いながら、その発言と矛盾させて、「何をやったってクビにならない、何をやったって降格にならないというね、そういう甘えというものが全部出ていると思いますよ」と、入れ墨と人間性を否定的評価・判断で結びつけ、そのような否定的要素が否定的行動となって現れるだろうと看做す断定を行なっている。いわば入れ墨で人間を評価・判断している。この人間価値判断は前科者に対して前科で人間を評価・判断するのと同じ構造を取っていると言える。その行動が公務員としての倫理意識・責任意識に則っているかどうかはあくまでも個々の行動から見るべきであって、このことに反して入れ墨で人間を判断・評価し、公務員としての倫理意識・責任意識までも否定するのは、5月7日(2012年)当ブログ記事――《橋下徹大阪市長入れ墨調査はプライバシー&思想・信条・表現の自由の明らかな侵害
- 『ニッポン情報解読』by手代木恕之》にも書いたように、やはりプライバシーや思想・信条・表現の自由の明らかな侵害に当たるはずだ。
上記「FNN」記事は、市の児童福祉施設の職員が児童に入れ墨を見せて脅したことをキッカケとして今回の調査が始まったと書いているが、大の大人が入れ墨を見せて年端もいかない児童を脅すこと自体が、それが底なしの愚かさから出た行為であっても、大人げなさを大きく通り越した狂気とも言うべき異常な個別性であって、そのことを以って入れ墨をしている全ての人間を判断・評価するのは人権侵害というだけではなく、そのように判断・評価する橋本市長自身の個別性自体も狂気を持った異常性さえ感じざるを得ない。橋本市長がなすべきことは入れ墨をしている職員全てが児童福祉施設の職員のような人間ばかりではない、真面目に職務に励んでいる職員もいると、入れ墨で人間を判断・評価する社会的な偏見を取り去ることであったはずだが、逆に入れ墨で人間を判断・評価する社会的偏見を犯している。現在ある社会的偏見から考えると、入れ墨が理由で配置転換を受けた職員は、配置転換の理由を知り得た人間から、それが同じ市役所内の人間であっても、一般市民であっても、その職員の職務上の行動・私生活上の行動を直接的にも間接的にも知り得る機会を持たなかった場合、以後、入れ墨で人間を評価・判断される危険性に曝され続ける確率が高いことになる。もしそうなったなら、橋本市長自身も大きく担った確率とも言える。その職員の職務上の行動・私生活上の行動を直接的にか間接的にか知り得る機会を持った場合、入れ墨で人間を判断・評価することから行動で判断する、いわば見方を変える可能性は捨て切れない。社会的偏見からの踏み出しである。
2012/05/17
大阪市職員入れ墨110人 環境局は73人 スポニチ
大阪市は16日、教育委員会を除く全職員約3万3000人を対象に実施した入れ墨の有無を尋ねる調査で、計110人が入れ墨をしていたとの調査結果を発表した。調査は橋下徹市長の意向で1~10日に書面で実施。記名式で回答を義務付け「人権侵害に当たる」との指摘もあるが、橋下市長は入れ墨をしている職員を市民の目に触れる職場に配置しないなど調査結果を人事に反映させる方針だ。110人の内訳は、ごみ収集などを行う環境局が73人と最も多く、次いで市営地下鉄やバスを運行する交通局が15人、建設局が7人など。中にはバスの運転手も含まれるという。首から上、膝から足先まで、肩から手の指先までの人目に触れやすい部分については回答を義務付け、普段は服に隠れて見えない胸や腹、背中などの部分は任意回答。入れ墨やタトゥーの有無のほか、彫った部位や大きさも尋ねた。橋下市長は16日、市役所で記者団に「若者がファッションで(タトゥーを)入れる風潮も分かるが、市職員としてはだめだ。どうしてもやりたいなら公務員を辞めて個性を発揮したらいい」と述べた。
2012/05/17
調査はしないけど…河村市長「市職員になってからは入れ墨やめて」 スポニチ
名古屋市の河村たかし市長は17日、大阪市が職員の入れ墨の有無を調査したことに関連し「市職員になってからはやめてほしい。公務員としての倫理観がある。しっかり市役所の仕事をやってほしい」と述べた。定例記者会見で質問に答えた。また「私は人生再挑戦主義だ」などと述べ、入庁前の入れ墨については容認する考えを示した。大阪市と同様の調査は行わないという。
2012/05/17
大阪市「入れ墨職員」は分限か異動 除去手術「はがき大で50万円」J-CASTニュース
大阪市が市職員に対して行った「入れ墨の有無」を問うアンケート調査の結果が、2012年5月16日にまとまった。教職員を除く全職員3万3000人中、「他人の目に触れるところに入れ墨を入れている」と答えたのは110人だった。一般的な民間企業でも珍しいのではないかと思われる数字だ。環境局は73人、交通局は15人が「入れ墨入れている」「入れ墨アンケート」の結果について橋下徹大阪市長は5月16日、報道陣に「100人を超える人数の入れ墨というのは、やっぱり組織として僕は異常だと思っています」「公務員では有り得ないでしょう。僕が民間企業でここまで解放的な組織というのはあまり聞いたことがないですねぇ」「役所でありながら100名を超える人数が入れ墨をしている。それについても僕以前の市長が大号令をかけてこれを問題視しなかったのはやっぱりおかしいです」と語った。入れ墨問題の発端は12年2月、児童福祉施設で働く30代の市役所職員が子どもたちに入れ墨を見せて脅していたという件だ。橋下市長は市職員の服務規律を徹底させるために特命チームを設立、入れ墨を入れている職員がどれくらいいるか実態を把握するため、5月1日からアンケートを開始した。腕やひざから下など、他人の目に触れる部分に入れ墨を入れていると回答した110人のうち、「特に見えやすい部分」に入れているのは98人だった。全体の7割近くを占める73人が環境局の職員で、常に客の目に触れるバスの運転手や地下鉄の運転手を含む交通局の職員も15人いた。橋下市長は入れ墨を入れている職員の処分について、5月14日に報道陣の前で「原則は消してもらいますけども、日本の憲法体系の中で強制はできないし、懲戒免職はダメでも分限(免職、職務態度などが公務員として不適格とみなされた場合に行われる)は有り得るんじゃないかと思ってますが、法的に色々考えれば人事の配置で対処しなきゃいけないんでしょうね」と具体的に話した。入れ墨対応、街の声は支持・不支持半々5月17日放送の「スッキリ!!」(日本テレビ系)では、橋下市長の「入れ墨アンケート」を支持するか、しないかの街頭アンケートの結果を放送した。大阪で30人に聞いたところ支持が13人、不支持が13人、どちらともいえないが4人だった。東京・新橋のサラリーマン25人では支持が15人、不支持が10人。渋谷の若者25人では支持が13人、不支持が12人だった。不支持の理由は「一律に処分するのは反対」「分限免職は処分が重すぎる」というものだった。また、仙台市の奥山恵美子市長は5月16日の定例会見で、「公務員は多くの市民に接するのが仕事なので、市民が不快感を覚えるようなら考えなければならないが、入れ墨が即悪いということではなく、それを楽しむ文化もあると思う。程度の問題で、良識に沿って身だしなみを整えればよいのではないか」と話した。入れ墨をそこまで問題視する必要があるのか、と見る人も少なくないようだ。とは言え橋下市長は「原則は消してもらう」と話すなど、一貫して毅然とした態度で臨む姿勢を示している。大阪市職員はこれまで通りに仕事をするには入れ墨を消す必要がありそうだが、簡単に消せるものなのだろうか。美容整形大手の高須クリニックに聞いてみたところ、若者の間でタトゥーがブームになって以来、除去手術に来る人は年々増えているという。除去費用はレーザー手術の場合が1cm四方で1万500円から、切除縫縮手術の場合が1cmあたり2万6250円から。大掛かりな入れ墨を消す場合、剥削手術がハガキ大サイズで52万5000円、皮ふ移植がハガキ大サイズで63万円と高額になってくる。除去手術の最中は麻酔をかけるので痛みはないが、術後に傷が痛むことはあるかもしれないという。1度の手術で完全にきれいになるというわけでもなく、何度か通って除去していくという場合が多いようだ。
2012/05/17
橋下市長「ガガ、デップさんが市職員なら断る」 読売新聞
大阪市職員110人が入れ墨をしていた問題に関連し、橋下徹市長は17日の記者会見で、歌手のレディー・ガガさんや俳優のジョニー・デップさんが入れているようなファッションとしてのタトゥーについて見解を問われ、「ガガさんやデップさんが大阪市職員になるなら断る。歌手や俳優だから支持されるのであって、公務員の入れ墨は許されない。(ガガさんらが)大阪市を受けるわけはないが」と述べた。橋下市長は「僕も大阪府知事になるまで茶髪だったから偉そうなことは言えないが、公務員になるから黒に戻した」と説明。環境局で入れ墨をしていた73人のおよそ半数が「市役所採用後に入れた」と回答していることについては、「なぜ平気でできるのか。それなら大阪市を辞めて、許されるところで個性を発揮してもらったらいい」と述べた。
2012/05/17
職員の入れ墨「即ダメではない」と仙台市長 読売新聞
仙台市の奥山恵美子市長は16日、定例の記者会見で職員の入れ墨を認めるかどうかについて、「即ダメと言うことではないと思う」と語り、入れ墨をしている職員の分限免職を検討する大阪市の橋下徹市長とは一線を画す姿勢を示した。大阪市では、環境局の職員約50人が入れ墨をしていることが判明し、橋下市長は教職員を除く全職員を対象に調査したところ、110人が「入れ墨をしている」と回答した。にわかに注目を集める公務員の入れ墨問題に関し、奥山市長は「昔からの入れ墨の形式から、シールで一定の期間だけ文様を付けるものもある。海外では入れ墨的なものを楽しんでいるので、文化の問題として考える必要がある」と述べ、職員への調査を行う考えはないとした。
2012/05/17
入れ墨よりやる気が大事=河村名古屋市長 時事通信
名古屋市の河村たかし市長は17日の記者会見で、大阪市が職員の入れ墨の有無を確認する調査を行ったことに関連し「やる気があることの方が大事だ」と述べた。市職員の入れ墨については問題にしない考えを示したものだ。市長は「職員になってから入れ墨を入れるのは公務員としての倫理観があるので遠慮してほしい」とした上で「改心した人で入れ墨が入っている人は採用してはいけないのか」と強調した。
2012/05/17
倫理規則に「入れ墨禁止」明文化 大阪市PTが方針確認 産経新聞
大阪市職員の服務規律強化に向けたプロジェクトチーム(PT)=委員長、橋下徹市長=の会合が16日開かれ、全庁調査で110人が入れ墨をしていると回答した結果を踏まえ、市の職員倫理規則で入れ墨の禁止を明文化し、すでに入れている場合は服などで隠すことを義務付ける規定を加える方針を確認した。局の内規で「タトゥーまたはこれに類するもの」を禁止しながら、部局別で最多の73人が入れ墨をしていると回答した環境局の玉井得雄局長は「入れ墨を消すため医師に相談するよう指導している」と述べるとともに、「市全体でも、すでに入れ墨をしている職員に対する何らかの措置が必要ではないか」と指摘した。一方、今年3月末のPT発足後も職員の逮捕や公金横領などの問題が相次いでいることを受け、市は16日、橋下徹市長名で職員に通達を出した。管理職に対しては今後、部下の不祥事が発覚した場合により重く監督責任を問い、一般職員に対しても懲戒免職も含めたより厳しい処分とすることなどを盛り込んでいる。橋下市長は記者団に対し「厳格化すると口ばっかりで、全然結果が伴っていない。伴わなくても身分が安定する甘い状況だから必死さに欠けるし、緊張感が足りない」と指摘。不祥事に対し、厳しく責任を問う考えを明らかにした。
2012/05/17
入れ墨環境局職員、半数が「採用後に入れた」 読売新聞
入れ墨をしている職員が13部局の計110人に上ったとする中間報告を発表した大阪市は16日、職員の不祥事根絶を図る「服務規律刷新プロジェクトチーム(PT)」(委員長=橋下徹市長)の会合を開き、入れ墨禁止の内部ルールの策定や、服務研修の強化などを打ち出した。また、入れ墨職員全体の7割近くを占める環境局職員の半数程度が、市の調査に「市役所採用後に入れた」と話していることがわかった。
2012/05/16
仙台市長 奥山 恵美子:発表内容以外の質疑応答の概要
http://www.city.sendai.jp/kaiken/120516outou.html(クリック)より1部抜粋
(7)大阪市で入れ墨をした職員が100人以上いるという報道があるが、市長の所感を伺う入れ墨とか、ひげ、かつては茶髪など、公務員として然るべき服装なり、市民の方と相対する時の身だしなみについてどうあるべきかとして私は考えるのですが、基本的には入れ墨が即駄目であるということではなかろうとは思います。入れ墨といっても、昔からの入れ墨の形式からシールで体を使ったアクセサリーのようなもので一定の期間だけそこに紋様を付けることも可能であると聞いています。我々は多くの市民の方に接するのが仕事ですから、市民の方が少なくともそれによって不快感を覚えるとか、何らかの恐怖心を覚えるということであれば、きちんとそういったものが現れないような形で身だしなみを考えていく必要があると思います。ただし、即悪かということになると、広い文化の中では、ある種入れ墨的なものを楽しむという要素も海外にはあったりするようですので、それらも含めて受け止められる方がどうそれを見るかという文化の一つの問題として考える必要があると思います。
(8)程度の問題ということか
そうだと思います。例えば、口ひげがあることが市の職員として不適切なものだと原理原則として思っていることはないです。口ひげもいろいろあるだろうなと思いますけれども、中にはありようによってはいかがなものかというものがあり得ないとも言えませんので、それは良識に沿ってということだと思います。それは髪の毛であるとか、ひげであるとか、肉体に接しているものだけではなくて、そもそも公務員の服装で、例えばサンダル履きでいい場合もあれば、サンダル履きでは失礼な場合もあるということと同じ身だしなみの一つかと思います。
(9)仙台市で入れ墨の調査を行う予定はあるか
私も三十数年市役所の中で仕事をしてまいりましたが、同僚の中に入れ墨を見かけたことはございません。している者ももしかしたらいるかもしれませんが、少なくとも外形上それが現れている例は聞き及んでいませんので今の時点で特に調査をする必要があるという考えはありません。
2012/05/16
大阪市バス運転手ら入れ墨13人…消すか退職か 読売新聞
橋下徹大阪市長の指示で市が全職員を対象に行っている入れ墨調査で、市営地下鉄の運転士や駅員、バス運転手ら13人が「入れ墨をしている」と回答していることがわかった。市交通局は入れ墨を消さない場合、依願退職を促す方針だ。建設局でも数人が入れ墨をしていることが判明、環境局の約50人と合わせて市全体で少なくとも70人規模に膨らんだ。交通局が地下鉄・バス事業の全職員約6500人にアンケートで入れ墨の有無を尋ねたところ、男性職員13人が肩や太ももなどに入れ墨をしていると答えた。若手が中心で、入庁後に入れたとする職員もいた。交通局は「運転士などの現業職が、市民と接触しない別の業務に就くのは難しい」として、入れ墨を消すか、依願退職するかのどちらかを求める。
2012/05/16
入れ墨「一概に言えない」=藤村官房長官
藤村修官房長官は16日午後の記者会見で、公務員が入れ墨を入れることについて「茶髪が嫌な人も 中にはいるし、一概には言えない。私個人の好き嫌いを述べる場ではない」と語った。大阪市が職員を 対象に入れ墨の有無を尋ねたアンケート調査を実施したことに関連し、公務員の入れ墨は好ましくない と思うか問われたが、言及は避けた。 同市の橋下徹市長が入れ墨をしている職員の分限免職を検討する考えを示したことに関しては、 「分限免職をはじめ職員に対する不利益な取り扱いは厳に法令上のルールに従って、各地方公共団体 あるいは任命権者の責任の下で適切に対応してもらうべきものだ」と述べた。
2012/05/16
大阪市バス運転手ら入れ墨13人…消すか退職か 読売新聞
橋下徹大阪市長の指示で市が全職員を対象に行っている入れ墨調査で、市営地下鉄の運転士や駅員、バス運転手ら13人が「入れ墨をしている」と回答していることがわかった。市交通局は入れ墨を消さない場合、依願退職を促す方針だ。建設局でも数人が入れ墨をしていることが判明、環境局の約50人と合わせて市全体で少なくとも70人規模に膨らんだ。交通局が地下鉄・バス事業の全職員約6500人にアンケートで入れ墨の有無を尋ねたところ、男性職員13人が肩や太ももなどに入れ墨をしていると答えた。若手が中心で、入庁後に入れたとする職員もいた。交通局は「運転士などの現業職が、市民と接触しない別の業務に就くのは難しい」として、入れ墨を消すか、依願退職するかのどちらかを求める。
2012/05/16
<大阪市>入れ墨職員は110人に 毎日新聞
大阪市は16日、市教委を除く全職員(約3万3500人)に入れ墨の有無を尋ねた調査で、「入れ墨をしている」と回答した職員が計110人に上るとの中間報告を発表した。顔など人目に触れる部分に入れ墨のある職員は98人いた。市の服務規律刷新プロジェクトチームは同日午後、職員の配置転換などの対応策を検討する。今年2月、市の児童福祉施設の職員が児童に入れ墨を見せていたことが発覚。橋下徹市長の指示で今月1?10日、調査を実施した。腕や顔、足など人目に触れる部分は入れ墨の大きさや部位を人体図に記入し、記名で回答を義務付けた。それ以外の部分は任意で回答を求めていた。110人の所属別の内訳は、環境局73人▽交通局15人▽建設局7人▽ゆとりとみどり振興局3人▽契約管財局2人▽港湾局2人▽西区役所2人??など。市は職員倫理規則で入れ墨を禁止するなどルール化も検討する。一方、市教委は教育委員から「個別の部位まで特定させるのは行き過ぎだ」などと調査手法に否定的な意見が多く、調査をしていない。【津久井達、茶谷亮】
2012/05/14
橋下大阪市長ウォッチ 入れ墨市職員「原則は消してもらう」 アンケートは14日に締め切る J-CASTニュース
橋下徹大阪市長は、入れ墨をした市職員について、「懲戒免職はダメでも分限(免職)はあり得る」と記者団に語った。大阪市では現在、教職員らを除く職員について、入れ墨の有無をアンケート調査している。2012年5月14日、橋下市長は、入れ墨をした職員について「原則は消してもらうが、強制はできない」などと述べた。大阪市では、市の児童福祉施設の男性職員が子供たちに入れ墨を見せて怒鳴り、停職処分を受けた。入れ墨を入れた市職員は、他部局にもいると見られている。「税金で運営されている組織では許されない」大阪市は5月1日から入れ墨アンケートを始め、14日に締め切った。腕など人目に触れる可能性がある場所に入れ墨があれば、大きさなどを申告する。背中など人目に触れない場所の場合は「任意回答」としている。橋下市長は14日、「タトゥー(入れ墨)が絶対的に悪とは言わないが、税金で運営されている組織では許されない」と述べた。入れ墨問題が浮上した後の3月5日にも、服務規律を厳格化した上で、「どんどん分限免職していく気持ちでやっていきますよ」と話していた。
2012/05/14
大阪市職員50人が入れ墨 橋下市長「やりたいなら民間へ行け」産経新聞
大阪市の橋下徹市長は14日、全市職員を対象に実施している入れ墨の有無を尋ねる記名式アンケートについて「税金で運営され、市民に対して命令を下し、許認可権もあるような権力体の役所、公務員が、市民の目に触れるようなところに入れ墨をして市民サービスやるのは違う」と述べ、改めて調査の正当性を主張した。調査ではこれまで、環境局職員ら約3200人のうち約50人が「入れ墨をしている」と回答したという。腕など普段市民の目にふれる可能性のある部位については業務命令として回答を求めており、市は配置転換なども検討する方針だ。橋下市長は、入れ墨を申告した職員に対しては「原則は消してもらう」と主張。従わない場合の対応として分限免職の可能性にも言及したが、「法的にいろいろ考えれば、人事配置で対処しなければいけない」との見解を示した。さらに「入れ墨をやりたいなら個性を全面的に表現できるような民間企業に行けばいい。ファッションだから許せという見解には全くくみしない」と述べた。
2012/05/14
大阪市機能マヒ寸前 橋下 全職員「入れ墨」検査
「200人を超える」どころか、400人を超えそうだ。大阪市環境局が今年3月、局内の全職員約3200人に「入れ墨の有無」について、 記名式で調査したところ、約50人が「入れ墨をしている」と答えたのだ。実に64人に1人の職員が「タトゥーあり」という異常事態である。「調査のきっかけは、市民から昨年『入れ墨をしたゴミ収集職員がいる。問題ではないか』という意見が寄せられたこと。環境局では10年5月に『タトゥーまたはこれに類するものをしてはならない』という内規を施行したばかり。この内規が守られているのかという懸念から調べたのですが、まさか、こんなに多いとは……」(大阪市関係者)いま大阪市では橋下市長のトップダウンで、環境局の調査とは別に教職員など約8000人を除く全職員約3万人(環境局も含む)に対する入れ墨調査が進行中だ。単純に環境局の割合を当てはめれば、468人もの入れ墨職員が存在してもおかしくない。しかし、この入れ墨騒動、橋下にとってタイミングが良すぎるという声が上がっている。「市長主導の入れ墨調査の引き金は今年2月、児童福祉施設の職員が子供に入れ墨を見せていたことが明るみに出たことです。偶然なのかどうか、この時期は橋下市長がピンチに陥っていた頃。昨年の市長選で大阪市労組が不当介入していたと非難していましたが、根拠となったメールが捏造であることが明らかになった。世論の批判が橋下氏に向きかねないタイミングで突然、 職員の入れ墨問題に土俵を移したのです」(大阪市政関係者) 橋下は、「入れ墨している職員は200人を超えるのではないか」とほえまくったものだが200人という数字は今回の事態を ハナから確信していたのか。単なる当てずっぽうなのか。 いずれにしろ、大阪市は人目に触れる部署から入れ墨職員を外すなどの措置を検討中。これだけの人数を異動させるとなると、 人事配置は難航必至で機能マヒ寸前だ。橋下は大阪市の“パンドラの箱”を開けてしまったのか。
2012/05/14
橋下市長「組織として異常、免職も」入れ墨職員 読売新聞
大阪市環境局の職員約3200人のうち約50人が、同局の調査に「入れ墨をしている」と回答したことを巡り、橋下徹市長は14日、市役所で報道陣に、「組織として異常だ。すぐ懲戒免職は難しいが、分限(免職)はあり得る」と述べ、人目に触れる部位に入れ墨をしている職員の分限免職を検討する考えを示した。大阪市では、橋下市長の指示で、全職員を対象に入れ墨の有無を調査中。橋下市長は、「(民間企業でも)大方は入れ墨を許していない、というのが僕の感覚。身分保障に甘えた公務員の世界だから、横行している」と指摘。「市民の目に触れる公の職員が入れ墨をして、市民サービスをやるというのはおかしい」と主張した。
2012/05/14
<大阪市>入れ墨職員50人、橋下市長「消してもらう」毎日新聞
大阪市の橋下徹市長は14日、同市環境局が今年2、3月に職員約3200人を対象に、入れ墨の有無を任意で尋ねるアンケートをしたところ、50人程度が「入れ墨を入れている」と回答していたことを明らかにした。橋下市長は「タトゥー(入れ墨)が絶対的に悪とは言わないが、税金で運営されている組織では許されない。原則は消してもらう」と述べた。市はこれとは別に、市教委を除く全職員を対象に入れ墨の有無を尋ねる調査を5月から実施している。環境局は10年5月から内規で職員の入れ墨を禁止。昨年8月、市民から「ごみ収集をしている職員が入れ墨をしている」との情報提供があり、調査していた。【原田啓之、津久井達】
2012/05/13
大阪市環境局「入れ墨している」50人 読売新聞
大阪市環境局が今年3月、同局の全職員約3200人に入れ墨の有無について調査したところ、約50人が「入れ墨をしている」と回答していたことがわかった。市環境局は2010年5月に施行した職務倫理に関する内規では「タトゥーまたはこれに類するものをしてはならない」と決めている。しかし、昨年、市民から「入れ墨をしたごみ収集職員がいる」との声が寄せられていた。このため、同局が職員に〈1〉入れ墨の有無〈2〉入れている体の部位??などを尋ねた。環境局は、入れ墨があると答えた職員には、可能な限り消すように指導したという。同市では環境局の調査とは別に、橋下徹市長の指示で教職員など約8000人を除く全職員約3万人(環境局を含む)に対する入れ墨の調査が進行中で、数はさらに増える可能性がある。
2012/05/09
入れ墨調査、教諭は不要「教職員の不信感募らせるだけ」 スポニチ
大阪市教育委員会は8日、市が職員を対象に実施している入れ墨の有無を尋ねる調査について、市立学校の教職員や市教委の職員には実施しないことを決めた。教育委員の会議で異論が続出。水泳の授業などで腕や脚を露出する機会が多い教員について、これまで入れ墨をしているとの具体的な報告がないことから「調査は教職員の不信感を募らせるだけだ」「あえて調査する必要はない」などと否定的な意見が相次いだ。市教委事務局は市の服務規律刷新チームから依頼を受け、9日からの調査を予定していた。教委は今後、校長による服務規律の指導徹底や、別の調査手法を検討する。
2012/05/08
<大阪市>入れ墨、教職員には調査せず 市教委が方針
大阪市が全職員を対象に入れ墨の有無を尋ねている調査について、市教委は8日、 教育委員会会議を開き、教職員に対しては調査しない方針を決めた。 入れ墨の部位を図示するよう義務づけるなどの手法に、教育委員から「危うい」「行き過ぎだ」など否定的な意見が続出した。 校長を対象にした聞き取り調査や服務規律の徹底などの代替案を検討する。 入れ墨調査を巡っては、専門家や竹山修身・堺市長からも批判の声が上がっている。 市は今月1日から、約3万8000人の職員を対象に、入れ墨の大きさや部位を所定の用紙に記入するよう義務付ける調査を開始。 10日までの回答を求めている。市から同様の調査をするよう依頼を受けた市教委が、 教職員と事務局職員約1万7000人に対して調査するか検討していた。 この日の会議では、矢野裕俊・教育委員長が「身体の部位の微に入り細に入り(入れ墨の)図まで書くという調査は、(調査目的と)ギャップが大きい。場合によっては人権を傷つけることがあり無謀だ」と批判、 勝井映子委員も「長袖で見えないようにするケースもあり、全部自白させるような調査は必要ない。 個別の部位まで特定させるのは行き過ぎだ」と難色を示した。 大阪市の入れ墨調査を巡っては、堺市の竹山市長が「職務と直接関係ない調査は私はやらない」と批判。 専門家からも「入れ墨は趣味の問題で、自治体が制度として規制するのはやりすぎではないか」などと疑問を呈する声がある。【林由紀子】 毎日新聞
2012/05/08
否定意見続出 大阪市教育委員会 教職員の入れ墨調査せず スポニチ
大阪市教育委員会は8日、市が職員を対象に実施している入れ墨の有無を尋ねる調査について、市立学校の教職員や市教委の職員には実施しないことを決めた。この日の教育委員の会議で異論が続出。水泳の授業などで腕や脚を露出する機会が多い教員について、これまで入れ墨をしているとの具体的な報告がないことから「調査は教職員の不信感を募らせるだけだ」「あえて調査する必要はない」などと否定的な意見が相次いだ。市教委事務局は市の服務規律刷新チームから依頼を受け9日からの調査を予定していた。教委は今後、校長による服務規律の指導徹底や、別の調査手法を検討する。調査は市長部局の全職員を対象に実施中。記名式で、肩から手の指先までや、膝から足の指先までなどの部分に入れ墨やタトゥーをしているかどうかを書面で聞いている。
2012/05/07
橋下徹大阪市長入れ墨調査はプライバシー&思想・信条・表現の自由の明らかな侵害
http://blog.goo.ne.jp/goo21ht/e/a59e827187a2a849fa16ce4e64abd8d9(クリック)より抜粋
大阪市が5月1日(2012年)から全職員約3万8000人を対象に入れ墨の有無を調べる書面調査を始めたという。《大阪市:入れ墨調査始まる 記名式で回答義務付け》(毎日jp/2012年05月02日 15時12分)
調査のキッカケは今年2月に市職員が児童福祉施設で児童に入れ墨を見せていたことが発覚したためで、橋下徹市長が調査を指示したという。橋下市長名通達「入れ墨が見えるような服装で業務を行うことは不適切で、市民の目に触れれば不安感や威圧感を持ち、市の信用失墜につながる」このような通達文書を全職員に配布、人目に触れる腕や足などについては、入れ墨の大きさや部位を記入するよう記名式で回答を義務付けているという。回答は5月10日まで。調査書はご丁寧にも身体全身の前面と背面の人体イラスト付きで、入れ墨箇所と範囲を記入するよう指示しているとのこと。例えば龍の刺青なら、肩から背中、さらに胸の当たり、左右の二の腕当りまで入れているということがあるから、人体イラストの相当する箇所を隈なく塗りつぶさなければならない。龍とか桜吹雪の入れ墨なら、黒のマジックで塗りつぶすのは折角の入れ墨が満足に伝わらないことになるから、赤、ピンク、黒のマジックを使い分けて、より正確に書き写したらいいのではないだろか。橋本市長がその人体イラスト図を見て、「おっ、これは見事そうだ。実物を見て、実際に見事なら、許してやろう」という気に、・・・・まあ、ならないだろうが。
市人事室「全国の自治体で初めての調査だが、法的な問題はない」法律上問題はない取っているが、果たしてそうだろうか。憲法が保障する思想・信教の自由、表現の自由を侵す調査ではないと断言できるのだろうか。調査結果を基に、職員の配置転換やルール化を検討するそうだ。赤黒い怒りの形相も露な閻魔大王の鎮座した入れ墨を背中中央にデンと彫った職員は市営火葬場(所有しているなら)に配置するのだろうか。閻魔大王はウソをついた人間の舌をやっとこで抜くというから、市議会開催のたびに一段と高い場所に鎮座させて上半身裸にさせ、ウソを得意としている人種でもある政治家に位置している市議一同に閻魔大王の入れ墨をご開帳させて、ウソをついたら舌を抜かれるぞという暗示としたなら、子供騙しではあっても、後ろめたさぐらいは与える効果があるかもしれない。いや、そんな玉は政治家人種に存在しないか。
5月2日の記者会見。
橋下市長「人事管理として聞いておくのは問題ない。まともな組織だったら、こんなことやらなくてもいい」 要するにプライバシーの侵害にも当たらないし、思想・信条・表現の自由の侵害にも当たらないと御託宣している。
同じ内容を扱った、《橋下市長「人事配置の参考に」大阪市職員の入れ墨調査》(スポニチ/2012年5月3日 06:00)記事は調査主体は橋下市長を委員長とした3月発足の「市服務規律刷新プロジェクトチーム」だと伝えている。
右崎正博独協大大学院教授(憲法)「表現の自由やプライバシーに関する事項を申告させるには、よほどの必要性がなければいけない。市民に威圧感を与えるというだけで大阪市が調査するのは認めにくいのではないか。職務能力には直接関係のない問題で、市が強制力をバックに申告させ、従わなければ処分というのは乱暴だ」
鎌田慧氏・ルポライター「暴力団の構成員だったら問題だが、今はファッションで入れ墨をする人もいる。長袖を着るなど、本人が隠すように気を付ければいい。思想表現の自由に関わるだけに見逃せない。上からがんじがらめにされて萎縮した職員に柔軟で良質な市民サービスはできなくなるだろう」
大阪市職員労働組合「仕事と入れ墨とどういう関係があるのか。調査に問題がないか、弁護士と検証している」
大阪市役所労働組合「今後、入れ墨だけでなく服装やひげなどまで調査が広がり、個人の自由やプライバシーが侵害される可能性がある」このような批判がある一方で、インターネット上にはかなりの賛成意見が飛び交っている。その多くが「公務員だから」という理由を挙げていて、一般人よりも公務員に対してより厳しい規律を求めている。ということは、一般人は公務員よりも規律は厳しくなくてもいいことになる。職務上の規律にしても社会人としての規律にしても、公務員と一般人と何ら変わらないと思うが、違うのだろうか。公務員だからと言って、特別な資質を求めるとしたら、その要求に対する相応の代償が必要になる。その代償が一般勤労者よりも高い賃金、公務員宿舎の民間相場よりも遥かに安い家賃に相当するとしたら、何も批判ができなくなる。かつてのヤクザやその類いが強がるために彫った入れ墨と最近のアクセサリーとしての入れ墨を分けて考えなければならない。強がるために彫った入れ墨と書いたが、初期的には彫ることで少なくとも強さを感じたい欲求が動機となった入れ墨であるはずだ。入れ墨は誰もが彫るわけではないゆえに自身を特別な存在だとする意識(=特別な存在意識)が働き、その特別な存在意識がある種の強さを自身に与える。その強さを自身の中にとどめておくことができずに入れ墨をひけらかして自身が特別な存在であることを他者にも知らしめたい衝動が往々にして働き、ヤクザやその類いが入れ墨をひけらかして暴力を振るったりするのは例外だが、ひけらかしたといっても、それが実際には人間としての強さの証明でも何でもないことから、結果的に他人から見ると強がりが目的の入れ墨となってしまうし、本人からしても強がりで終わってしまうひけらかしとなる。
市職員が児童福祉施設で児童に入れ墨を見せていたことが発覚したことが入れ墨調査のキッカケだということだが、それがどんな入れ墨か記事が書いていないから、前者に入る入れ墨なのか、後者の入れ墨なのか分からないし、単に見せただけなのか、見せた挙句に、「おじさんは強いんだぞ」と何らかの威迫を与えたのか、それも分からないが、例え入れ墨をひけらかして乱暴な口を利いて相手に威迫を与えたとしても、あくまでも個別的事案であって、入れ墨をしている者すべての問題ではないはずだ。
例えば市役所の窓口担当で書類を閉じたバインダーなどを持ち上げると、長袖がまくれて手首にまで彫った入れ墨が市民の目についてしまうといった場合にしても、本人は結構意識して手首の入れ墨が他人目に触れるようにバインダーなどを持ち上げるものだが、いわば自分は特別な存在だという意識を抑えがたくそうしてしまうものだが、このような例にしても、個別的な事案であって、上司が注意するなり、持ち場の配置換え等を行なって個別に解決すべき問題であろう。もし公務員だからという理由で彫った場所や大きさに応じて入れ墨を断罪するとしたら、必ずしも入れ墨が決める勤務態度でも、本人の規律の程度でもないにも関わらず、入れ墨で勤務態度や規律の程度を決定することになって、プライバシーや思想・信条・表現の自由にまで入り込む、その明らかな侵害に当たるはずだ。
かつて女性が髪を染め出した頃、まともな女性がすることではないと世間は眉をひそめた。ましてや若い男が染め出すと、「何だ、男のくせに」と非難の眼差しを向けた。染髪の習慣が初期の頃は就職の面接で他に理由を設けて不採用の差別をつけ、市役所等では染髪の習慣が広まるまで髪を染めた女性は一人としていなかったかもしれない。それが現在、女性のみならず、男性も若い男性だけではなく、結構年のいった、高齢者に属する男性も髪を染めている。少なくとも現在では髪の色で公務員と一般勤労者を差別する習慣はないはずだ。染髪の習慣が一般的でなかった時代、他の女性に先駆けて髪を染めた女性はいわば先駆者とさえ言える。橋下徹市長にしても、確かかつて髪を染めていたはずだ。県知事という名の公務員の身分となったから、髪を染めるのはやめた、その流れで市長になっても髪を染めないままでいるとしたら、職務上の規律にしても社会人としての規律にしても、公務員と一般人と何ら変わらないというルールに反して両者の規律に差別をつけていることになる。入れ墨にしてもそうだが、髪を染める染めないは規律とは関係しない個人の嗜好が決める問題であるはずだ。その嗜好は勿論、プライバシーや思想・信条・表現の自由の保障が許容する範囲内の決定事項でなければならないが、法律が禁じているわけではないのだから、許容範囲にあるはずだ。実質的な規律で勤務態度を計るのではなく、髪の色や入れ墨で勤務態度を計る。あるいは人柄を図る。プライバシーや思想・信条・表現の自由の明らかな侵害でなくて、何と言ったらいいのだろうか。染髪と同様に最近若い男女の間で流行り出したアクセサリーとしての入れ墨が一般男女の間で当たり前となる時代を迎えるかもしれない。
2012/05/03
橋下市長「人事配置の参考に」大阪市職員の入れ墨調査 スポニチ
大阪市が橋下徹市長の意向で全職員約3万8000人を対象に入れ墨の有無を尋ねる調査を始めたことが2日、分かった。職員が児童福祉施設で子供に入れ墨を見せていたことが3月に発覚したことを受けたもので、結果は今後の人事配置の参考にする。有識者らからは「職務能力には関係のない問題で、乱暴だ」などの指摘が出ている。
調査は1日から開始。調査票とともに、橋下市長名で「勤務中に入れ墨が市民の目に触れることになれば不安感や威圧感を持ち、市の信用失墜につながる。実態を把握し、人事配置上の配慮を行う必要がある」などと説明する文書を職員に配布した。
調査票は2種類あり、1つは衣服を着用しても隠れない場合が多い首から上、肩から手の指先まで、膝から足の指先までの部分について、入れ墨やタトゥーをしているかどうかを問い、している場合は部位や大きさも回答するよう求めたもの。全職員に記名での回答を義務付けている。
もう1つは、背中や腹など、通常は衣服で隠れて見えない部分について問うもの。こちらは任意回答とし、入れ墨を入れた時期が職員採用の前か後かも尋ねている。回答期間は10日まで。調査は橋下市長を委員長として3月に発足した「市服務規律刷新プロジェクトチーム」が実施。結果は今後の人事配置の参考にするという。橋下市長は2日、記者団に「人事管理として聞いておくのは問題ない。こんなことをやらなくてもいい組織にならなくてはいけない」と話した。市人事室は「法的なチェックで問題ないと判断した。入れ墨があっても直ちに処分などにつながるわけではないが、回答拒否や虚偽の回答をした場合は処分の対象になり得る」としている。
これに対し、独協大大学院の右崎正博教授(憲法)は「表現の自由やプライバシーに関する事項を申告させるには、よほどの必要性がなければいけない」と指摘。「市民に威圧感を与えるというだけで大阪市が調査するのは認めにくいのではないか。職務能力には直接関係のない問題で、市が強制力をバックに申告させ、従わなければ処分というのは乱暴だ」とした。
ルポライターの鎌田慧さんも「暴力団の構成員だったら問題だが、今はファッションで入れ墨をする人もいる。長袖を着るなど、本人が隠すように気を付ければいい」とコメント。「思想表現の自由に関わるだけに見逃せない。上からがんじがらめにされて萎縮した職員に柔軟で良質な市民サービスはできなくなるだろう」と批判した。
◇橋下市長と市職員の“バトル”
★政治・組合活動アンケート 2月、市が全職員に過去2年間の政治活動の有無などを質問するアンケートを実施。橋下市長が回答を義務付けた。職員組合5団体と組合員28人がアンケートで精神的苦痛を受けたとして、4月に市などに損害賠償を求め提訴。
★メール極秘調査 2月、市が庁内サーバーに保存されている職員約150人分の公用メールのデータを第三者チームに提供。職員の政治活動や組合活動の調査の一環で、橋下市長が命じた。事前に職員に知らされておらず、組合側が反発。
★市営バス運転手の給与4割カット 橋下市長が2月、市営バス運転手の給与を約40%削減する方針を表明。労働組合は「生活設計ができない」と猛反発しているが、橋下市長は「今までが異常だった」と強調。
≪組合 また踏み絵…≫職員約1万2000人が加盟する大阪市職員労働組合は「仕事と入れ墨とどういう関係があるのか。調査に問題がないか、弁護士と検証している」とした。また、大阪市役所労働組合(約500人加盟)は「今後、入れ墨だけでなく服装やひげなどまで調査が広がり、個人の自由やプライバシーが侵害される可能性がある」と懸念。2月に橋下市長が職員に組合・政治活動への関与を問うアンケートを実施したことを挙げ、「今回もまた踏み絵のようだ」と話した。
2012/05/02
大阪市職員入れ墨調査開始 橋下市長「聞かなければならない組織自体おかしい」
産経新聞
大阪市の橋下徹市長は2日、全市職員を対象に始めた入れ墨の有無を尋ねる記名式のアンケートについて「人事管理として聞いておくのは問題ない。こういうことを聞かなければならないような組織自体がおかしいし、やらなくてもいい組織にならなくてはいけない」と述べ、調査の正当性、必要性を強調した。調査は市職員倫理規則を根拠として、1日に開始。首や腕、膝下など「業務中に市民の目に触れる可能性のある部分」は市長の業務命令で回答を義務づけ、その他の部分については任意回答だが「できる限り協力を願いたい」としている。市によると、実施にあたっては複数の弁護士に妥当性を相談し、問題ないと判断したという。橋下市長は「勤務中に入れ墨が市民の目に触れることになれば、市民が不安感や威圧感を持ち、ひいては市の信用を失墜させることにつながるのは明らかだ」としている。市は「実態を把握した上で人事配置上の配慮を行う必要がある」としており、市民の目に触れる部位に入れ墨がある場合は、市民と接しない部署への配置転換なども検討するという。
2012/05/02
<大阪市>入れ墨調査始まる 記名式で回答義務付け
大阪市は今月から全職員約3万8000人を対象に、入れ墨の有無を調べる書面調査を始めた。今年2月、市職員が児童福祉施設で児童に入れ墨を見せていたことが発覚し、橋下徹市長が調査を指示していた。人目に触れる腕や足などについては、入れ墨の大きさや部位を記入するよう記名式で回答を義務付けている。調査は1日から始まり、橋下市長名で「入れ墨が見えるような服装で業務を行うことは不適切で、市民の目に触れれば不安感や威圧感を持ち、市の信用失墜につながる」などと説明する文書を全職員に配布。10日までの回答を求めている。肩から指先、首から上、膝から足の指先までの部位については、人体イラストに入れ墨やタトゥーの範囲を記入するよう義務付け、それ以外の部位も入れ墨をした時期や大きさなどを任意で回答するよう求めている。市人事室は「全国の自治体で初めての調査だが、法的な問題はない」と説明。調査結果を基に、職員の配置転換やルール化を検討するという。橋下市長は2日、記者団に「人事管理として聞いておくのは問題ない。まともな組織だったら、こんなことやらなくてもいい」と話した。【津久井達】
2012/05/02
大阪市が職員に入れ墨調査 「人事配置の参考に」 スポニチ
大阪市が橋下徹市長の意向で全職員約3万8千人を対象に入れ墨の有無を尋ねる調査を始めたことが2日、分かった。職員が児童福祉施設で子どもに入れ墨を見せていたことが3月に発覚したことを受けたもので、結果は今後の人事配置の参考にするという。調査は肩から手の指先までと膝から足の指先までの部分について、入れ墨やタトゥーをしているかどうかを問い、している場合は部位や大きさも回答するよう記名での回答を義務付けた。 背中や腹など通常は衣服で隠れて見えない部分については任意回答とし、入れ墨を入れた時期が職員採用の前か後かも尋ねている。 回答期間は今月1~10日まで。
2012/03/30
橋下氏を批判する雁屋哲氏に「公務員は弱者じゃない」「戦争出来る国になるべきだ」livedoor NEWS
漫画家・雁屋哲氏のブログ「雁屋哲の今日もまた」の3月9日の記事「橋下氏のこと」が、ネット掲示板で話題になっている。記事では、橋下氏が君が代斉唱に関して「議会で決まったルールを守れない公務員は辞めてしまえばいい」「刺青をしたまま正規職員にとどまれる業界って、公務員以外にあるのか」などと発言したことなどを批判。雁屋哲氏はほかにも橋下氏には「日本を再び戦争の出来る国にしたい」という本意があるなどと指摘している。雁屋哲氏は、刺青を消すために刺青を焼ききった人の肌を見た事があり「むごいもの」だったと述べ、「橋下氏はそのようなむごいことを、平然と要求するのか」と主張。さらに、雁屋氏は、橋下氏の「絶対に反撃できない弱い立場の人間を敵として規定して、攻撃することを一般市民に煽り立てる政治的手法」「自分より立場の弱い人を攻撃する」やり方を批判した。この記事を受け、ネット掲示板では「入れ墨をいれているのが弱者?威張り散らしてるだろ」「公務員が弱者なんて認めない」「公務員が弱者…。弱者があんなに金持ってるのはなぜだ?」など、雁屋氏への反論が続出。橋下氏は日本を再び戦争の出来る国にしようとしているという雁屋氏の意見に関しては「戦争できる国になって欲しいですけどなにか?」「戦争出来る国になるべき!」など、日本が戦争ができる国になることを肯定する意見が相次いで書き込まれた。
2012/03/26
バストにタトゥーの女性職員も!大阪市“入れ墨”騒動の波紋
大阪市の橋下徹市長(42)が「入れ墨をする職員は200人を超えるのではないか」と発言した波紋が広がっている。市が進める全庁調査では一部職場で数十人の職員が入れ墨をしていることが判明。モラルの低下が指摘される一方で、『入れ墨』『200人』の単語が独り歩きし、市幹部は困惑している。橋下市長の発言は21日、市服務規律刷新プロジェクトチーム(PT)の会議で飛びだした。入れ墨の調査は、市立児童福祉施設に勤務する30代の男性職員が子供たちに入れ墨を見せていたことが発覚した3月初めごろから、PTは一部職場を対象に調査。数十人が入れ墨をしていることを認めたという。橋下市長は「全庁レベルにしたら100~200人いてもおかしくない。異常事態だ」と息巻き、調査を指示した。これに対し、市労連傘下のある労組幹部は「組合員の入れ墨の調査をしたことはなく、実際200人いるのかどうかも含め実態はわからない」と戸惑い気味。PTも「大切なことは、業務中に入れ墨を見せないこと。そのために、誰が入れ墨をしているのか把握すべきだが、任意の調査なのでどこまで実態把握できるか」と思案投げ首だ。大阪、入れ墨、とくるとどうしても「倶利伽羅紋紋」を想像するが、「名前やハートといったワンポイントのタトゥーがほとんど。若気のいたりで胸にタトゥーをしている女性職員もいる。かといって、わざわざ服を脱がせて確認するわけにもいかないし…」と市職員。調査はもちろん、結果が出たあとの措置も含め、難航が予想される。
2012/03/26
小森純が反論して号泣 「タトゥー、全然悪いと思わない」 J-CASTニュース
なぜタトゥーを入れたのか
タレントの小森純さん(26)がテレビ番組で「タトゥーは全然悪いと思わない」と涙声で訴えて、ネット上で話題になっている。純さんは、タトゥーはただのファッションではないというのだ。「顔をイジりました」とあっけらかん「整形」告白をした小森純さんが、今度は、自らの身に彫ったというタトゥーについても持論をぶった。江角マキコさん、番組で疑問を突く。TBS系のバラエティ番組「私の何がイケないの?」は、2012年3月22日夜は女性の悩みワースト20を特集した。その中で、「タトゥーを入れた事を後悔」がワースト10位に入り、司会の1人、江角マキコさん(45)もタトゥーについて否定的な見解を明かした。マキコさんは、今カッコイイことより、何年か先のことを考えてほしいとして、「ファッションとかお洒落っていうのでは反対!」と声を上げた。これに対し、ゲスト出演した小森純さんは、ムキになって「タトゥーは全然悪いと思わないですよ、うちは」と反論したのだ。純さんは、日本でも、そのファッション性で自分たちを魅せるためのものとして、新しい若者たちにも受け入れられていると主張した。そして、自らの足などにもタトゥーが結構入っていると明かし、「批判されすぎてもイヤになってくる」とぶちまけた。さらに、涙声になって、こう続けた。「色んな意味があって、きっと入れてる人も入れてるんですよ。色んなことを抱えて。でも、なんかそのことがあって忘れたいから、入れることによってどっか強くなれるとか。そんだけ弱い…」涙をポロポロ流しながら、後悔しているかもしれないが、「後悔してる」って言いたくないともした。これに対し、マキコさんは、まったくたじろぐ様子はなかった。「あの子のタトゥー、お洒落タトゥー、とは違うんだっていう気持ちとか、ちょっと面倒臭くない?」。すかさず、純さんにこう尋ねたのだ。「強くなりたいのに、批判されて泣くのか」そして、江角マキコさんが「端から見たら、まあ、タトゥーじゃない?」と言うと、小森純さんも「そうですよね」と認めざるをえなかった。最後にマキコさんは、自分のように40歳ぐらいの子育てするようなときになると後悔するかもしれないとしたうえで、「そんときの思いに後悔がなければそれでいいと思う」と条件付きでタトゥーを認める姿勢も示した。ネット上では、純さんの考え方について、「熟考した上で決断したんなら、別に構わないと思うよ」「まあ支持層考えたら小森はタトゥー擁護派にまわったほうが良いだろ」と擁護の声もある。しかし、「先のこと考える奴は入れてないよ」「江角正論」「強くなりたくてタトゥー入れたのに、他人に認められないからって泣くのか」などと、疑問の方が多く出ている。報道などによると、最近は、軽い気持ちでタトゥーをする若い人たちも増えているようだ。番組では、母親の名にちなんで背中にユリの花を彫ったり、幸せな感じがするからと肩にツバメの絵柄を入れたりする女性らを紹介した。東京・新宿のある店舗では、名刺サイズで1万円からあり、若いカップルを中心に月に40人ほどが来るとしていた。左肩にハート形のタトゥーを入れた女性(29)は、離婚をきっかけにシングルマザーとして強く生きていく決意だったという。純さんと同様な動機らしい。しかし、子どもとプールにも入れないと後悔し、月に100人も訪れるという東京・渋谷の美容整形外科で約25万円をもかけて切除手術をした。激しい痛みを我慢して針で縫い合わせたが、一生消えない大きな傷が残った。純さん所属事務所Twin Planetのマネージャーは、取材に対し、足などに実際に彫ったことを認めたものの、理由などについては、「詳しくは把握しておらず、プライバシーもありますし、そこは言いたくありません」と話した。マキコさんの指摘についても、「コメントすることはないです」と言っている。
2012/03/25
橋下市長「入れ墨職員200人超える」は本当か
「ボクはやると言ったらトコトンまでやる!」大阪市の橋下徹市長(42)が、職員の入れ墨にただならぬ敵意を燃やしている。21日、自ら委員長を務める「服務規律刷新プロジェクトチーム」を立ち上げ、初会合を開催。「公務員の職場で入れ墨が合うか、誰が考えてもわかること」と叱咤した。「入れ墨している職員は200人を超えるのではないか。これは異常事態。ダメなものはダメという雰囲気が欠けている。徹底してやる」とまくし立てた。チームは、職員が覚醒剤使用容疑で逮捕された水道局や、地下鉄駅構内での火災から喫煙が発覚した交通局など現業職を抱える部局の幹部らで構成。市長は、入れ墨以外にもマイカー通勤や仕事中の喫煙など禁止事項に関する実態について全庁調査するよう指示を飛ばした。さらに弁護士らに頼んで第三者委員による調査チームまで新設することになった。ハッパをかけられた職員からは「市長はいつもケンカを売るやり方。調べもせんで200人以上は入れ墨してるなんて、ようゆうわ」との本音も漏れた。ケンカを売るのは橋下の常套手段だが、調べたのならともかく、「超えるのでは」なんて臆測で発言するのは市長として問題だ。
2012/03/22
大阪市、庁内喫煙・入れ墨など調査へ 服務規律刷新PT発足 日本経済新聞
大阪市は21日、市職員に服務規律を徹底させるため設置した「大阪市服務規律刷新プロジェクトチーム(PT)」の初会議を開いた。橋下徹市長は「服務規律を守らせるため幹部にも責任をとってもらう」と強調。手始めに庁内での喫煙や職員の入れ墨、マイカー通勤などの違反行為について調査する考えを示した。PTは橋下市長をトップに、村上龍一副市長ら市幹部計16人で構成。規律順守に向け具体策を立案する「企画・調査チーム」と、査察を行う「推進チーム」を置いた。不祥事の解明や再発防止に取り組む「不祥事案調査チーム(仮称)」も近く設置する。弁護士らで構成する方針。橋下市長は現在開会中の市議会に、免職など厳しい罰則を盛り込んだ職員基本条例案を提出している。市議会は継続審議とし、5月定例議会で採決する見通し。
2012/03/21
橋下市長、入れ墨・地下鉄喫煙で調査指示
大阪市の児童福祉施設職員が子どもに入れ墨を見せて停職処分になるなど、市職員に不祥事が相次いでいることを受け、市の服務規律刷新プロジェクトチーム(委員長=橋下徹市長)が21日、発足した。初会合では、入れ墨の有無などについて全庁調査を行うことを決めた。チームは、職員が覚醒剤の使用容疑で逮捕された水道局や、全面禁煙の地下鉄駅構内での喫煙が明らかになった交通局などの幹部らで構成。橋下市長は「公務員の職場で入れ墨が合うか、誰が考えてもわかる。ダメなものはダメという雰囲気が欠けている」と指摘し、「僕はやるといったらとことんまでやる」と、不祥事根絶に意欲を示した。チームは入れ墨以外にも、勤務時間中の喫煙やマイカー通勤など禁止事項に関する実態を調査。このほか、弁護士ら第三者委員が不祥事の実態解明に当たる調査チームも新設する。
2012/03/21
橋下市長「入れ墨職員200人超える」
大阪市は21日、職員の不祥事が相次いでいることを受け設置した服務規律刷新のプロジェクトチームの初会合を開催、橋下徹市長が「入れ墨をする職員は200人を超えるのではないか。異常事態。徹底してやる」とげきを飛ばした。チームでは、環境局や交通局など現業職を多く抱える部局の局長らも委員に名を連ねた。委員からは「抜き打ち調査をしても現場まで目が届きにくい」と本音も漏れた。会合では、不祥事の原因究明を目的とした弁護士らによる第三者の調査チームを新たに設けることも確認。職場の環境を分析するなどして、不祥事が起こる背景を探り、再発防止につなげるのが狙い。(共同)
2012/03/17
橋下市長の入れ墨ルール化に「幼稚」の声
大阪市職員が市児童福祉施設で子どもに入れ墨を見せていたことが先月末に発覚。橋下徹市長は「何かが狂っている」と怒りをぶちまけ、市は入れ墨禁止のルール化の検討を始めた。一方、何から何まで規則で縛るという市の対応に、民間企業から「あまりにも幼稚」と皮肉る声も出ている。市は昨年9月、20代の同僚女性にセクハラ行為を繰り返したとして、30代の男性調理職員を停職2カ月の懲戒処分に。女性の髪を触ったほか「自分と付き合え。切れると何をするか分からないぞ」と脅迫する言動もあったという。調査過程で子どもに腕の入れ墨を見せたことも判明したが、公表しなかった。問題発覚を受け、市長は今月2日の市議会で「入れ墨があれば、消してもらうのが筋だと思ったが、法的にも考えないといけない」と答弁。その後も内部告発情報をもとに、職員同士で入れ墨を見せ合っていたケースもあったと明らかにし「税金で飯を食う立場になって、遊び半分で入れ墨を入れるなんて狂っている」と憤慨した。市は2010年、覚せい剤使用や飲酒運転などの不祥事が相次いだ環境局職員を対象に、身だしなみに関する規定を策定、入れ墨に加え金髪、ピアスの禁止規定を設けた。このほかに入れ墨に関する明確な規定がないため、環境局の規定をすべての部局に適用する方向で調整している。「そこまでやらないといけないのか。稚拙すぎる」と首をかしげるのは大手銀行の広報担当者。髪の色などを定めた基準集を行員に配布しているといい「常識の範囲内で判断してもらう」と話す。もちろん基準集に入れ墨禁止は入っていない。阿部昌樹・大阪市立大教授(法社会学)は共同浴場に多い入れ墨禁止を例に「同僚や住民に脅威を与えることは許されるべきでない」と指摘。ただ「通常の職務遂行に支障が生じない限り、個人の自己決定に委ねるべきだ」と述べ、内規や条例で規定するのはなじまないとの認識を示した。
2012/03/09
【東京】レーシック集団感染、二審も元院長に実刑判決 東京高裁 朝日新聞
東京都中央区の「銀座眼科」(閉鎖)で近視を矯正するレーシック手術を受けた患者が角膜炎に集団感染した事件の控訴審判決で、東京高裁(小川正持裁判長)は9日、業務上過失傷害の罪に問われた元院長・溝口朝雄(ともお)被告(50)を禁錮2年の実刑とした一審・東京地裁判決を支持し、被告側の控訴を棄却した。控訴審で被告側は「刑が重すぎる」と主張したが、判決は「医師としてあるまじき診療態度で、酌量の余地はない。被害者はいずれも長い治療を余儀なくされており、結果は重大だ」と述べて退けた。判決によると、多額の借金を抱えて手術数を増やそうと考えた溝口被告は2008~09年、器具の滅菌や交換を怠り、手袋をつけずに手術を繰り返した結果、7人に細菌性角膜炎を負わせた。
2012/03/09
【東京】銀座眼科元院長に2審も実刑 日刊スポーツ
近視矯正のレーシック手術で衛生管理を怠り、患者7人に角膜炎を発症させたとして、業務上過失傷害罪に問われた銀座眼科(東京、閉鎖)元院長の医師溝口朝雄被告(50)の控訴審判決で、東京高裁は9日、禁錮2年とした1審東京地裁判決を支持、被告側の控訴を棄却した。被告側は「1審の量刑は重すぎて不当」などと主張したが、小川正持裁判長は「経費を惜しんで医療器具を使い回すなど医師としてあるまじき診療態度で酌量の余地は全くない」として退けた。判決によると、溝口被告は2008年9月~09年1月、20~50代の男女7人を手術した際、電動メスの刃を手術ごとに交換しないなど感染を防ぐ措置を怠り、細菌性角膜炎を発症させた。
2012/03/09
雁屋 哲の今日もまた「橋下氏のこと」
http://kariyatetsu.com/blog/1450.php(クリック)より1部抜粋
最近も、市の児童福祉施設の男性職員が子どもたちに入れ墨を見せ、2か月の停職処分を受けたが、市側の指導で長袖シャツで隠したまま職務を続けていることを問題視し「入れ墨だけでクビにできないのなら、消させるルールを」と言った。私も入れ墨は好きではない、と言うより大嫌いだが、その人が好きでしていることなら、口を挟むことではないと考えている。しかも、その職員は職場で長袖のシャツを着て普段は入れ墨を隠しているのなら問題ないではないか。隠していてもいけないと言うのなら、大阪市の職員は全員、全身くまなく入れ墨があるかどうか調べられることになる。そして、あったら首になるか、その入れ墨を消さなければならない。入れ墨を消すのは大変なことだ、焼き切らなければならないので、消したあとがケロイド状の傷跡になる。私は何度か入れ墨を焼き切った後の人の肌を見たことがあるが、これはむごい物である。そのようなむごいことを、平然と要求する人間が自分たちの市長であることを、大阪市民はどう思っているのだろうか。市の職員倫理規則に入れ墨の規定はないが、橋下市長は関係部局への指示の中で、「入れ墨をしたまま正規職員にとどまれる業界って、公務員以外にあるのか」としているそうである。(この入れ墨関係の事実は、読売新聞電子版による)これでは、入れ墨をした人間はまともな職に就いてはいけない、人間失格者みたいではないか。うっかりすると、橋下氏に乗せられて「入れ墨をするなんてけしからん奴は、公務員にしておけん」と市民が入れ墨をしている公務員に対して攻撃的になる恐れがある。絶対に反撃できない弱い立場の人間を敵として規定して、攻撃することを一般市民に煽り立てる政治的手法が恐ろしいのは、一般市民の中に「自分たちにとって目障りで、自分たちが攻撃しても反撃する能力のない弱い立場の人間を探し出して来て敵として規定し、自分たちの鬱憤晴らしのために、憎悪と敵意をぶつけて攻撃する」という精神構造を醸成するからである。意と憎悪がはびこっている社会はこれは地獄だ。橋下氏は一貫して敵を作って攻撃する政治手法をとっている。それも自分より弱い人間ばかりを敵にする。日本が橋下氏の目論むような方向に進むと、日本の社会は昆虫の社会になってしまう。ほ乳類の社会では、例えば雌犬が迷子の子猫におっぱいを飲ませてやる、などと言う情が存在するが、昆虫の世界では、相手を攻撃するか、逃げるか、しかない。反射神経の世界である。大阪市の職員は、スズメバチに狙われたミツバチみたいな気持ちでいるのではないか。さらに、今の日本の社会で本当に権力を握っているのはどう言う人間達か橋下氏は良く知っている。橋下氏はそう言う人達を決して敵に選ばない。と言うより、そのような人達に好まれることを選んでする。日本の社会で本当に権力を握っている人達とは、「日の丸・君が代」を守り本尊とする人達である。安倍晋三氏が、橋下氏に接近してきたところを見ると、橋下氏の意図するところがよく分かるような気がする。?100度の寒気に日本が包まれたように感じる。
2012/03/07
それはないよ、橋下さん! ―「入れ墨は首、それが駄目なら消させよ」発言
http://agora-web.jp/archives/1437985.html(クリック)より抜粋
橋下市長は「入れ墨職員は首、それが駄目なら入れ墨を消させろ」と述べたそうですが、「入れ墨」きらいの私でも「それはないよ!」と言いたくなります。驚く事に、市長の怒りは更にエスカレートして、「採用後の入れ墨はおかしい。あなた方の価値観は狂っている」とぶちまけ、「僕が市民に代わって、不適格の職員はどんどん分限免職にする」等と言うに至っては、市長個人の価値観を公権力を使って他人に強制するに等しく、民主国家の基本中の基本を無視した暴言です。大阪市の、職員条例、教育条例、国歌起立条例や、組合の行き過ぎ是正を目的に行ったアンケートに賛成して来た政治家・橋下徹ファンの私ですが、この発言を許す訳には参りません。現行法では「入れ墨」は法的に何ら問題ありません。「入れ墨」を理由に職員を懲罰に課したいなら、先ず「入れ墨」を非合法化すべきです。ぶれない事が強みの橋下市長でしたが、「法律に触れない物は何をやっても良い」と言う年来の主張は、一体どこへ行ったのでしょうか?「公務員に入れ墨を許す国がどこにある」とも言われたそうですが、欧米では「入れ墨」をした警官や消防夫、軍人などはざらです。余談になりますが、米国で連邦予算局長、労働長官、財務長官、国務長官を歴任したジョージ・シュルツ氏は、母校プリンストン大学のシンボルである「虎」の入れ墨をお尻にしている事は有名な話です。法律に疎い私ですが、この問題に関する限り、市長の言動は憲法が保障した国民の基本的人権への公権力による侵害としか思えません。又、条例で職員の「入れ墨」を禁止する事も、憲法第11-14条の障碍を乗り切れるかどうか、甚だ疑問です。「入れ墨」問題の様な表現の自由に関連するものは、条例を含む公権力の圧力行使には馴染まず、教育、広報活動を通じて社会的通念を変えるしか道はありません。これを機会に、橋下市長に撤回して欲しい事が他にもあります。それは、職員に出したアンケートの内容と野村弁護士が出した廃棄理由です。組合の行き過ぎの有無を調べる目的で行ったアンケートそのものは支持してきた私ですが、アンケートの質問内容は、国民の基本的人権に公権力で介入した疑いが濃く、違法とまでは行かないとしても、極めて不穏当です。報道では「府労委の結論を待っていたのではアンケート結果を使えない、そこで、私の責任で廃棄したい」と言う野村弁護士の事務的な発表で一件落着を図った観がありますが、この様な重要問題を事務的に処理する事は、従来の官僚的な手法と変らず、私は承服出来ません。むしろ、橋下市長自ら「今回の様なアンケート調査は、必要とあれば今後も行うが、今回の質問内容には公権力と基本的な人権との間に、微妙な問題がある事に気がついたので、この質問内容はお詫びして廃棄する」と発表すべきでした。討論に強い事が橋下市長当選の決め手となりましたが、その第一の理由は、弁護士時代に鍛えた技術ではなく、常に根本課題をめぐる論理を構造化して「何を論じるべきか」を考える能力が抜群だからです。この論理的で新鮮なアプローチが、自分の主張より討論相手の過去や言葉使いなどを批判する傾向の強い日本的スタイルを、自滅させてしまったのです。第二に、討論では欠く事の出来ない「アドヴォカシー」と言う、「特定の立ち場に立って、そのあるべき姿を代弁する」能力を身につけている事です。この欧米的なスキルを海外留学経験もない橋下市長が身につけ、海外留学豊富な学者が全く理解していないのは、滑稽にすら見えました。山口二郎、香山リカ、薬師院仁志各教授の様な、橋下市長の「弱敵群」の中では「掃き溜めに鶴」的な存在の内田樹教授は「アメリカ人は、国が上手く機能しなくなると『そもそも何の為にこの国を作ったのか』と建国の原点に立ち返って考える事が出来るが、理念に基づいて作られていない日本は、立ち帰る原点が無い」と書いて居られますが、橋下市長が「市民が立ち帰るべき原点」を示した事が、他の政治家と根本的に異なる点です。その原点とは、透明性を維持し、公権力の横暴を抑えて基本的人権を守り、決定権を出来る限り市民に近い処に移し、物事を早く決められる「新しい統治機構」の確立でした。余り重要には聞こえない「入れ墨」発言や「アンケートの質問内容」は、橋下市長の原点に関わる基本的問題で、「公権力乱用」に拘る重要問題です。「論理的かつ構造的に考える(クリテイカルシンキング)」能力に優れる橋下市長は、変化に即応して考え直せる能力もお持ちの筈です。是非反省して、これ等の言動を訂正して頂きたいものです。北村 隆司
2012/03/05
橋下大阪市長ウォッチ「採用後に入れ墨」市職員に怒る 「税金で飯食う立場になって、おかしいですよ」J-CASTニュース
橋下徹大阪市長は2012年3月5日、市職員の服務規律を厳格化する特命チームを設置する考えを表明した。大阪市では、市の児童福祉施設の男性職員が子どもたちに入れ墨を見せて怒鳴り、2か月の停職処分になっている。規律厳格化し、「どんどん分限免職していく気持ちで」橋下市長は3月5日、テレビカメラを前に「ここ数年で採用された職員が採用後に入れ墨をしている」との報告を受けたことを明かし、「税金で飯食う立場になって、遊び半分で入れ墨入れるなんて、おかしいですよ、狂ってますよ本当に」とあきれた様子で語った。「採用後の入れ墨」を特に問題視しており、ほかにも入れ墨をした職員がいないか調査する考えも示した。現状の市の規則に入れ墨を禁じる規定はないが、禁止を盛り込むよう関係部局に指示した。服務規律を厳格化した上で、「どんどん分限免職していく気持ちでやっていきますよ」(橋下市長)と話した。
2012/03/05
橋下氏、市役所内“お目付け役”チーム設置を指示
大阪市の橋下徹市長が、不祥事が後を絶たない市職員の服務規律の厳格化に向け、特命チームの設置を担当部局に指示したことが4日、分かった。橋下市長は「あまりにも懲戒処分案件が多すぎる。組合適正化と同様、相当力を入れてやっていく」として、開会中の定例市議会に提出する職員基本条例案にも新たに厳格化のルールを盛り込むよう求めている。
橋下市長は「(服務規律の緩さは)小さいことを放置し、積み重なることに起因している」と指摘。職場内禁煙やマイカー通勤禁止の徹底なども求め、現業職員を対象にした研修も提案している。特命チームは、規律順守を徹底させる“お目付け役”の役割を果たすことが想定される。市長は、職員基本条例案の中で、職員への調査や指導、研修などについてルール化することも求めた。大阪市では今年に入っても、水道局職員が2月に大阪府立高校教諭の自宅で覚醒剤を使用したとして逮捕されたほか、市バス運転手が1月に酒気帯び運転で摘発され、懲戒免職処分となるなど、不祥事が相次いでいる。
また、橋下市長は、市立児童福祉施設の男性職員が入所児童に入れ墨を見せたり恫喝(どうかつ)したりした問題にからみ、「入れ墨をした職員がかなりの数でいるのではないかという疑いがあり、組織として把握する必要がある」として、調査の検討を指示している。
2012/03/05
橋下市長「入れ墨を入れるなんて」
橋下徹大阪市長は5日、児童福祉施設に勤務する男性職員が入れ墨をしていたと明かし「職場の雰囲気がおかしい。ルールを厳罰化し不適格な職員はどんどん免職にする」と述べ、不祥事防止対策強化のためプロジェクトチーム(PT)を立ち上げる考えを示した。市役所で記者団に語った。市長は「公務員になって税金で飯を食って、遊び半分で入れ墨を入れるなんて狂っている。組合と管理職と市のなれ合いが積み重なってこうなった」と批判した。市によると、男性職員は子どもたちに腕の入れ墨を見せて怒鳴るなどしていた。これを受け、市長が職員の入れ墨を禁止する服務規律を作るよう担当部局に指示した。(共同)
2012/03/05
橋下市長が“入れ墨禁止令” 職員らの規律徹底へ
大阪市の児童福祉施設の職員が児童に入れ墨を見せるなど不祥事が相次いでいることを受けて、橋下市長が規律を徹底する方針を明らかにしました。
2012/03/03
「子供に身の危険」告発も詳細調査せず 大阪市 施設児童恫喝問題
大阪市立の児童福祉施設に勤務する男性給食調理員が、子供たちに自分の入れ墨をみせたり、恫喝(どうかつ)したりしていた問題で、昨年5月に子供たちの「身の危険」を知らせる内部通報が市に寄せられたにもかかわらず、市は詳細な調査を行わないまま「処分相当の問題はない」と判断していたことが2日、分かった。通報は複数の関係者からとみられ「女子児童に対する接触がある」「児童の朝食のパンをとって食べる」といった内容のほか、「児童と関わる職員が、児童の身の危険を感じていると思う」と訴えていた。「上司は、怖がって何も対応できない」との指摘もあった。ところが、市側は「通報者が特定されないための配慮」を理由に、対象を管理職らに限定して調査。本人や他の職員、児童からは事情を聴かないまま「一部の通報内容は確認できたが、改善しており、処分にはあたらない」と結論づけた。市は昨年9月、同僚女性へのセクハラで当該職員を停職2カ月の処分としたが、停職後に元の職場に復帰させた。冬の賞与の勤務査定では4段階中、最高ランクの評価を与えていた。この問題を受け、橋下徹市長は2日の定例市議会で人事評価制度を見直す考えを表明。また、入れ墨をした市職員が「ものすごく多いと聞いている」として、入れ墨を禁止する服務規律を定める考えも示した。産経新聞3月3日(土)
2012/03/02
橋下氏、入れ墨禁止ルール化指示 「消す施術も」
橋下徹大阪市長が市職員の入れ墨を禁止する服務規律を作るよう担当部局に指示した。 市は昨年10月、市の児童福祉施設に勤める男性職員をセクハラ行為を理由に停職2カ月の懲戒処分とした。市によると、職員は子どもたちに腕の入れ墨を見せて怒鳴るなどしていた。橋下氏は「刺青(いれずみ)をしたまま正規職員にとどまれる業界って、公務員以外にあるのか」と問題視。入れ墨を消させるための施術を受けさせることも制度化すべきだとしている。さらに、この職員が昨年冬の賞与査定で5点満点中4点だったことを挙げ、「多くの市民・府民が疑問を持っている。甘すぎるというのが普通の感覚」とし、職員の査定過程を透明化することも検討するよう指示した。(小河雅臣)
2012/02/28
施設職員が虐待児を恫喝 入れ墨見せ暴言繰り返す 大阪市処分せず 賞与査定は大甘
大阪市立の児童福祉施設に勤務する30代の男性職員が、子供たちに自分の入れ墨をみせたり、暴言を吐いたりしたことが市側の調査で判明したにも関わらず、市が処分せず、公表も見送っていたことが27日、分かった。この職員は同僚女性へのセクハラで昨年9月に停職処分を受けたが、現在は元の職場に復帰。12月に支給されたボーナスの査定では「良好」以上と判定されており、市側の“大甘裁定”が問題となりそうだ。職員が勤務しているのは、虐待などが原因で感情を適切に表現したり抑制したりすることが難しい子供たちに心理治療や生活指導を行う施設で、定員は入所者・通所者計50人。職員は給食調理を担当している。昨年4月以降、この職員が「自分の腕の入れ墨を子供たちにみせている」「あほ、ぼけ、殺すぞといった暴言と恫喝(どうかつ)を児童に繰り返している」との告発が市側に複数寄せられた。「児童らが(虐待に続く)2次的被害を受けている」との指摘もあった。市が調査を進めていた6月、職員が職場の歓送迎会で同僚女性の髪を触ったり、「自分と付き合え。切れると何をするか分からないぞ」と脅迫したりしていたことが発覚。市は9月、停職2カ月の懲戒処分にした。ところが、市は調査結果で児童に対する問題行動もあったと認定したにもかかわらず、この事実は処分対象とせず、停職後は同じ職場に復帰させた。さらに、職員は昨年の冬のボーナス(期末・勤勉手当)の勤務査定で「良好」以上の評価を受けていた。市総務局によると、児童福祉施設を所管するこども青少年局の技能職員315人の評価で、4段階のうち、下位2段階のC、D判定を受けた職員はゼロだった。市幹部は「甘いと言われるかもしれないが、本人は反省している」と説明。今後も処分予定はないという。
2012/02/28
大阪市職員が子供に入れ墨を見せ「殺すぞ」と言ったりセクハラしてるのにボーナス査定で『良好』だったらしい
橋下徹大阪市長が就任してから、高すぎると言われていた大阪市バス運転手の給与問題や、労働組合の活動についてメスが入っています。その様子はテレビや新聞をはじめとした大手メディアが次々と報じていますが、また信じられないニュースが2月28日の読売新聞により明らかとなりました。なんと大阪市立の児童福祉施設に勤務する30代の男性職員が、自身の入れ墨を児童に見せたり、「殺すぞ」や「アホ、ボケ」といった暴言を吐き、恫喝を繰り返しているというのです。完全にチンピラ丸出しの行為なのに市は発表を見送り、処分についても見送っていたというのだから驚きです。その職員は昨年9月に同施設の女性職員にセクハラをしたことで2カ月の停職処分となっていましたが、なぜかボーナス査定については『良好』だったとのこと。大阪市の大甘判定には疑問が残ります。しかも停職後には、セクハラされた女性職員と同じ職場に復帰させるという始末。また、読売新聞の取材に対しても、市幹部は「甘いと言われるかもしれないが、本人は反省している」と発言しているそうです。市の幹部ですら被害を受けた職員への配慮に欠け、恫喝についても処分をしないというコンプライアンス意識のカケラもない状態では、その福祉施設で健全な児童の育成ができるわけがありません。インターネット上でも「大阪市はヤクザを雇ってるのか?」や「即刻首にしろ!」などの怒りの声がTwitterなどで上がっており、大阪市に対する批判は避けられない状態になっているようです。参照元:読売新聞 (文=江田島平子)
2012/01/17
ネパール人殺害、逃走の2容疑者逮捕
大阪市阿倍野区でネパール人の男性が男女4人組から暴行を受け死亡した事件で、警察は21日、逃げていた残りの2人を東京都内で逮捕しました。この事件は今月16日、阿倍野区の路上でネパール人のビシュヌ・ダマラさん(42)が男女4人組から暴行を受け死亡したもので、警察は殺人の容疑で自称彫り師・白石大樹容疑者(21)と知人の白石美代子容疑者(22)を逮捕しました。警察が現場から逃げた男女2人についても行方を捜していたところ、東京都豊島区にいることが判明。21日になって建築業・伊江弘昌容疑者(21)と塚本訓子容疑者(21)を逮捕しました。調べに対し、伊江容疑者は、暴行は認めているものの、殺意については否認しているということで、塚本容疑者は「私は止めようとしました」と容疑を否認しているということです。
2012/01/16
ネパール人男性暴行殺害事件、彫り師(21)と職業不詳(22)逮捕…2人逃走中 - 大阪
大阪市阿倍野区で16日、ネパール人の男性が殺害された事件で、 警察は、殺人の疑いで男女2人を逮捕した。 この事件は、16日、大阪市阿倍野区の路上で、ネパール人の
ビシュヌ・プラサド・ダマラさん(42)が日本人のグループから暴行を受けて死亡したもので、 近くの防犯カメラには犯行の様子が映っていた。 警察は、関与が疑われる4人の犯行グループのうち、
大阪市の自称彫り師・白石大樹容疑者(21)と大阪・藤井寺市の 職業不詳・白石美代子容疑者(22)を殺人の疑いで逮捕した。 2人は、暴行については認めているが、「殺すつもりはなかった」と殺意を否認していて、
警察は残る男女2人の行方を追っている。
2011/10/27
アートメイクの危害 独立行政法人国民生活センター
http://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20111027_1.pdf(クリック)
2011/10/24
アートメークトラブル。治療費のトラブルや皮膚障害などが増加
http://kasui.biyou104.jp/news_focus.cfm?news_ID=534(クリック)より抜粋
化粧をしなくても眉や唇などを美しく見せることができる。取れないメイクとして定評のある「アートメーク」に絡んだ相談が全国の消費生活センターに相次いで寄せられている。アートメイクは手軽さから個人宅やエステティックサロンで行われているケースが多いが、本来は医師の管理下でなければ問題がある。厳密に言えば、医師が施術まで担当しなくてはいけないというのが、医師法における見解である。しかし、現実には医師がアートメイクを実施するところはほとんどない。全国の消費生活センターに寄せられたアートメークによる健康被害の相談は平成18年から5年で121件。「アイラインのアートメークをしてもらったが、誤って目の下に色が入ってしまった」「友人の自宅で施術したが、眉の形が左右でずれて形も変になった」といった被害が報告されている。目の周りや眉に皮膚障害が残るなどの被害を訴えるケースもあり、「眉の周りが赤く腫れ上がって痛みがある」「角膜に傷がついた」といった深刻な相談もあった。また、イメージと違ったり、失敗したりした場合に、治療費をめぐって、施術者側とトラブルになるケースもある。除去には医療機関でレーザー照射を繰り返す必要があるなど相当期間の通院が必要で、自由診療となるため、費用も高額になってしまう。アートメイクはメイク感覚で受けることができるのだが、医療機関の管理下で受けることが望ましいものである。
2011/10/16
大臣だった小泉元首相祖父 “入れ墨の又さん”と呼ばれた NEWSポストセブン
http://news.livedoor.com/article/detail/5941567/(クリック)より抜粋
東京都で10月1日から施行された暴力団排除条例に戦々恐々としているのは芸能界だけではない。政治家たちも、自らに捜査のメスが及びはしないかと肝を冷やしているのではないか。政界と暴力団の癒着ぶりをよく知る事情通3人、現役代議士秘書であるA氏と、大物議員たちと闇勢力の付き合いを間近に見てきた自民党系の元議員B氏、そしてベテラン政治ジャーナリストのC氏が政治家と暴力団をテーマに意見した。
A秘書:永田町には密接関係者どころか“ヤクザそのもの”といえる人も多かったですしね。有名な所ではハマコー(浜田幸一)さんなんて、ご自分で“千葉の元ヤクザ”と公言していたでしょう。
ジャーナリストC:泣く子も黙る大物ヤクザの子分だったらしいですね。もっと大物では、あの小泉純一郎・元総理の実家がヤクザなのは間違いない事実だけど、大マスコミは報道しなかったから、今でも知らない国民は多いでしょう。逓信大臣だった祖父の又次郎氏は、“入れ墨の又さん”と呼ばれた大親分。小泉内閣時代は、竹中平蔵さんが“売国奴”“米国追従”と民族派から非難されて苦労していたけど、小泉さんが右翼から街宣をかけられたとは聞かない。“ヤクザの大親分の家柄”と関係があるのかもしれない。選対本部長が稲川会の元幹部だったと報じられたこともありましたね。
B元議員:実家が、というだけでなく、昔の自民党には、“現役の大親分”といわれる代議士が結構いたもんです。もう亡くなったが、閣僚も務めたある先生は凄まじい迫力だった。普段は温厚なのに、“参院のプリンス”といわれた名門出身のエリート議員にネチネチとイヤミをいわれて、本気で爆発した有名な事件がある。“アイツだけは許さない”と、そのエリートの部屋に殴り込んでボコボコにした。この人の背中には一面の入れ墨が入っていたけど、どんなに親しい議員にも決して見せなかったといわれる。他には九州出身のある閣僚経験者も“地元に帰れば大親分”といわれていた。
2011/09/25
【話題】全身の80%にタトゥーを入れた男がイギリス自民党に入党、「政治をもっとカラフルに!」
http://blogbu.doorblog.jp/archives/52333597.html(クリック)より抜粋
トップテーブルに座るパーティーの大物たちに混じって、ひときわ異彩を放っているのは大きな体ばかりではありません。イギリスのバーミンガムで開催されたリベラル政党・自由民主党のパーティーで、ドレスコードにあまりにも不釣り合いな様子を見せるのは、全身の80パーセントをタトゥーが埋めつくすマシュー・ウィーラーさん(31歳)。現在無職のウィーラーさんは国際コンベンションセンターで代表団の群集から際立って見えます。「インクの王」の異名を持つウィーラーさんは、イギリスの『自民党』に入党したことで早くも“党の顔”としての役目を果たそうとしているかのように見えます。
自由民主党のリーダー、ニック・クレッグ氏は「政治はもっと多様化する必要がある」と訴えました。「そのために我々は、全ての人生をあらゆるバックグラウンドを持つ候補を持つ必要があります」。
マシューさんは2万ポンド(約250万円)の費用と300時間をかけて、全身にタトゥーを彫り込みました。彼は自分の肌が『芸術品』であると考えてるらしく、死んだ後も皮膚が残されるように手はずを整えていると語っています。彼によれば、「他の人は酒や煙草、あるいは速い車にお金を費やすことを選ぶかもしれません。しかし私はタトゥーを選んだ。私のボディアートは、私にとってのBMWなのです」ということだそうです。将来、全身タトゥーや全身ピアスの“身体改造系”党首が登場したら面白いかもしれません。日本にはいらないですけど。
2011/08/09
ベッカム 長女誕生で首元に新たな入れ墨 スポニチ
ロサンゼルス(米MLS)のMFデビッド・ベッカム(36)が長女ハーパー・セブンちゃんにちなんだ新しい入れ墨を披露したと8日付の英各紙が報じた。
6日のダラス戦終了時にユニホームを脱いだ際、左の首元に長女の名前を施した“新作”が発見された。ベッカムは息子3人が誕生した際にも名前を彫り込んできた。また7日にはビクトリア夫人がツイッターでベッカムと愛娘の2ショット写真を公開した。
2011/07/08
「タトゥー禁止?人権侵害だ!」 海水浴場のタトゥー禁止条例で、海の家が提訴検討
神戸市須磨区の須磨海水浴場で入れ墨(タトゥー)の露出禁止を盛り込んだ神戸市の全国初の条例をめぐり「規制は人権侵害」などとして「海の家」の組合幹部らが市を相手取り、条例の一部停止を求める提訴を検討していることが20日、分かった。昨夏に相次いだ 違法薬物事件を受け、健全化策の切り札として規制を強化したが、若者に流行するファッション感覚のタトゥーも規制対象となったことに対し、「利用客を選別する条例だ」と組合側が反発。市側との法廷闘争に発展する様相をみせている。須磨海水浴場では昨年8月、大音量の音楽を流す“クラブ風海の家”のイベントに参加していた大学生らが麻薬所持などの容疑で逮捕された。このため今年4月、海岸を管理する市は「須磨海岸を守り育てる条例」を改正して規制を強化し、全国の海水浴場で初めてタトゥーの露出を禁止。音量や海の家の営業時間の規制も加えたため、音楽イベントが困難になった。市によると、同海水浴場の人出は昨年約62万人と過去最低を記録。治安悪化が来場者減の一因とみられている。また、数年前からタトゥーを入れた若者が目立ち、市民から「(タトゥーが)怖い」「子供を連れて行きにくい」などの声があり、「他の利用者に不安を覚えさせる」としてタトゥーの露出規制を条例に追加した。これに対し約10店舗の海の家でつくる「須磨海浜公園売店協同組合」の幹部(63)は「幅広い世代が楽しめるはずの海水浴場の利用客を限定する条例」と反発。「タトゥーが即犯罪行為のような印象を受ける。海水浴場は多種多様な人が利用する公共の場。国際観光都市の神戸市は外国人も多く、文化や表現の自由まで禁止するのは人権侵害」と疑問視する。市の担当者は「タトゥーの大きさなど議論を重ねたが、線引きが難しく露出を全面的に禁止した。誰もが安心して楽しめる海岸にするのが行政の責務」と説明している。
2011/07/08
須磨海水浴場 条例で規制のタトゥーの13人に指導 スポニチ
神戸市は8日、同市須磨区の須磨海水浴場でタトゥー(入れ墨)を露出していた海水浴客13人を条例に基づき指導したと発表した。全員がシャツを着るなどして隠したという。市経営課によると、この日は市嘱託職員の兵庫県警OBら10人が数時間ごとに浜辺を巡回。男性10人、女性3人にタトゥーを規制した条例について説明し、隠すよう求めた。男性のうち1人は背中一面にタトゥーを入れていた。
須磨海水浴場では、昨年8月に大学生らが逮捕された麻薬所持事件をきっかけに海岸の健全化を図る目的で条例を改正した。市は「パトロールを通じて指導を徹底していきたい」としている。
2011/07/08
入れ墨彫った傷害容疑で男を逮捕 奈良
県警機動捜査隊と桜井署は8日、交際相手だった当時17歳の少女に入れ墨を彫ったとして、傷害容疑で住居不定、無職の松下速人容疑者(23)を逮捕した。「していない」と否認しているという。逮捕容疑は昨年5月、桜井市内で、交際していた大和郡山市内のアルバイト店員の少女(18)の手の甲など計3カ所に「R」や指輪の形などの入れ墨を彫ったとしている。
同署によると、昨年10月ごろ少女から被害届が出され、行方を捜していたが、京都府八幡市内にいるとの情報があり、機捜隊員と同署員がネットカフェにいた松下容疑者を発見したという。
2011/07/07
従わない場合は退去促す タトゥー露出規制の海水浴場が海開き スポニチ
麻薬所持事件をきっかけに、海岸の健全化を図る目的でタトゥー(入れ墨)の露出を条例で規制した神戸市須磨区の須磨海水浴場が7日、海開きした。条例に罰則はないが、市嘱託職員の兵庫県警OBらが8月末までパトロールし、従わない人には退去を促す方針だ。
この日の午前は雨が降ったため海水浴客の姿はなかった。市嘱託職員の井田守さん(63)は「子どもや家族連れが安心して遊べる浜辺にしたい」と意気込んでいる。一方、海の家のアルバイト阪森了真さん(21)は「ファッションで肩や二の腕にタトゥーを入れる友達は多く、若者客が減ってしまう」と心配する。
市によると、須磨海水浴場では昨年8月、大学生らが合成麻薬LSDを所持していたとして逮捕された。市民から「タトゥーを入れた若者が多くて怖い」との声が寄せられたため、花火や騒音を規制する条例を改正。4月1日に施行された。
2011/07/07
タトゥー見逃さない!須磨の海、風紀守るパトロール隊
風紀の向上を目指し、今シーズンから条例で入れ墨(タトゥー)の露出などを禁止した神戸市須磨区の須磨海水浴場が7日、海開きを迎え、海岸を見回るパトロール隊の出発式が開かれた。須磨海水浴場では昨年、海水浴客が麻薬の所持容疑で逮捕されるなど風紀の乱れが深刻化。神戸市は今夏から入れ墨の露出や花火、騒音を規制した。従わない場合は退去を求め、家族連れらが安心して楽しめる浜辺の復活を目指している。兵庫県警OBの井田守パトロール隊長は「違反者には条例の内容を丁寧に説明し、理解を求めたい。安全で楽しい海水浴場を守りたい」とあいさつした。この日はあいにくの雨となり、午前10時の気温は24・7度(神戸海洋気象台調べ)。やや肌寒く、予定されていた子供たちの水遊びは中止となった。
2011/06/29
海外セレブ10人のオシャレなタトゥ
http://blog.livedoor.jp/tenmethods/archives/51884985.html(クリック)
2011/06/23
酒酔い運転で男性はねる 容疑の女を逮捕 男性はその後死亡
酒に酔った状態で乗用車を運転したとして、埼玉県警川口署は23日、道交法違反(酒酔い運転)の現行犯で、自称上尾市原市、彫り師、野口仁美容疑者(28)を逮捕した。野口容疑者は運転中に歩行者の男性をはね、男性はその後死亡した。同署は自動車運転過失致死の容疑でも調べる方針。川口署の調べでは、野口容疑者は23日午前9時15分ごろ、川口市芝園町の県道で酒に酔った状態で乗用車を運転した。野口容疑者は運転中に道路脇の駐輪場に突っ込み、歩いていた近くに住むアルバイト、高木龍一さん(65)をはねた。高木さんは病院に運ばれたが、腰などを強く打ち死亡した。川口署によると、現場はJR蕨駅近くの駐輪場。野口容疑者から呼気1リットル当たり0・7ミリグラムのアルコールが検出された。
2011/05/31
無資格でまぶたに入れ墨容疑、エステサロン経営者を逮捕 警視庁
医師の資格を持たずに、「アートメーク」と称しアイラインや眉毛の入れ墨をする医療行為をしたとして、警視庁渋谷署は31日、医師法違反(無資格医業)の疑いで、東京都渋谷区のエステサロンの女性経営者(37)=江東区=を、東京地検に書類送検した。同署によると、経営者は「違法とは知りながら生活のために続けていた」と供述しているという。送検容疑は、昨年9月3日~11月29日、医師の資格がないにもかかわらず、30代の女性3人のまぶたに計6回、電動の針を使って皮膚に穴を開け、事前に肌に塗っていた色素をしみ込ませる医療行為を計約26万円でしたとしている。同署によると、同店は平成17年末から営業を始め、インターネットのホームページなどで宣伝していた。アートメークは化粧の手間が省け女性に人気だが、施術後に「眉の色が気に入らない」などと店とトラブルになるケースが多い。昨年12月、女性が同署に相談し発覚した。
2011/05/31
彫師・藤下朋也容疑者(44)無職・大谷正仁容疑者(44)トラの入れ墨逮捕
藤下朋也容疑者(44)と大谷正仁容疑者(44)は年齢を確認せず、当時17歳の背中にトラの入れ墨を入れたなどとして、神奈川県藤沢市の彫師が警視庁に逮捕された。神奈川県の青少年保護育成条例違反の疑いで逮捕されたのは、藤沢市の彫師・藤下朋也容疑者と東京・大田区の無職・大谷正仁容疑者。警視庁によると藤下朋也、大谷正仁両容疑者らは1月、藤沢市内のマンションで当時17歳の背中にトラの入れ墨を入れるなどした疑い。神奈川県の条例では18歳未満の少年に入れ墨を入れるのを禁止しているが、大谷正仁容疑者は藤下朋也容疑者に紹介し、「年齢を聞かれたら20歳というように」などと話していたという。取り調べに対し、藤下朋也、大谷正仁両容疑者はいずれも容疑を認めている。
2011/02/28 【重要】
【全国雑誌:発売】
厚生労働省医政局医事課企画法令係と茨城県保健福祉部関係課の言質録音内容の事実見解に基づいて、厚生労働省が個別具体的判断のケースバイケースの結果、刺青を肯定した既存事実を全国雑誌にて普及させて、厚生労働省と茨城県保健福祉部関係課の連中達に「厚生労働省が刺青を肯定した真相真実」を隠蔽されたり、逃げられない様にする為にも会話事実に基づいて全国に普及させる必要がありました。
2011/01/22
ソフトバンク カブレラに「タトゥー禁止令」 スポニチ
入れ墨はNO!オリックスを退団し、ソフトバンク入りが決まったカブレラに対し、球団が「タトゥー禁止令」を発令した。両腕に彫られたタトゥーは西武時代からのトレードマークで、右肩にある「目」のような模様は、捕手のミットの位置を「3つ目の目」で確認するおまじないの意味がある。しかし、子供のファンへの悪影響を考慮。今季からユニホームの裾の長さも規制しており、球団関係者は「オリックス時代は規制がなかったようですが、リストバンドや長袖のアンダーシャツで極力覆ってもらうことにしました」と話し、本人も同意したという。カブレラは例年はカリビアン・シリーズに出場するためチーム合流は2月中旬だったが、今年は28日に来日予定。過去2度しかないキャンプ初日からの合流にも同意している。暴れん坊のカブレラが、移籍を機に文字通り「ソフトな男」に生まれ変わる。
2010/12/14
中3女子の肩に「梵」の入れ墨、21歳女逮捕
福岡県警は13日、久留米市の無職女(21)を県青少年健全育成条例違反(入れ墨を施す行為の禁止)の疑いで逮捕した。発表では、10月16~17日の間、3回にわたり、筑後市の無職少女(16)の自宅で、同市の中学3年女子生徒(15)が18歳未満と知りながら、生徒の左肩に「梵(ぼん)」という字の入れ墨(縦横約3センチ)を彫った疑い。生徒は無職少女を通じて女と知り合い、「少女と同じ入れ墨を彫ってほしい」と頼んだという。生徒の母親が10月に被害届を出していた。「下書きはしたが、彫っていない」と容疑を一部否認している。
2010/12/07
レーシック手術の集団感染、眼科の元院長を逮捕
毎日新聞・読売新聞によると、東京都中央区にあった診療所・『銀座眼科』(2009年4月(UTC+9)に閉鎖)で視力回復のためのレーシック手術を受けた患者が角膜炎に感染した事件で、警視庁捜査1課と築地署は、元同診療所院長の溝口朝雄(ともお)容疑者(49歳、茨城県日立市在住)を12月7日に業務上過失傷害容疑で逮捕した。
毎日新聞によると、レーシック手術は、目の表面にレーザーを照射することで近視を矯正するというもの。読売新聞によれば、レーシック手術を巡り、医療関係者の刑事責任が追及されるのは初のこととなる。溝口容疑者は、手袋やマスクを着用する事無く手術に臨むなど衛生管理を怠っていたことが明らかになっており、同庁は、80人以上が被害を受けた杜撰な視力矯正手術についての実態解明を進める方針である。
毎日新聞によると、逮捕容疑は、2008年9月から2009年1月にかけ、20~40歳代の患者5人に対しレーシック手術を行った際、直接目に接触する手術器具を滅菌する高圧蒸気滅菌器(オートクレーブ)での処理を怠った状態で手術を行い、患者に角膜炎を発症させたというもの。
読売新聞によると、手術を受けた5人はいずれも重症。また、患者は多い時には1日20人に及んでいたため、溝口容疑者はいずれの患者にも同じ手術器具を使い回していた。両報道によると、溝口容疑者は「今は何も言えない」と供述している模様である。
毎日新聞によると、銀座眼科を巡っては、中央区保健所が2009年2月に、同眼科で手術を受けた患者のうち67人が角膜炎や結膜炎を発症していたことを発表。その後、保健所に連絡を入れた被害者は75人に増加した。患者の弁護団によると、この事故での被害者は100人以上に及ぶという。
2010/10/19
中2長女に頼まれて入れ墨彫った彫師の父親逮捕
中学2年の長女(14)に入れ墨を彫ったとして、姫路署は18日、県青少年愛護条例違反の疑いで、姫路市の彫師の男(50)を逮捕した。逮捕容疑は昨年6月~今年9月、自宅で長女の顔や左胸から左上腕部にかけて、計7カ所に
入れ墨を彫った疑い。同署によると、容疑を認めているという。男は長女と2人暮らし。「子どもに入れ墨を入れた男がいる」と情報提供を受けた同署が、長女が通う中学校に確認。長女は「気分転換のため自分から依頼した」と話しているという。
2010/9/24
医師免許持たずに入れ墨、彫り師の男を逮捕
医師免許を持たずに客に入れ墨をしたとして広島県警広島南署は24日、広島市安佐南区川内、彫り師松浦義男容疑者(51)を医師法違反(無資格医業)容疑で逮捕した。発表によると、松浦容疑者は2007年3月~今年7月頃、同市中区で経営する入れ墨施術店で、無資格で男性3人と無職少女(15)の計4人に入れ墨を施した疑い。同署は今月2日、この少女に入れ墨をしたとして、松浦容疑者を県青少年健全育成条例違反の疑いで逮捕。同店などへの捜索で医療器具や顧客データを押収、医療行為を繰り返していたと判断した。
2010/9/10
中3女子に入れ墨彫った疑い、24歳男を逮捕
神奈川県警多摩署は9日、川崎市宮前区初山、防水工中村良太容疑者(24)を県青少年保護育成条例(入れ墨の禁止)違反容疑で逮捕した。発表によると、中村容疑者は2009年4月下旬、当時住んでいた同市多摩区のアパートの室内で、18歳未満と知りながら、当時中学3年生だった無職女性(15)の右肩後ろに、入れ墨(縦7センチ、横4センチ)を彫った疑い。同署幹部によると、女性から「変なもの(入れ墨)を入れられた」と申告があり、同署で中村容疑者の行方を追っていた。2人は顔見知りという。
2010/9/8
中3に入れ墨、男逮捕=ブログに「ただで入れます」―兵庫県警
中学3年の男子生徒(15)の背中に入れ墨をしたとして、兵庫県警少年育成課などは8日、県青少年愛護条例違反容疑で、神戸市須磨区古川町、引っ越し業アルバイト木村亮太容疑者(20)を逮捕した。同課によると、容疑を認めているという。
逮捕容疑は、知人の男子生徒が18歳未満と知りながら、7~8月に3回にわたり、自宅で男子生徒の背中に入れ墨を彫った疑い。同課によると、木村容疑者は彫り師の修業を始めたばかりで、自分のブログで「無料で入れ墨を彫る」と
宣伝していた。県警は、男子生徒を練習台にしたとみている。男子生徒は肩付近に小さな入れ墨をするつもりだったが、同容疑者は「肩では見えてしまう」と言い、背中に大きな入れ墨を彫った。生徒は「やめてほしかったが怖くて言えなかった」と話しているという。始業式があった9月1日、うわさを聞いた中学教諭が入れ墨を確認し、発覚した。
2010/9/8
入れ墨:16歳少年に 容疑の彫り師逮捕--松任署 /石川
16歳の少年に入れ墨を彫ったとして、松任署は7日、白山市八ツ矢町、彫り師、四柳洋和容疑者(40)を、いしかわ子ども総合条例違反の疑いで逮捕。容疑を認めている。容疑は、6月中旬と下旬、四柳容疑者の自宅で、野々市町の少年(当時16歳)に入れ墨を彫った、とされる。同署の調べによると、少年は「ファッション感覚でやった。貫禄がつくと思った」と話し、左胸から左腕にかけ、竜と鳳凰(ほうおう)が彫られていたという。【宮本翔平】
2010/07/12
インターネット上のブログに自身のわいせつ画像を掲載したとして、警視庁保安課と千住署は12日、わいせつ図画陳列容疑で、東京都新宿区新宿のバー「刀」経営でタレントの今村清憲容疑者(56)=同区新宿=を逮捕した。同課によると、今村容疑者は約10年間で400~500万円かけて全身に龍や蛇などの入れ墨を施していたといい、「ほぼ完成したので、みんなに見せて自慢したかった」と容疑を認めている。今村容疑者は「いまむらのりお」の芸名で、人気アニメ「ワンピース」に声優として出演していたほか、舞台俳優として活動していたという。逮捕容疑は、4月26日から6月17日までの間、自身のブログ上に自分の下半身の画像など、わいせつ画像計4枚を不特定多数の利用者が閲覧できる状態にし、都内の男性会社員(37)に見せたとしている。
2010/07/22
悪徳彫り師に御用心「タトゥーは消しゴムのない世界」 産経新聞
資格は不要、副業感覚
肌の露出が増える夏場を迎え、ファッションで腕などにタトゥーを入れた若者の姿を見かける一方で、宮城県内で悪徳彫り師の存在が問題になっている。資格を必要とせず、簡単に道具がそろうため、副業感覚で始める人が多い。18歳未満への施術を禁止した県条例を逆手にとり、女子高生らを勧誘し、代金にわいせつ行為を強要するケースもあったという。「タトゥーは消しゴムのない世界」。施術希望者には、業者を見極める目が求められる。昨年春、仙台市内のタトゥースタジオを20代の女性が1人で訪れた。左肩には、色は抜け落ちていたが輪郭がくっきり残ったままの蛇のタトゥー。手術では完全に消しきれず「どうしようもないので、同じ部分に別のタトゥーを入れてほしい」と依頼してきた。女性は高校2年生のとき、インターネットの掲示板でこんなメッセージを見つけた。「若い子もOK。タトゥー入れます」。女性は興味本位で投稿者の男と数回メールでやりとりし、ホテルで待ち合わせた。男は20代前半。お互いに名乗らないまま、約2時間で施術が終わると、支払いの代わりにわいせつ行為を求められたという。宮城県警幹部は「タトゥーを入れられることを口実に、最初からわいせつ目的で女性に近づいた可能性がある」と警戒する。今年1月には、男子高生2人に鯉などのタトゥーを彫ったとして、同県大崎市内の20代の男が県青少年育成条例違反で逮捕された。捜査関係者によれば、「昼間は普通の会社員」。数年前にインターネットで道具を購入したという。男は「18歳未満とは知っていたが、簡単に金を稼げるので副業感覚でやってしまった」と供述。男子高校生からは計約6万円を受け取っていたという。宮城県内では平成17年7月、県青少年健全育成条例で18歳未満に入れ墨を入れることが禁止されたが、毎年のように逮捕者が出ている。捜査関係者は「タトゥーを入れる側の抵抗感の低下に加え、誰でも彫り師になれる環境が整ってきたことが悪徳業者を生んでいる」とみる。ネットで「タトゥー」「道具」のキーワードで検索すると、100万件を超えるサイト数がある。道具の販売サイトにはインクや針、滅菌用の器具、施術方法を紹介するDVDなどが並び、安ければ10万円前後で一通りそろえられる。悪徳彫り師が存在感を強めてきた背景には、条例施行で利用者の年齢確認が強化されたこともある。とくに、20年6月に岩手県川井村の沢で殺害されているのが見つかった当時17歳の少女が、自身のブログにタトゥーの画像を掲載していたことがきっかけで、業界内で年齢順守の意識が浸透するようになった。「少女が宮城県内でタトゥーを入れていたことが分かり、その彫り師は営業停止や道具を押収されるなど厳しい処分を受けた。誰も二の舞になりたくない」と業界関係者は言う。正規の業者は顔写真付きの身分証明書の提示を徹底するなどしており、関係者は「条例で規制された18歳未満の子供と、倫理意識の低い彫り師とで、ニーズが一致した」と指摘する。違法彫り師とともに問題視されるのが、技量不足の彫り師の存在だ。仙台市内で彫り師の養成学校を経営する男性は「技量の差は、肌に与えるダメージの度合いに表れる。不衛生な状態で施術を受ければ、感染症になる可能性もある」と話す。学校では約4カ月間、実務経験10年以上のベテラン彫り師が、モデルを使った実技や衛生面の知識、皮膚の構造など幅広く指導するという。男性は「きちんと技術を学んだ彫り師は肌の損傷を最小限に抑えられ、でき映えも鮮やか。ただ、そうした彫り師は県内にも20人程度で、残りはただの金もうけの手段としか考えていない連中だ」とくぎを刺す。タトゥーは後悔して消去しようにも完全に元通りにするのは、ほぼ不可能という。男性は忠告する。「勲章のつもりが、一生の傷になることもある。自分の判断だけで彫り師を選ぶのはあまりにリスクが高い」。(中村翔樹)
宮城県青少年健全育成条例~入れ墨に関する条文は平成17年7月の改正で盛り込まれた。県警によると、7月19日現在で条例違反による逮捕者は2人、被害者は3人で、4月には、仙台市内の女子高生にタトゥーを入れたとして、彫り師の男(38)を逮捕。女子高生はタトゥーを入れた経験がある両親に勧められたといい、捜査関係者は「前代未聞のケース」と嘆いている。
2010/07/09
警察、入れ墨彫り師を逮捕へ…医師法違反
兵庫県警明石署は、元暴力団組員らに入れ墨をしたとして、同県明石市内に住む組員で彫り師の男(35)(傷害罪で起訴)について医師法違反(無資格医業)容疑を適用し、近く再逮捕する方針を固めた。まゆなどに入れ墨をする「アートメーク」が摘発された例はあるが、美容目的以外で同法違反容疑が適用されるのは初めてという。男は施術時に麻酔を使うなどした可能性があり、同署は悪質性が高いと判断した。捜査関係者によると、男は同市内のマンションに入れ墨施術店を開業し、2008年5~8月、医師免許を持たずに、元組員の無職男性(44)ら2人の腕や手首に、ヘビや炎の絵柄の入れ墨を施した疑いが持たれている。厚生労働省は、皮膚に針を刺して色素を注入するのは医療行為に当たり、医師免許が必要との見解を示している。しかし、組員ら客の捜査協力が得られにくく、入れ墨には伝統文化の側面もあるなどの理由から、これまで警察は彫り師が組員らに入れ墨をする行為の摘発を見送っていた。だが、同署は6月に同店を捜索し、ペン型の針や病院などで使われる麻酔薬を押収。さらに、未成年とみられる客も来店していたといい、立件すべきだと判断した。また、組員が入れ墨を見せて威圧するケースも目立つため、暴力団に対する取り締まり強化の狙いもあるとされる。
2010/01/27
高校生に入れ墨をしたとして、宮城県警古川署は27日、県青少年健全育成条例違反(入れ墨の禁止)容疑で、宮城県大崎市古川小泉の会社員、今野寿治容疑者(25)を逮捕した。同署によると、容疑を認めている。逮捕容疑は2008年2月と7月、15歳と16歳の男子高校生に、18歳未満と知りながら腕にコイの入れ墨をした疑い。
2010/02/09
18歳未満と知りながら少年に入れ墨をしたとして、和歌山東署は8日、和歌山市西汀丁、彫り師、中西宣之容疑者(39)を県青少年育成条例違反(入れ墨の禁止)で逮捕した。同署によると、中西容疑者は1月23日、自身が経営する同市北大工町の「タトゥースタジオRITE」で、市内のアルバイト店員の少年(17歳)の左胸に入れ墨をした疑い。少年はインターネットで同スタジオの存在を知り17歳であることを中西容疑者に申告。中西容疑者も了承したうえで、左胸に黒と赤の星の入れ墨をしたという。少年の父親が同署へ届け出たことから事件が発覚し、中西容疑者は容疑を認めている。同条例第25条には、「何人も、正当な理由がある場合を除き、青少年に対し入れ墨をし、もしくは他人にさせ、またはこれらの行為の周旋をしてはならない」と書かれており、1年以下の懲役か50万円以下の罰金となる。
2009/12/14
石川県警松任署などは14日、18歳未満の少年に入れ墨をしたとして県条例違反の疑いで同県白山市八ツ矢町、彫師(40)を逮捕した。条例は年齢確認の上で入れ墨を施すよう定めているが「年齢を確認せず入れ墨を施した」と容疑を認めているという。逮捕容疑は、8月に自宅アパートで、16歳だった無職少年の右肩から右胸にかけて竜の入れ墨をした疑い。同署によると、少年が電話で依頼し約2万円で施したという。9月に少年の保護者が同署に相談して発覚。少年は「箔を付けるために入れ墨がしたかった」と話しているという。
2009/11/19
那須烏山市の銃撃事件に関連し、主犯格らの逃走を助けようと携帯電話を貸したなどとして、犯人隠避罪などに問われた宇都宮市陽東7丁目、指定暴力団山口組系組員、刺青彫師前田友樹被告(29)の判決公判が18日、宇都宮地裁で開かれた。小林正樹裁判官は「(主犯格への)恩義から実行したもので動機に酌量の余地はない。反社会的な犯行」として懲役1年8月執行猶予3年(求刑懲役1年8月)を言い渡した。 判決によると、前田被告は事件の主犯格とされる茨城県潮来市、同組系組員(事件当時)、無職川俣浪男被告(60)=殺人罪などで起訴=らが逃走中と知りながら6月17日、宇都宮市の駐車場で配下の男に対し携帯電話1台を貸すなどした。
2009/11/19
公務執行妨害事件で男を逮捕
11月19日、船橋市の路上で、警察官の職務質問を免れようと警察官に体当たりをして職務の執行を妨害した彫師の男(56)を逮捕。
2009/10/29
茨城県条例第35号【茨城県青少年の健全育成等に関する条例】「茨城県青少年のための環境整備条例(昭和37年茨城県条例第60号)」の全部を改正する。
http://www.pref.ibaraki.jp/bukyoku/bugai/josei/syonen/pdf/kenzenikuseijorei.pdf(クリック)より抜粋
(有害行為のための場所提供等の禁止)
第32条 何人も、みだらな行為、わいせつ行為、賭博、飲酒、喫煙、暴行、入れ墨若しくはこれに類するもの(第36条において「入れ墨等」という。)を施す行為、指定薬品類等若しくは毒物及び劇物取締法施行令(昭和30年政令第261号)第32条の2に規定する興奮、幻覚若しくは麻酔の作用を有する物の乱用、麻薬、大麻、覚せい剤若しくは催眠剤の使用又は使用済みの下着(青少年が使用した下着(青少年がこれに該当すると称した下着を含む。)をいう。第37条において同じ。)の売渡し(以下この条及び第38条において「有害行為」と総称する。)が、青少年に対してなされ、又は青少年が有害行為を行うことを知って、場所を提供し、又はその周旋をしてはならない。
(入れ墨等の禁止)
第36条 何人も、青少年に対し、入れ墨等を施し、若しくはこれを受けさせ、又はこれらの行為の周旋をしてはならない。
第5章 罰則
第46条の4 次の各号のいずれかに該当する者は、50万円以下の罰金に処する。
(2)第32条の規定に違反した者
(3)第36条の規定に違反した者
茨城県知事公室女性青少年課 青少年グループ
http://www.pref.ibaraki.jp/bukyoku/bugai/josei/syonen/topics_02.html(クリック)より抜粋
青少年の入れ墨(タトゥーを含む)防止に御理解・御協力を!近年、入れ墨がファッション化し、青少年の入れ墨に対する関心が高まっておりますが、入れ墨は、一旦入れると容易に消すことができなかったり、消すためには多額の費用がかかるなどして、後悔するおそれがあります。また、施術の状況によっては、器具から感染症にかかり、健康を害するおそれもあります。
このため、茨城県では、「茨城県青少年の健全育成等に関する条例」により、誰に対しても青少年に入れ墨を施すこと等を禁止し、この規定の普及啓発に努めるとともに、入れ墨関連図書の有害指定を行うなど、青少年の入れ墨の防止に取り組んでいます。青少年の入れ墨の防止には、大人が青少年に入れ墨を施さないことはもちろん、青少年が自ら進んで入れ墨をしないよう社会全体で取り組むことが大切ですので、県民の皆様の御理解と御協力をお願いいたします。
「茨城県青少年の健全育成等に関する条例」の関係規定
(入れ墨等の禁止)
第36条 何人も、青少年に対し、入れ墨等を施し、若しくはこれを受けさせ、又はこれらの行為の周旋をしてはならない。
【罰則】違反した場合:50万円以下の罰金
入れ墨関連図書の有害指定についてはこちらhttp://www.pref.ibaraki.jp/bukyoku/bugai/josei/syonen/yuugai_tosyo.html(クリック)を御覧ください。
2009/10/02
彫り師宅に強盗未遂 55歳男を逮捕
男性宅に押し入り、包丁を突き付けて金を脅し取ろうとしたとして、警視庁巣鴨署は強盗未遂の現行犯で、東京都豊島区南大塚、無職、宮里清彦容疑者(55)を逮捕した。同署によると、宮里容疑者は容疑を認めており、「パチンコで5万円負けたので、金がなくなった。どこでもいいから家に押し入って金を取ろうと思った」と供述している。同署の調べによると、宮里容疑者は1日午後8時10分ごろ、自宅近くにある彫り師の男性(34)方のアパートに押し入り、台所にあった刃渡り約17センチの包丁をちらつかせて「3万円を出せ」と脅した疑いが持たれている。男性は要求に応じず、宮里容疑者を外に連れ出して110番通報。駆けつけた署員が宮里容疑者を取り押さえた。男性と、部屋にいた女性客にけがはなかった。
2009/09/11
埼玉県坂戸市と鶴ケ島市で飲食店を狙い盗みを繰り返したとして、西入間署は11日、24件の窃盗容疑で、鶴ケ島市脚折町の元指定暴力団住吉会系幹部で彫師、荻野正義被告(57)=窃盗などの罪で起訴=をさいたま地検川越支部に追送検した。荻野容疑者は起訴分を含めて27件の犯行を重ね、計約32万円を盗んでいた。西入間署によると、荻野容疑者は平成19年2月から21年6月までの間、バーやスナックのドアをバールでこじ開ける手口で売上金などを盗んでいた。荻野容疑者は「彫師の収入が少なかったのでやった。警備がゆるい個人経営店を狙った」などと供述しているという。
2009/09/09
TATTOをしている芸能人
http://ag-skin.com/daily/skinblog.cgi?mode=2&sn=1497(クリック)
2009/09/02
「入れ墨行為を合法に」医師免許とは別のタトゥー司法制定へ
中央日報/中央日報日本語版
「若い女子大生の身に大きな竜のタトゥーをするのは珍しいでしょう。今日特別なイベントにあわせ、一度試みてみました」--。
8月の最後の土曜日、多くの人々が見守る中、美しい女子大生の体にタトゥーを刻んだ「タトゥーイスト」(タトゥー師)はこう言った。8月29日、ソウル三成洞繊維センタービル2階第2展示場で開かれた第1回「タトゥーコンベンション」イベント会場には数百人の人々でにぎわった。芸能人の姿もあった。「タトゥー」と呼ばれる入れ墨行為は我が国の現行法上、医療行為に属する。したがって医師及び医療関係者ではないタトゥーイスト(タトゥー師)たちの手術行為はすべて不法だ。それで非医療関係者も資格証を取れば入れ墨ができるようにしようという動きが活発だ。タトゥーの活性化のために4月1日に発足した韓国タトゥー人協会イ・ガンウク会長は「これまで日陰で活動したタトゥーイストたちが日なたに出る時になった」とし「タトゥーはこれから組織暴力団たちによる日陰の文化ではない。20~30代はもちろん、40~50代の一般人たちまでトレンドになっている」と述べた。「衛生施設、未成年者のタトゥー行為など日なたに出して解決しなければならない問題が山積みだ」とも述べた。国会でもタトゥー司法制定が推進されている。民主党キム・チュンジン議員は「今年の9月の定期国会にタトゥー司法制定案を代表発議する」と明らかにした。キム・チュンジン議員は「すでに50万人以上と推定される韓国のタトゥー人口が事実上、各種危険に露出している」と述べ「米国では医師もタトゥー免許を別に取らなければならないなど基準があるのに、韓国では需要人口に比べ、衛生施設などの各種装置が用意されていない」とし「むしろタトゥー行為を合法化してこれによる各種問題を解決し、働き口創出などの雇用効果をあげなければならない」と述べた。2007年には大学路でタトゥーパフォーマンスを見せたあるタトゥーイストが警察に立件された事件があった。その後2年が経ったタトゥーコンベンション場では15以上のチームがタトゥーを刻んだが、彼らは何の制裁も受けなかった。
2009/09/01
18歳未満に入れ墨 容疑の彫り師2人逮捕
神奈川県警大和署は、県青少年保護育成条例(入れ墨の禁止)容疑で、彫り師でタトゥースタジオ経営の伊東紳一(49)=大和市福田=と彫り師の伊豆晃一(34)=東京都品川区西五反田=の2容疑者を逮捕した。同署によると、伊豆容疑者は容疑を否認している。同署の調べによると、2人は4月下旬、大和市の店で横浜市泉区の建設作業員の少年(16)の両手に花や梵字の入れ墨をした疑いが持たれている。伊東容疑者が身分証明書の確認を怠り、伊豆容疑者が入れ墨を入れたという。
2009/08/21
千葉銀に「1億円振り込め」恐喝未遂容疑で男再逮捕
仙台中央署は21日、千葉銀行に脅迫文を送って1億円を脅し取ろうとしたとして、恐喝未遂の疑いで、青森県三沢市岡三沢、彫師安藤修一容疑者(39)を再逮捕した。逮捕容疑は7月29日、東京都中央区の千葉銀行東京営業部に「本日より2日以内に、指定する口座に現金1億円を振り込め。振り込まない場合、行員の家族を殺す」などと書いた自筆の脅迫文を郵送し、1億円を脅し取ろうとした疑い。安藤容疑者は今月、仙台銀行に同様の脅迫文を送り、2億円を脅し取ろうとしたとして、恐喝未遂容疑で逮捕された。同署は供述に不可解な内容があるとして、刑事責任能力を慎重に調べている。
2009/08/03
仙台銀に2億円要求 恐喝未遂容疑で男2人逮捕
仙台中央署は3日までに、恐喝未遂の疑いで、栗原市志波姫南郷上戸、無職伊藤文明(51)、三沢市岡三沢4丁目、彫師安藤修一(39)の両容疑者を逮捕した。同署によると、伊藤容疑者は容疑を否認している。2人の逮捕容疑は7月21日午後1時半ごろ、共謀して仙台市青葉区一番町2丁目の仙台銀行本店に脅迫文をファクスで送り、現金2億円を脅し取ろうとした疑い。中央署によると、脅迫文は手書きで、「本日中または明日午前中までに、指定口座に現金2億円を振り込め。遅れた場合は行員の家族を殺害する」との内容が記載されていた。同行は21日、中央署に相談。22日以降、振り込みを催促する電話が数回かかってきたが、行員やその家族に被害はなかった。中央署の調べで、指定の銀行口座は伊藤容疑者の名義だったが、伊藤容疑者は「口座を貸しただけ」と話している。両容疑者は2006年ごろに知り合ったという。東京など首都圏の複数の銀行にも同様の文面の脅迫文が郵送されていることから、中央署は関連を調べている。
2009/04/17
未成年と知りながら少女に入れ墨をしたとして、神奈川県警相模原南署は16日、同県相模原市横山台2丁目、彫り師小形悦通(よしゆき)容疑者(27)を、未成年への入れ墨を禁じた同県青少年保護育成条例違反の疑いで逮捕したと発表した。
2009/03/31
愛知県警東海署は31日、中学生の腕に入れ墨を彫ったとして、県青少年保護育成条例違反の疑いで愛知県東海市名和町、彫師福田亮爾容疑者(29)を逮捕した。逮捕容疑は昨年12月、18歳未満の少年への入れ墨を禁止した同条例に違反して、自宅で中学3年の男子生徒(15)の左腕に入れ墨を彫った疑い。福田容疑者は「18歳以上だと思っていた」と容疑を否認している。東海署に「入れ墨をした中学生がいる」との情報が寄せられたため、生徒に事情を聴いたところ、福田容疑者に依頼したことが分かった。入れ墨は縦約15センチ、横約12センチの虎がほえているような図柄で、生徒は「入れ墨に興味があった」と話している。
2009/02/26
男子中学生に入れ墨を彫ったとして、愛知県警少年課と中署などは25日、愛知県青少年保護育成条例(青少年に対する入れ墨の禁止)違反の疑いで、同県七宝町川部、入れ墨彫師大久保幸士容疑者(45)を逮捕した。大久保容疑者は昨年11月と今年1月の2回にわたり同県大治町内で経営する 「TATTOOハウス我慢」店内で、客として訪れた名古屋市中村区の中学3年の少年=当時(14)=が18歳未満かもしれないと思ったのに十分な年齢確認をせず、背中や尻に鳳凰や竜の入れ墨を施したとされる。中署によると、少年は18歳に見せ掛けるため、生年を改ざんした公的証明書のコピーを大久保容疑者に提出しており、大久保容疑者は「18歳だと思った」と容疑を否認。これに対し県警は、改ざん部分が粗雑なことから「言い逃れのためにコピー提出を求めていただけ」とみている。
2009/01/07
知人男性を監禁し、ほおに「バカ」の文字の入れ墨をしたなどとして、青森地検は6日、六ケ所村倉内笹崎、無職、樋口竜馬容疑者(20)を逮捕監禁や傷害などの罪で青森地裁に起訴した。また、共謀したとされる八戸市市川町下大谷地、建設作業員、山田大輔容疑者(25)と無職の少年(19)も逮捕監禁などの罪で起訴した。いずれも起訴内容を認めているという。起訴状などによると、3人は昨年12月10日午後2時半~同5時40分ごろ、交流関係のトラブルなどから知人男性を自宅から連れ出し、樋口被告方などで監禁し、顔を殴るなどしたとされる。樋口被告はさらに、男性の左ほおを縫い針で傷付けて墨を入れ、直径数センチ大の「バカ」の文字の入れ墨をしたとされる。
2008/08/26
26日、小倉南区城野2、彫り師、黒川銀次容疑者(29)を県青少年健全育成条例違反容疑で。自宅で8月10日、行橋市の中3男子(14)が18歳未満と知りながら、左太ももにコイの入れ墨(縦33・5センチ、横26センチ)を彫った疑い。母親が彫り跡に気付き、届けた。男子は、友人が入れ墨をしたのを知り、まねをしようと自ら訪ねて1万円の料金を払ったという。(行橋署)
2008/07/16
偽装交通事故で保険金をだまし取ったとして滋賀県警組織犯罪対策課などは15日までに、詐欺の疑いで、大津市稲津の山口組系暴力団組員、松浦光明被告(39)=詐欺罪で起訴=、近江八幡市安養寺町の同組員で刺青(いれずみ)彫師の中垣薫容疑者(37)ら14人を逮捕した。
調べでは、松浦容疑者らは共謀し、平成13年3月に大津市の市道、14年9月に守山市の県道で、それぞれ追突事故を偽装。保険会社や共済組合から、休業損害補償金や慰謝料など計約1600万円をだまし取った疑い。同課は、同様の手口でほかにも数千万円の保険金を不正に受け取ったとみており、余罪を追及している。
2008/07/04
殺害17歳少女のタトゥー 素人が彫ったものだった?他殺体で見つかった宮城県在住の17歳少女にあった入れ墨のタトゥーは、「素人が彫ったもの」との見方が出ている。18歳未満への入れ墨は、条例で禁止されてもいた。若い女性のタトゥーブームで、事情をよく知らずに入れる場合もあるようだ。よほど気に入っていたらしい。岩手県内で2008年7月1日、他殺体で見つかった宮城県栗原市の無職佐藤梢さん(17)は、携帯電話のプロフィールサイトに、自らのタトゥー写真を貼り付けていた。背中の肩から腰にかけて、バラの花2輪の間をチョウが舞う。プロフの日記には、こう綴られていた。その後に彫ったのか、佐藤さんの遺体の右腕には、クモが彫られているのが見つかっている。仙台市内で「スタジオ昌芳」を経営する彫り師歴30年以上の蛭田幸雄さんは、こう言う。18歳未満に入れ墨を入れることは、宮城県では、青少年健全育成条例で禁止されている。「17歳に入れるなんてスタジオを閉鎖するようなものですから、プロは彫りません」
2008/05/30
医療行為に当たるピアスの穴開けを無資格で行ったとして、青森署は29日、医師法違反の疑いで、青森市古川2丁目にあるピアスと入れ墨の施術店を営む弘前市三和、自営業工藤富栄容疑者(37)と妻の亜希子容疑者(30)を逮捕した。ピアスの穴開け行為による同法違反での逮捕は県内初。調べによると、2人は共謀し、医師でないのに同施術店「TOMMY GUN TATTOO&BODY PIERCING(トミー・ガン・タトゥー・アンド・ボディー・ピアッシング)」内で8日、同市内の女性(34)に対し、せん孔器具を使い、耳にピアスを装着するための穴を開けるなどの医療行為をした疑い。同署員が29日午前8時ごろから、店内の捜索を行い、せん孔器具など約310点を押収。2人が容疑を認めたため、逮捕した。同署によると、富栄容疑者らは昨年2月ごろから施術店を開き、主に富栄容疑者が入れ墨、亜希子容疑者がピアスを施術していた。健康被害はこれまでないという。同署は余罪について詳しく調べる方針。
2008/05/20
17歳の少女らに酒を飲ませ、自宅でわいせつな行為をしたなどとして、佐賀市の刺青師の男が逮捕されました。 佐賀市の刺青彫り師、永木友啓容疑者(33)は今年2月、佐賀市内の自分が経営する無届けのバーで、17歳の無職の少女と18歳の飲食店従業員の少女2人に深夜、ビールなどを飲ませました。そして2人を自宅に連れ込み17歳の少女の胸を触るなどわいせつな行為をした疑いがもたれています。永木容疑者は17歳の少女に 刺青を彫ったあと、酒をおごるからと2人をバーに誘ったということで、2人に酒を飲ませたことは認めています。しかし、胸を触ったことについては「刺青を彫った 胸から血が出ていたので、タトゥーの状態を見るために触った」と容疑を否認しているということです。
2008/04/24
伏見署は22日、西京区大原野石見町の自称土建業、伊藤賢太郎容疑者(37)を 青少年健全育成条例違反(入れ墨等の禁止)容疑で逮捕した。1月23~25日、 同区の無職の少女(17)の背中にチョウなどの入れ墨(縦横約15センチ)を施した疑い。「18歳だと思っていた」と否認しているという。同署は余罪があるとみて追及する。
2008/04/23
仙台中央署は22日までに、女子高生2人に入れ墨をしたとして、宮城県青少年健全育成条例違反の疑いで、入れ墨店「タトゥースタジオ・ジャンピングスカル」(仙台市青葉区)経営・高橋正和容疑者(34)を逮捕した。調べでは、同容疑者は3月8~24日ごろにかけ同店で、18歳未満であることを知りながら女子高生2人(ともに16)の上腕部に、それぞれライオンとボタン柄の入れ墨をした疑い。同容疑者は「SHOWA」という“彫り師名”で東北では知る人ぞ知る存在。「すみません」と容疑を認めているという。女子高生は同じ高校に通っており、知り合いから同店を紹介されていた。それぞれ6万円と6万8000円を請求されたが、1万円と3万円しか支払えなかったという。
2008/04/10
18歳未満の少年の腕に入れ墨を入れたとして、和歌山県警田辺署は8日、県青少年健全育成条例違反の疑いで、御坊市島の土木作業員、 酒田勝利容疑者(36)を逮捕した。「覚えていない」と容疑を否認しているという。調べでは酒田容疑者は、昨年9月に2回にわたり、自宅で県内の 無職少年=当時(16)=が18歳未満と知りながら、右腕に長さ約30センチ、 幅5センチの鳳凰(ほうおう)の入れ墨を入れた疑い。
2008/03/19
京都府警山科署は18日、医師法違反の疑いで、京都市伏見区の無職の女(33)を書類送検した。調べでは、女は昨年8月から今年1月までの間、自宅マンションで経営していた アートメーク店で、医師免許を持たないのに伏見区の女性(41)ら客3人のまゆやまぶたに電動針を使って入れ墨をした疑い。厚生労働省はまゆやまぶたへの 入れ墨は医療行為に当たるとして、医師以外が施すことを禁止している。
2008/02/26
岡山県警少年課などは26日までに、無職の少年(15)に入れ墨をしたとして県青少年健全育成条例違反の疑いで、同県倉敷市児島小川町、指定暴力団・山口組系組員、有藤栄策(25)と岡山市海吉、会社員、本原久(26)の両容疑者を逮捕した。 調べでは、有藤容疑者らは昨年5月から9月にかけて、それぞれの自宅で少年の左肩や左胸に鬼などの入れ墨をした疑い。本原容疑者は容疑を認めているが、有藤容疑者は「15歳とは知らなかった」と供述しているという。
2008/01/31
去年11月、岐阜市の長良川で、男性の遺体が見つかった事件で、死体遺棄の疑いで逮捕された男性の知り合いの男ら合わせて8人が、31日、殺人の疑いで再逮捕されました。殺人の疑いで逮捕されたのは、死体遺棄の罪で逮捕された岐阜市御望の彫り師鈴木勲被告(45)ら8人です。警察の調べによりますと、8人は共謀して、去年11月7日夜から8日未明にかけて大分県出身で無職の津末一守さん(当時55)のアパートで津末さんに激しく暴行を加えて、瀕死の津末さんを別の場所に運んだ後、さらにナイフで胸などを数カ所刺して、失血死させた疑いが持たれています。殺された津末さんと鈴木被告の間で、鈴木被告の元妻を巡ってトラブルになったということです。警察の調べに対し、8人全員が容疑をおおむね認めています。鈴木被告は「津末さんが元妻に言い寄っていたので、痛めつけるつもりだった」と供述しているということです。
2007/11/28
携帯電話サイトで銀行口座開設などの名義人募集を呼びかけた東京都内の無職男性(20)が、暴力団員らに現金50万円を脅し取られる事件があり、警視庁池袋署は27日までに、恐喝容疑で暴力団員ら2人を逮捕した。
父親に伴われて同署に被害届を出した男性は、「初めてサイトで名義人募集をしたら、暴力団が出てきた」と“見込み違い”に小さくなっているという。 調べでは、男性は携帯電話の掲示板に「銀行口座、携帯番号の名義人募集」などと書き込んだ。不正利用が目的だったとみられる。6月24日、彫り師の小林秀樹容疑者(40)=東京都国分寺市=と指定暴力団山口組系組員、宮本崇輔容疑者(34)=渋谷区=の2人に呼び出され、「おれたちはサイトを作った人間だ。お前のやっていることは詐欺。金を払わなければ警察に突き出す」などと、現金約50万円を脅し取られた。男性は名義人募集の詳しい動機について口をつぐんでいる。振り込め詐欺などに悪用される口座や携帯電話の番号取得をたくらんだ可能性が高いが、思わぬ「落とし穴」にはまった格好となった。
2007/11/02
高校1年の女子生徒(16)に撮影させたわいせつな画像を通学先の高校に電子メールで送り付けたとして、宮城県警少年課と古川署は2日までに、児童買春・ポルノ禁止法違反容疑で大阪府寝屋川市黒原城内町の彫師、上木克也容疑者(25)を逮捕した。調べでは、上木容疑者は出会い系サイトで知り合った宮城県大崎市の女子生徒に、生徒自身のわいせつな画像を撮影させて自分の携帯電話に送らせた。この画像を女子生徒が通う同市にある高校のパソコンに電子メールで送信した疑い。 上木容疑者は容疑を認め、「女子生徒からメールの返事が来なくなったので嫌がらせのためやった」と供述。高校のパソコンをチェックする教職員が気付いて県警に届けた。
2007/10/24
山口署は23日、指定暴力団道仁会系馬場組組長で、福岡県筑紫野市紫、貸金業「アリス」の男性経営者(31)=貸金業法違反罪で起訴済み=を同容疑で再逮捕。福岡市南区、男性彫師(32)を同ほう助の疑いで逮捕した。男性彫師は「身に覚えがない」と容疑を否認している。調べでは、男性経営者は福岡県知事の登録を受けず、2005年6月30日から今年8月23日までの間、10回にわたり福岡県内の男性会社員(45)ら4人に計約65万円を貸し付けた疑い。男性彫師は返金先として男性経営者に自分名義の口座を使用させた疑い。
2007/10/18
16日、土浦市下高津2の彫師、山木真一容疑者(24)を県青少年環境整備条例違反の疑いで 逮捕。7月9日、同市富士崎の店舗で、常総市の少女(17)の背中に入れ墨を施した疑い。 入れ墨は「昇り竜」で背中全体を覆っていたが、色は入っておらず下絵の状態だったという。
2007/10/16
18歳未満の少年に入れ墨を彫ったとして県警少年対策課と呉署は15日、広島市東区中山南、入れ墨彫り師寺本茂生容疑者(22)を県青少年健全育成条例違反(入れ墨を施す行為)の疑いで逮捕した。調べでは、寺本容疑者は今年3~5月、同市中区三川町の入れ墨店で、呉市に住む当時17歳だった土木作業員の少年の左上腕から肩にかけて龍の入れ墨を彫った疑い。寺本容疑者は、容疑を認めているという。
2007/09/04
16歳の女子高校生と無職の少年に入れ墨を彫ったとして4日、世羅町に住む 57歳の男が逮捕されました。県育成条例違反の疑いで逮捕されたのは、世羅町小世良の看板業竹村勉容疑者(57)です。調べによりますと、竹村容疑者は今年6月、三原市に住むいずれも16歳の高校2年の女子生徒と無職の少年あわせて2人の背中などに18歳未満へは禁止されている入れ墨を彫った疑いが持たれています。 先月までに、窃盗や傷害などの疑いで16歳から18歳までの少年5人が逮捕された際、体に入れ墨があったことから発覚しました。 竹村容疑者は、彫り代として一人あたり数万円を受け取っていたとみられ、調べに対して「入れ墨は彫ったが18歳未満とは知らなかった」と容疑を否認しているということです。
2007/06/22
18歳未満の少年への入れ墨を禁止した県の条例に違反し、16歳の少女に入れ墨をした疑いで、建設作業員の男が逮捕された。
逮捕されたのは静岡市清水区の建設作業員二階堂亮輔容疑者22歳。二階堂容疑者は、ことし2月、自宅で、静岡市内に住む16歳の少女の肩に花柄などの入れ墨を入れた疑い。自宅からは入れ墨を入れるための道具が大量に押収された。
少女は、二階堂容疑者のところで入れ墨ができると聞いて自ら依頼したが、今は「興味本位で入れたが、後悔している」などと話しているという。
2007年6月20日
今年5月に東京・浅草で行われた「三社祭」でみこしの上に乗った事件で、警視庁生活安全特別捜査隊は20日までに、都迷惑防止条例違反の疑いで、東京都江東区千石、飲食店経営の男(41)ら3人を逮捕した。三社祭でみこしに乗り、祭りを混乱させたとして逮捕されたのは計5人。逮捕されたのはいずれもみこし同好会のメンバー。同隊の調べによると、3容疑者は5月20日の三社祭で、みこしの上によじ登って担ぎ手をあおり、祭りを混乱させた疑い。三社祭の混乱をめぐっては浅草署などが担ぎ手の男(56)を現行犯で逮捕し、今月7日には入れ墨師の男(32)も逮捕。2容疑者の供述などからほかの関係者の関与が浮上し、同隊は浅草の指定暴力団住吉会系組事務所を捜索し、同好会名簿から3容疑者の犯行を特定した。三社祭をめぐっては昨年、みこしに人が乗ったために担ぎ棒が折れ、神社側が「神霊を汚す行為」として中止も検討していたが、参加団体は「乗らない」という誓約書を提出していた。
2007/04/16
福岡県警宮若署は16日、中学生の男子生徒(14)に入れ墨をしたとして、県青少年健全育成条例違反の疑いで同県中間市上蓮花寺、パチンコ店従業員飯干紫異菜容疑者(24)と、同従業員の夫新吾容疑者(25)を逮捕した。調べでは、2人は昨年7月中旬、紫異菜容疑者が住んでいた福岡県宮若市のアパートで、知人を通して知り合った当時中学2年の男子生徒(同市)の足に円形の入れ墨をした疑い。また、紫異菜容疑者は同月上旬、同じ男子生徒の手に点状の入れ墨をした疑い。
2007/04/13
浜松市に住む17歳の知人の少年2人に入れ墨をしたとして、浜松中央署は浜松市中区山手町の無職・山田健太容疑者(22)を、県青少年環境整備条例違反容疑で逮捕した。調べによると山田容疑者は今年2月から3月にかけて、少年達の左足のすね外側に梵字と呼ばれる文字や鯉の絵を入れ墨した疑い。県条例では18歳未満の人に入れ墨をする行為を禁じている。
2007/03/06
県警組織犯罪対策課と徳島東署、徳島北署は5日、小松島市中郷町、会社員、数藤彰容疑者(60)ら3人を覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕、うち2人を再逮捕。他の逮捕者は、上板町神宅、彫り師、森本泰弘容疑者(35)と住所不定、無職、長町健司被告(32)=同罪で起訴。再逮捕されたのは、大阪市東住吉区矢田、無職、伊藤正人被告(42)=建造物侵入・窃盗罪で起訴。東大阪市中小阪、大学生、青野桂被告(24)=公務執行妨害罪などで起訴。調べによると、長町被告は06年4月、徳島市南田宮の駐車場で、同市内の男性(55)=覚せい剤、麻薬取締法違反罪で実刑判決=に対して覚せい剤及び麻薬を含有する錠剤50錠を10万円で譲り渡した。
2007/03/02
愛知県警中署は1日までに、無職少女(16)に入れ墨をしたとして、 同県青少年保護育成条例違反容疑で、彫師の男(38)=名古屋市港区=と弟子の男(26)=同=を逮捕、送検した。調べでは、彫師は、家出中だった岐阜県出身の少女を知人に紹介され
昨年5月と8月、マンションの自室で、少女が18歳未満と知りながら、右腕と背中に花と人物の模様を彫った疑い。弟子は同年5月、花の入れ墨に色を入れた疑い。少女は当時15歳だった。彫師は「覚えていない」と容疑を否認。弟子は「師匠に言われてやった」と話している。
2007/02/14
福岡県警小倉北署は14日、少年の背中に入れ墨をしたとして福岡県青少年健全育成条例違反の疑いで、北九州市小倉北区、彫師鈴木裕一容疑者(26)を逮捕した。調べでは、鈴木容疑者は昨年10月以降、同市の無職の少年(17)の背中に観音の入れ墨を彫った疑い。約2カ月にわたり計20回の作業をしてほぼ完成。鈴木容疑者は代金として約45万円を受け取ることになっていたという。
鈴木容疑者は「少年が18歳未満とは知らなかった」と容疑を否認している。 小倉北署はことし1月、少年が高校に通っていたころの後輩に焼き豚を高額で押し売りしたとして恐喝容疑で逮捕。背中の入れ墨を発見した。
2007/02/07
医師資格がないのに、瞼の一部に入れ墨をしたとして、警視庁町田署は7日までに医師法違反(無資格医業)の疑いで東京都町田市のエステ店「クーミン」の女性経営者 (50)を書類送検した。 調べでは、女性経営者は医師資格がないのに2005年ごろから06年4月の約10回、 町田市内の女性3人に、まぶた付近やまゆ毛の皮膚に針を取り付けた器具で、色素を注入するなどの医療行為をした疑い。 アイラインを強調する「アートメーク」と呼ばれる施術で、料金は上下のまぶたで3万2000円。毎月60~70万円の売り上げがあったという。 色素を注入された30代女性が「物が見えづらくなった」などとして05年10月に被害を 届け出ていた。
2007/01/25
当時17歳の少女の体に入れ墨を彫った彫師の男が福岡県の青少年健全育成条例違反で逮捕された。逮捕されたのは、福岡県朝倉市の彫師、釜堀真寿容疑者。警察で余罪を追及している。
2006/12/20
今年10月、札幌で2人が死傷する交通事故を起こしたまま、事故の現場から逃げていた男に対し、懲役3年の実刑判決が言い渡されました。判決を受けたのは、札幌市白石区の入れ墨師、佐藤広行被告35歳です。判決によりますと、佐藤被告は今年10月、札幌市手稲区で乗用車を運転し、電柱に衝突。この事故で、助手席に乗っていた29歳の男性が死亡し、後ろの座席に乗っていた当時14歳の女子中学生が大けがをしましたが、佐藤被告は事故の現場から立ち去っていました。 佐藤被告はその後、警察に出頭しましたが、札幌地裁は20日、「無免許で飲酒運転まで行い、非常に悪質である」として、懲役3年の実刑判決を言い渡しました。
2006/12/01
県警少年課は30日、ブラジル国籍で金沢市池田町、彫り師ザラメラ・ヴァルテル・ジュニオール容疑者(25)を県青少年健全育成条例違反容疑で逮捕した。調べによると、ザラメラ容疑者は昨年7月14日ごろ、自宅アパートで、金沢市内の女子高校生(当時16歳)の左上腕部に幅約1センチの輪っか状の入れ墨を彫った疑い。同条例は18歳未満に入れ墨を彫ることを禁じ、年齢確認義務を課している。ザラメラ容疑者は女子高校生が18歳と言ったことを信じ、年齢確認を怠ったという。
2006/12/01
社員に無理やり入れ墨を入れさせたとして、警視庁は11月30日までに強要容疑で健康食品販売会社社長、水野裕明容疑者(47)を逮捕した。退社を希望した社員を脅し、背中一面に不動明王を彫らせたとか。容疑を否認している水野容疑者は、都内では六本木ヒルズに住み、健康食品関連の企業グループ総帥にして社会人サッカークラブ「静岡FC」の会長という“大物”だった。そして入れ墨を入れるようスゴみ、都内の入れ墨師に依頼して11月上旬にかけて3回にわたり、男性の背中に入れ墨を彫り込ませたとされる。 入れ墨の代金は計9万円で、水野容疑者が負担したという。「背中一面の不動明王の入れ墨ですが、色は入っておらず線だけの『筋彫り』です」(高井戸署)。 「自分はやっていない」と容疑を否認している水野容疑者だが、脅迫の際は「オレはヤクザと兄弟分だ」とも脅したという。同署は男性社員を退職させないよう入れ墨を強要したもので、暴力団とつながりがあった可能性もあるとみて追及している。
2006/11/30
警視庁高井戸署は11月30日までに、退職を希望した社員を脅して無理やり入れ墨を入れさせたとして、強要容疑で健康食品販売会社「マイスキィ」社長水野裕明容疑者(47)=大阪市中央区瓦町=を逮捕した。水野容疑者は「やっていない」と容疑を否認している。同署は退職させないように強要したとみて追及している。調べでは、水野容疑者は04年6月から同年11月にかけ、退社しようとした男性(36)を「入れ墨を入れないと、おまえの長男を暴力団事務所に預ける」と脅迫。都内の入れ墨師に依頼して、3回にわたって男性の背中に入れ墨を彫り込ませた疑い。東京での居住地としていた六本木ヒルズに呼び出して脅していた。男性は背中一面に不動明王の入れ墨を彫られたが、現在は退職して別の会社に勤めている。水野容疑者は「ヤクザと兄弟分だ」とも脅しており、同課は暴力団とつながりがあった可能性もあるとみて調べている。
2006/10/01
29日、小倉北区青葉2の小池研一容疑者(32)を県青少年健全育成条例違反(入れ墨等の禁止)容疑で逮捕。 8月20日、自宅で北九州市内の無職少年(17)に入れ墨をした疑い。少年の背中には色を入れる前段階の龍と虎の筋彫りが施されており、今月4日に少年が窃盗容疑で逮捕されて発覚した。 同条例は18歳未満の少年に入れ墨する行為を禁止している。小池容疑者は「(年齢を)知らなかった」と話しているという。
2006/09/30
県警北九州暴力団対策本部(少年課、若松署)は29日、小倉北区青葉2、彫り師小池研一容疑者(32)を県青少年健全育成条例違反(入れ墨を施す行為等の禁止)容疑で逮捕した。調べによると、小池容疑者は北九州市内の無職少年(17)が18歳未満と知りながら、8月20日ごろから9月2日ごろまでの間、自宅で3回にわたり、少年の背中に竜と虎の入れ墨をした疑い。
若松署が少年を9月7日に窃盗容疑で逮捕した際、入れ墨があったため、対策本部が追及していた。
2006/09/27
福岡県警田川署は25日、営業成績が悪いホストの顔に入れ墨を入れさせたとして傷害の疑いで ホストクラブ経営・後藤博之容疑者(36)を逮捕した。「入れ墨はホストが自分の意思で入れた」と 容疑を否認しているという。後藤容疑者は福岡県田川市でホストクラブを経営。ホストとして働いていた従業員男性(24)の売り上げが少ないと言って、4月17日ごろに同県田川郡内の彫り師の所に連れて行き、顔に竜の入れ墨を入れさせた疑い。入れ墨は右目の横を額からほおまで彫られ、長さ約12センチ。竜の輪郭が黒く彫られ完全に消すのは困難な状態という。 同署によると後藤容疑者の店は、田川市で唯一のホストクラブ。在籍ホストは3、4人で、1日の店の売り上げは約3万円という。東京・歌舞伎町で1日約300万円を売り上げるというホストクラブの社長は「1日3万? あり得ない…」と絶句。 捜査関係者も「この街にホストクラブがあることを初めて知った。貢ぐほど金持ちなオバさま方もいないはずなのに」と店の存在自体に驚いている。 後藤容疑者が「縁起がいいから」と入れさせられたという竜の入れ墨だったが、翌5月になっても男性の営業成績はさっぱり。男性は短大卒の就職浪人時代から約4年勤めたホストを解雇され、同容疑者が経営する同県直方市の系列たこ焼き店に“左遷”されてしまったという。男性は「営業成績を理由に後藤容疑者から暴行、脅迫を繰り返し受けており、逆らえなかった」と話しているという。
2006/08/19
県警少年捜査課と葉山、大和両署は18日、大和市の彫り師の男(46)と女(35)の2人を県青少年保護育成条例違反(入れ墨の禁止など)の疑いで、横浜地検横須賀支部に書類送検した。調べによると、男は昨年9月から12月にかけて、自宅を訪れた同市と横須賀市の16~17歳の少年少女計3人の胸、腕などに花の模様や文字などの入れ墨を施した疑い。女は共同経営者として男の自宅で彫り師の仕事をしており、当時、3人の電話予約を受けるなどしたという。
2006/08/14
女子短大生(19)に「除霊する」と称して入れ墨を入れるなどの暴行を繰り返したとして、大阪府警少年課と門真署は、傷害の疑いで、同居していた無職少年(19)を逮捕。短大生宅には16~19歳の少女3人が同居。「売春を強要されたり、暴行されたりした」などと話しており、府警は監禁容疑も視野に余罪を追及している。 調べでは、少年は今年4月上旬から5月上旬にかけ、短大生らの足に縫い針で十字架の入れ墨を入れて、けがをさせたほか火のついたたばこを腕などに押し付けた疑い。短大生と女子大生が門真署に相談、署員が急行し少年を緊急逮捕した。
2006/07/25
名古屋市港区のコンビニエンスストアで23日、会社員の男性(22)が拉致された事件で、愛知県警港署は25日までに、同区当知3、彫り師、鷹城徹也容疑者(31)を強盗傷害容疑で逮捕した。容疑を認めているという。調べでは、鷹城容疑者は23日午前3時35分ごろ、コンビニ店内で、男性に「肩が触れた」などと言いがかりをつけ、男性を乗用車に押し込み、近くの建物に連れ込んで暴行。現金36万円の入った財布などを奪った疑い。
2006/04/18
長崎署は17日、長崎市丸山町、自称入れ墨師小宮友之容疑者(27)を県少年保護育成条例(入れ墨の禁止)違反の疑いで逮捕した。調べによると、1月初旬から2月下旬にかけて自宅で、高校2年生だった女子生徒(当時16歳)の体に、18歳未満であることを知りながら、数回にわたり文字やチョウの絵柄などの入れ墨を彫った疑い。生徒から「入れ墨をしたい」と聞いた知人が小宮容疑者を紹介したという。
2006/03/10
山口県で9日午後、37歳の父親が4歳の長男に対して入れ墨を施しけがを負わせたとして、警察はこの父親を傷害の容疑で逮捕した。傷害の容疑で逮捕されたのは、山口・平生町の土木作業員、内村輝親容疑者(37)。警察の調べによると、内村容疑者は2006年2月下旬ごろ、4歳の長男の左腕におよそ5cm程度の漢字や仮名交じりの入れ墨を施し、けがを負わせた疑いが持たれている。児童相談所から連絡を受けた警察が、内村容疑者から事情を聴いたところ、容疑を認めたという。警察は、入れ墨を施したときに使用したとみられる針や黒い墨などを押収しており、くわしい動機などについて調べを進める方針。
2006/02/07
中学生らに入れ墨を彫ったとして、愛知県警西枇杷島署などは6日、名古屋市北区安井、建設作業員牛島裕介(21)と、同県一宮市浅井町小日比野、無職並河希代恵(24)の両容疑者を、県青少年保護育成条例違反容疑で逮捕した。調べによると、牛島容疑者は先月10日、同県清須市の無職少女(16)の右手首に、ハート模様の入れ墨をした疑い。並河容疑者は昨年9月下旬、知人で一宮市の中学3年少女(15)の左腕に、十字架の入れ墨をした疑い。いずれもペンで下書きした部分に、墨汁をつけた安全ピンを刺すなどして入れ墨を彫っていた。
2005/11/16
水戸署と県警少年課は15日、水戸市渡里町、彫り師桐原忍容疑者(48)を県青少年環境整備条例違反(入れ墨の禁止)で逮捕した。調べでは桐原容疑者は、7月下旬と8月上旬の2回にわたり、自宅で市立中学3年の男子生徒(15)の左ふくらはぎにコイ、右ふくらはぎに顔の入れ墨を彫った疑い。男子が桐原容疑者の入れ墨を見て「彫って欲しい」と言ったので応じたという。
2005/11/08
稲敷署と県警少年課は7日、美浦村信太、運転手平田道雄容疑者(24)を県青少年環境整備条例違反(入れ墨等の禁止)の疑いで逮捕した。調べでは平田容疑者は、同違反容疑で1日に逮捕した阿見町曙、土木作業員及川規明容疑者(28)に、稲敷郡の中学校3年の男子生徒(14)を紹介し、同容疑者が8月下旬と9月上旬の2回、少年の左上腕に竜の入れ墨(長さ約15センチ)を彫った疑い。
2005/09/07
生後間もない二女が泣きやまないのに腹を立て、殴ったりけったりし意識不明の重体にしたとして、傷害容疑で群馬県警に逮捕された同県渋川市の入れ墨彫師井上悦長容疑者(37)が、二女の足に油性マーカーを使い、お笑い芸人の名前とその流行語「波田陽区ざんねん」と落書きしていたことが7日までに分かった。
2005/08/26
18歳未満の少女に入れ墨を彫ったとして、松山東署は25日、松山市新浜町、入れ墨彫り師・小林信二容疑者(33)を県青少年保護条例違反(入れ墨の制限)の疑いで逮捕した。調べでは、小林容疑者は今年5月中旬、松山市本町の仕事場で、市内に住む無職少女(17)の左腰に、ぼたんの花の絵柄の入れ墨を彫った疑い。入れ墨を後悔した少女が同署に相談して発覚した。
2005/07/12
18歳未満の少年の背中に入れ墨をしたとして広島中央署は11日、広島市安佐北区口田南3、彫り物師谷口勝彦容疑者(31)と、谷口容疑者に少年を紹介した同市佐伯区三宅2、塗装工井上俊吾容疑者(31)を、県青少年健全育成条例違反(入れ墨を施す行為の禁止)の疑いで逮捕した。
2005/06/08
港北署は6日、埼玉県坂戸市清水町、入れ墨彫り師大木雅也容疑者(30)を、同県青少年健全育成条例違反(みだらな行為)の疑いで逮捕した。調べによると、大木容疑者は、昨年3月下旬ごろ、携帯電話の出会い系サイトに「入れ墨を入れたければおいで」と書き込み、当時13歳だった横浜市港北区の中学3年の女子生徒(15)を自宅に誘い、女子生徒の腕に花の入れ墨を入れた後で、18歳未満であることを知りながらみだらな行為をした疑い。
2005/02/09
県警少年課と中央、西署は八日、福岡市城南区別府団地、彫り師笹原博美容疑者(26)を県青少年健全育成条例違反(入れ墨を施す行為)容疑で逮捕した。調べによると、笹原容疑者は昨年十一―十二月、同市中央区の無職少年(16)と西区の中学三年の女子生徒(15)の背中や肩に、竜や桜吹雪などの図案の入れ墨を彫った疑い。容疑を認めているという。笹原容疑者は、昨秋から自宅で彫り師として仕事を始めた。知人が少年を連れてきた際、サンプル写真などを見せ、「男なら彫ってみてはどうか」などと勧誘。女子生徒は少年の友人で、少年の入れ墨を見て「私も入れてみたい」と興味を示したという。
2005/01/19
中学2年の女子生徒に入れ墨を彫ったとして、大阪府警少年課は19日までに、同府箕面市西小路、入れ墨師二宮誠司(34)と池田市石橋、風俗店経営谷口辰也(28)の両容疑者を傷害容疑で逮捕した。いずれも容疑を認めている。調べによると、二宮容疑者は1995年7月から箕面市内の雑居ビルで入れ墨の施術所を開業。うわさを聞き付けた谷口容疑者が昨年2月ごろ、経営する店で働いていた女子生徒=当時(14)=に入れ墨願望があると知り、その少女に「Hをさせてくれたら入れ墨の費用2万円を出してやろう」と持ち掛けて承諾を得て、二宮容疑者の店で左胸に約10センチ四方の蛇の入れ墨を彫ったという。生徒は別の風俗店で働いていた際、府警に補導され、その時の調べから事件が発覚した。
2004/11/12
宮城県警佐沼署は11日までに、傷害容疑で同県北部の町立中学3年の男子生徒(14)を逮捕した。調べでは、男子生徒は9月下旬ごろ、自宅で同じ町立中学の2年生の後輩の腕に金属の針で傷をつけ、フェルトペンで2センチ程度の「入れ墨」を入れ、軽いけがをさせた疑い。調べに対し「いたずらのつもりだった」などと話している
という。同課などは、加害者の男子生徒が校内で器物損壊や盗みを繰り返していたとして、窃盗などの疑いで追送検し、同容疑で同じ中学3年の男子生徒2人を書類送検した。
2004/08/14
高校生に入れ墨を彫ったとして、小樽署は十三日、小樽市新光二、自動車修理業 工藤裕司容疑者(39)を道青少年保護育成条例違反(入れ墨の禁止)の疑いで再逮捕した。工藤容疑者は昨年十二月中旬、小樽市内の高校一年の男子生徒(16)の右肩に縦二十五センチ、横三十センチのボタンの花の入れ墨を彫った疑い。男子生徒は当時、いじめを受けており、市内の祭り会場で知り合った工藤容疑者に「入れ墨を入れると、強く見える」などと勧められ、彫ってもらった。工藤容疑者は元暴力団員で彫り師の手伝いをしていた。 ところが、生徒はいじめが解消されなかったことなどから、工藤容疑者とのつき合いをやめた。これに腹を立てた工藤容疑者は八月三日、刃渡り約六十センチの模造刀を持って、 男子生徒の自宅に押しかけたが、生徒の父親に押し返され、その帰り道に交番に立ち寄り、 銃刀法違反の現行犯で逮捕された。 工藤容疑者は当時、酒に酔っており、交番で警察官に生徒への愚痴をこぼしていたというが、「なぜ交番に行ったのか、自分でも分からない」と話しているという。
2002/09/06
不良少年グループの中学生ら少年3人に入れ墨を彫ったとして、神奈川県警少年課などは5日までに、横浜市南区新川町の彫師佐藤英城容疑者(46)を県青少年保護育成条例違反(入れ墨の禁止)などの疑いで逮捕した。佐藤容疑者は1月から5月にかけ、暴力団幹部から「入れ墨しないか」と持ち掛けられた厚木市内の不良少年グループリーダーの中学2年の男子生徒(14)の左胸や肩、上腕部に竜の落し子の入れ墨をした。高校2年の男子生徒ら他の少年2人にも火牡丹お竜と垂版堕(たれぱんだ)の入れ墨をした疑い。
2002/04/11
福岡県警前原署などは10日までに、暴走族少年に入れ墨を入れたとして、県青少年健全育成条例違反(いれずみを施す行為の禁止)の疑いで、福岡市西区周船寺の自称彫師見習い江藤要容疑者(29)を逮捕、同容疑者宅から「電動入れ墨マシン」(約10万円相当)などを押収した。
調べでは江藤容疑者は一昨年7月中に、同県前原市内の自宅で当時16歳だった少年のふくらはぎに炎(長さ約30センチ)背中に菊(十数センチ四方)の入れ墨を施した疑い。同署に逮捕された暴走族少年らの話から、江藤容疑者が浮上した。少年らは「貫録をつけたかったが、恥ずかしくて銭湯にも行けない」などと、今では反省している。
2001/12/28
「額に虎と蛇の入れ墨」であえなく御用。この顔じゃ逃げ切れるわけがない-。埼玉県警久喜署は27日、窃盗容疑で指名手配していた住所不詳、入れ墨彫り師、玉城健容疑者(51)を潜伏先のさいたま市内のマンションで逮捕した。埼玉県の窃盗事件の現場で警官がトラックにひかれて死亡した事故にからみ、そのトラックを奪って逃げた男が指名手配されました。男は額に虎の刺青をしています。この事故は、20日未明、埼玉県白岡町の県道で盗んだバイクを車に積み込もうとしていた男2人を警官が目撃し、身柄を確保しようともみ合っているうちに、通りがかったトラックに警官がひかれ死亡したものです。容疑者の1人はその場で逮捕されましたが、玉城健容疑者(51)は、警官をひいたトラックを奪って逃走したため、埼玉県警は22日、窃盗容疑で指名手配しました。玉城容疑者は、通称「デコ虎」と呼ばれ、額に虎、頭に蛇の刺青があります。身長165センチぐらい、中肉で左手の小指が欠けているということです。
2001/11/08
【 法令等データベース 第2編 医政 第1章 医政 医師法より抜粋 】
医師免許を有しない者による脱毛行為等の取扱いについて
【制定年月日:平成13年11月8日】 【種別・番号:医政医発第105号】
≪各都道府県衛生主管部(局)長あて厚生労働省医政局医事課長通知≫
最近、医師免許を有しない者が行った脱毛行為等が原因となって身体に被害を受けたという事例が報告されており、保健衛生上看過し得ない状況となっている。
これらの行為については、「医師法上の疑義について」(平成12年7月13日付け医事第68号厚生省健康政策局医事課長通知)において、医師法の適用に関する見解を示しているところであるが、国民への危害発生を未然に防止するべく、下記のとおり、再度徹底することとしたので、御了知の上、管内の市町村並びに関係機関及び関係団体等にその周知を図られるようお願いする。
記
第1 脱毛行為等に対する医師法の適用
以下に示す行為は、医師が行うのでなければ保健衛生上危害の生ずるおそれのある行為であり、医師免許を有しない者が業として行えば医師法第17条に違反すること。
(1)用いる機器が医療用であるか否かを問わず、レーザー光線又はその他の強力なエネルギーを有する光線を毛根部分に照射し、毛乳頭、皮脂腺開口部等を破壊する行為
(2)針先に色素を付けながら、皮膚の表面に墨等の色素を入れる行為
(3)酸等の化学薬品を皮膚に塗布して、しわ、しみ等に対して表皮剥離を行う行為
第2 違反行為に対する指導等
違反行為に関する情報に接した際には、実態を調査した上、行為の速やかな停止を勧告するなど必要な指導を行うほか、指導を行っても改善がみられないなど、悪質な場合においては、刑事訴訟法第239条の規定に基づく告発を念頭に置きつつ、警察と適切な連携を図られたいこと。
通達とは、行政法学にいう行政立法中の行政規則として位置づけられ、上級行政機関(厚生労働省)が下級行政機関(地方自治体)に対し、法令の解釈、運用・取扱基準や行政執行の方針等の行政機関内部における指針であり、国民の権利・義務を直接に規定あるいは制限するものではないので、上級行政庁が行政監督権限に基づき発することができ、法律の根拠を要しない。今回の【医政医発第105号】は【医師法】の解釈を内容とするので、当該法令の行政解釈を示すものとして位置付けられ、国家行政組織法において、各省大臣、各委員会及び各庁の長官は、その機関の所掌事務について命令又は示達するため、所管の諸機関及び職員に対し、訓令又は通達を発する事が出来るとされている(同法第14条第2項)しかし、通達はあくまでも行政機関内部における指揮監督関係に基づき、下級機関に対する命令としての効果を持ちうるに過ぎないため、そこで示される法令の解釈は司法の判断を拘束しない。
2000/12/08
入れ墨を彫る際の痛み止めなどとして17歳の少女に覚せい剤を注 射したとして、警視庁少年育成課などは8日までに、覚せい剤取締 法違反の疑いで、川崎市幸区河原町、入れ墨彫師兼創価学会員鳥井貴之容疑者(29)を逮捕した。少女は「ファッションとして入れ
墨を入れようと思った」と話しており、同容疑者は覚せい剤で意識 がもうろうとした少女にみだらな行為をしていた。
1991/05/15
暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律
(平成三年五月十五日法律第七十七号)
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/H03/H03HO077.html#100000000000400000000
1000000000000000000000000000000000000000000000000000000000より1部抜粋
第四章 加入の強要の規制その他の規制等
第一節 加入の強要の規制等(第十六条―第二十八条)
(少年に対する入れ墨の強要等の禁止)
第二十四条 指定暴力団員は、少年に対して入れ墨を施し、少年に対して入れ墨を受けることを強要し、若しくは勧誘し、又は資金の提供、施術のあっせんその他の行為により少年が入れ墨を受けることを補助してはならない。
(少年に対する入れ墨の強要の要求等の禁止)
第二十五条 指定暴力団員は、他の指定暴力団員に対して前条の規定に違反する行為をすることを要求し、依頼し、若しくは唆し、又は他の指定暴力団員が同条の規定に違反する行為をすることを助けてはならない。
(少年に対する入れ墨の強要等に対する措置)
第二十六条 公安委員会は、指定暴力団員が第二十四条の規定に違反する行為をしており、かつ、当該行為に係る少年が困惑していると認め、又は当該行為が当該少年の保護者の意思に反していると認める場合には、当該指定暴力団員に対し、当該行為を中止することを命じ、又は当該行為が中止されることを確保するために必要な事項を命ずることができる。
2 公安委員会は、指定暴力団員が第二十四条の規定に違反する行為をした場合において、当該指定暴力団員が更に反復して同条の規定に違反する行為をするおそれがあると認めるときは、当該指定暴力団員に対し、一年を超えない範囲内で期間を定めて、少年に対して入れ墨を施すこと、少年に対して入れ墨を受けることを強要し、若しくは勧誘すること又は資金の提供、施術のあっせんその他の行為により少年が入れ墨を受けることを補助することを防止するために必要な事項を命ずることができる。
第二十七条 公安委員会は、指定暴力団員が第二十五条の規定に違反する行為をした場合において、当該指定暴力団員が更に反復して同条の規定に違反する行為をするおそれがあると認めるときは、当該指定暴力団員に対し、一年を超えない範囲内で期間を定めて、他の指定暴力団員に対して第二十四条の規定に違反する行為をすることを要求し、依頼し、若しくは唆すこと又は他の指定暴力団員が同条の規定に違反する行為をすることを助けることを防止するために必要な事項を命ずることができる。
第八章 罰則
第四十七条 次の各号のいずれかに該当する者は、三年以下の懲役若しくは二百五十万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。
一 ~ 九 省略
十 第二十六条の規定による命令に違反した者
十一 第二十七条の規定による命令に違反した者
十二 ~ 十七 省略
1990/03/09
医師法違反被告事件、東京地方裁判所 平成2年3月9日判決(判例時報1370号159頁)
http://www.ribiyou6pou.com/kiji/4-5.html(クリック)
http://www.ribiyou6pou.com/kiji/4-6.html(クリック)より1部抜粋
日本国憲法第19条が定める「思想・良心の自由」に基づいて東京地方裁判所の裁判官は、政府の不作為に因る弥縫策に基づいて発した弁護人の「類似行為といえる入れ墨は社会的に容認ないし黙認されている。」という主張を、「アートメイクと、古来から行われてきている入れ墨を彫る行為とは、針で人の皮膚に色素を注入するという行為の面だけをみれば大差ないものと認められるので、入れ墨もまたアートメイクと同様、医行為に該当するものと一応は認めています。しかし、入れ墨は歴史、習俗にもとずいて身体の装飾など多くの動機、目的からなされてきている。」という理由で退けました。
1962/10/06
茨城県青少年のための環境整備条例
昭和37年10月06日茨城県条例第60号
http://www.pref.ibaraki.jp/bukyoku/soumu/somu/reiki_int/reiki_honbun/ao40005291.html(クリック)より1部抜粋
(入れ墨等の禁止)
第21条の2 何人も,青少年に対し,入れ墨等を施し,若しくはこれを受けさせ,又はこれらの行為の周旋をしてはならない。(平4条例71・追加)
(罰則)
第27条の3 次の各号のいずれかに該当する者は,50万円以下の罰金に処する。
(1) 第14条の2第2項の規定に違反した者
(2) 第19条第1項の規定に違反した者
(3) 第21条の2の規定に違反した者
以上、刺青(入れ墨・TATTOO)に関連する記事(ニュース)・その他を抜粋しました。
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